放送内容

Vol.113思い出の味〜鹿児島〜

初回放送日 Eテレ 2018年6月10日

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風S介さん
エッセイ
からだに良い食事

47年前、ベニシアさんが最初に降り立った日本の地、鹿児島を訪ねる春の旅。当時、ベニシアさんが魅了されたのは、日本の美しい景色とおいしい食事だったという。まず訪れたのは、オーガニックの黒ごま油を作る工場。薬剤を使わず、昔ながらの製法で時間をかけて、丁寧に作られている黒ごま油を味わう。幕末、早くから諸外国の文明文化を取り入れることに熱心だった薩摩藩主、島津斉彬の時代に始まったというガラス工芸、薩摩切子の工場を訪れる。いったん途絶えていた薩摩切子の伝統だが、30年ほど前に復活した。職人が2色のガラスを使いながら、美しい文様を作りこんでいく様に感動する。
日本で初めて味わった、鹿児島の味噌汁の味が忘れられないというベニシアさん。出汁となるかつお節を求め、かつお節生産量日本一の枕崎へ。一つ一つの丁寧な作業に加え、かつお節を熟成させる過程でクラシック音楽を聴かせるなど、独特の手法を試しながら、かつお節の最高級品を作っている職人一家と出会う。一家と食卓を囲み、地元で親しまれてきたかつお節料理に舌鼓を打つ。

  • 風S介さん

    鹿児島県枕崎市のかつお節工場の4代目。若い頃は「人に喜ばれるモノを作りたい」という気持ちから、アニメーション作家を志していた。しかしお世話になっていたアルバイト先に実家で作ったかつお節を贈ったところ、大変喜ばれたことをキッカケに、「かつお節でも人々を喜ばせることができる」と、家業を継ぐことを決意。修業を重ね、2016年には全国の品評会で最高位とされる農林水産大臣賞を受賞。かつお節の熟成期間にクラシック音楽を聴かせるなど、おいしいかつお節作りの研究・開発はもちろん、様々な話題作りに取り組み続けている。

  • からだに良い食事

    若いころ
    『食べる物が人をつくる』
    という格言を聞きました

    その言葉が心に深く残りました

    そしてからだに良い食事が
    大切だと考えるように
    なったのです

    日本に来て 伝統的な和食が 
    世界でもっとも
    健康的な食事だと気づきました

    私たちは農家の人々の仕事に
    感謝しなくてはなりません

    彼らは野菜や果物など
    私たちに必要で
    生活を支えるものを作ってくれているのですから

    健康は富にまさるもの
    健全な精神は健康な肉体に宿るのですから

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