放送内容

2017冬〜京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし〜

初回放送日 Eテレ 2017年2月5日(日)午後3時00分〜3時50分

豊かな自然に囲まれた京都・大原で手作り暮らしを楽しむ、イギリス貴族出身のベニシア・スタンリー・スミスさん。この地に移り住んで20年目を迎えた冬の暮らしぶりを紹介する。日ごとに寒くなるこの季節も、ベニシアさんは外に出て庭仕事にいそしむ。春に向けてチューリップの球根を鉢に植え、咲き終えたマジョラムの手入れをする。
冬のある日、800年にわたって和歌の伝統を守り継いでいる京都の冷泉家を訪ねる。現存する唯一の公家屋敷を案内してもらい、和歌の心の一端に触れるとともに、平安貴族が興じた遊び、貝合わせにも挑戦する。
後半は、長年ベニシアさんの庭作りに関わってきた友人が暮らす滋賀県大津市に出かける。友人一家はベニシアさんの影響で古民家に住み始めたというが、家をリフォームし、快適な古民家生活を楽しんでいる。さらに友人の紹介で、若い鍛冶職人たちの工房も訪ねアート感覚あふれる作品に出会う。

  • 球根の色分け

    ベニシアさん、春に備え、冬は裏庭で鉢にチューリップの球根を植える。花の色を区別するために、球根の上に、チューリップと同じ色のビオラを植える。

  • 冷泉家を訪ねる

    京都の中心で、平安以来800年に渡って和歌の伝統を守り継いできた歌の家、冷泉家を訪ねる。公家屋敷として現存する唯一の遺構を見学。平安貴族が興じた遊び、貝合わせも体験する。

  • 新年のパーティー

    自宅にに近所の友人を集めて新年会。手づくりのみそや高野豆腐を使ったオリジナル料理をふるまう。大原の仲間たちに囲まれ、今年も手づくりの暮らしが始まる。

  • 椿野さんの家へ

    ベニシアさんと共に庭を育ててきた造園家の椿野さん。滋賀県にある椿野さんの自宅を久しぶりに訪ねる。古民家の雰囲気を残しつつ、リフォームされた家の美しさに感嘆し、数年ぶりに椿野さんの子どもたちとも再会する。

  • 鍛冶アーティストの工房へ

    滋賀県の山あいにある、椿野さんの友人の鍛冶職人たちの工房を訪ねる。ベニシアさん、実際に鍛冶仕事を見学し、鉄で庭に設置する扉を作ってもらう。

  • 大原に雪降る

    一面雪景色の大原。この日、椿野さんと鍛冶職人の森さん夫妻が、ベニシアさんの庭に鉄の扉を届けに来てくれた。雪の布団をかぶった庭で、お気に入りの鉄の扉が良いアクセントに。

Venetia’s Friends
  • 冷泉貴実子さん

    京都市生まれ。 冷泉家24代当主の故・冷泉為任氏の長女で、25代当主冷泉為人氏夫人。公益財団法人冷泉家時雨亭文庫常務理事。藤原俊成、定家の流れをくむ冷泉家の文化継承に力を注ぎ、冷泉家の和歌や年中行事に関する講演を多く手がけている。

  • 森泰之さん

    滋賀県を拠点に、妻の森南さん(作家名は倉内南)、山内鈴花さんと工房をシェアしながら、鉄、ガラスを用いた作品の制作活動を行っている“鍛冶屋”であり、アーティストである。年に一度のペースで、京都で展覧会を開いている。

Venetia’s Essay
  • 大原の冬

    毎年、冬が近くなると小鳥が庭にやってきて
    ぴょんぴょん飛び跳ねながら虫をついばみます

    大原にも冬がきて、一日ごとに日が短くなっていきます
    夕方近く、秋の最後の枯葉が灰色の空から舞い落ちてきます

    きょうは庭にきらきらと雪が降ってきました

    暖かな暖炉の灯りに心がなごみ
    お気に入りのことわざを思い出し、笑みがこぼれます

    「待てば海路の日和あり」

  • 受け継がれるもの

    大昔から世界中の人々が
    新年を祝ってきました

    私たちはきれいな家で新年を迎えようと
    家中の大掃除をします

    昔から引き継がれた古いものを見ると
    ご先祖様を思い出し 笑顔になります

    ご先祖様が私たちのために残してくれたものを
    ずっと大切にしましょう

  • 冬の寒い日 燃え盛る火のそばに座り
    鍛冶職人が熱い鉄の棒を打つ様子を眺めました

    何千年も前の人たちがどうやって
    鉄を加工する技術を見いだしたのでしょうか

    きっと大喜びしたことでしょう

    日本では今も美しい鉄瓶で
    お湯を沸かしてお茶をいれる人がいます

    鉄は体にもいいのです

Venetia's Herb Note
  • マジョラム

    初めてマジョラムと出会ったのはジャージー島に住んでいた子供の頃

    夏休みに家族でブルターニュまで船旅をすることがありました

    海が荒れると、乳母のディンディンがハンカチにマジョラムのオイルを垂らしてくれました

    マジョラムの香りを吸うと船酔いや吐き気 頭痛がやわらぐと言われているからです

    このオイルでマッサージをすると関節のこりや筋肉の引きつりが軽減され
    血流もよくなって身体を柔らかく若く保てるように思います

Venetia’s Resipe
  • 高野豆腐のフリット

    【材料】
    高野豆腐 2枚
    パセリ 適量
    塩コショウ 少々
    片栗粉 適量
    オリーブオイル 適量

    【作り方】
    1. 高野豆腐は水で戻して切り 塩コショウで下味をつける 2. パセリを刻み 卵白と片栗粉を混ぜたものに加える 3. 高野豆腐に片栗粉をまぶし 2. にくぐらせて 180℃で揚げる

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