これまでの放送

Vol.85 和紙の里へ〜福井県〜

  • 10月20日(日) 午後6時00分〜6時29分
  • 10月22日(火) 午前10時25分〜10時54分

初回放送日 BSプレミアム 2012年9月14日

仲間たち
牧野友美さん
エッセイ
おだやかな心

ベニシアさん、友人の和紙アーティスト、キム・ミョンヒさんに会うため福井県を訪れる。12年ぶりの再会に喜び、和紙の作品に込めた平和や自然に対する想いに共感する。古くから和紙作りが盛んな福井県には、油団(ゆとん)という、夏の暑い日に涼をとるために使われてきた和紙の敷物がある。その油団を作る職人、牧野友美さんの工房を訪れる。油団の上に座り、寝転がることで、涼しさを体感し、先人の知恵に感動する。

  • 牧野友美さん

    昭和25年生まれ。福井県出身。
    昭和48年から会計事務所に勤務した後、昭和51年1月に工房を継ぐ。表具師の傍ら、油団の作り方を学ぶ。工房は3代にわたって油団を作っている。弟子は2人いて、今ではほとんど作られなくなった油団の伝統を受け継いでいる。

  • おだやかな心

    空にはふんわりと雲が浮かび
    小さな入江では
    きらめく砂浜に青い波が優しく打ち寄せ

    まるで天国のような午後の時間でした

    赤く染まった空に夕暮れがせまり
    ヒグラシの鳴き声が辺りに響き渡ります

    私の心にも
    穏やかな気持ちが広がります

    長年の人生で気がついたのは

    空の星のひとつひとつ
    地球上のひとりひとりに
    美しさが宿っているということです

    それは時間を越えたシンプルなもの
    平和の種は
    常にみんなの内面にあるのです

    心の奥底の平和を感じれたら
    曇った表情も
    晴れやかになり
    誰もが輝き始めるでしょう

    「地球上のみならず、すべての人に
    いつか平和が実現することを私は願う」
    プレム・ラワット