番組紹介

京都・大原。山里の美しい四季の移ろいの中で、ゆったり営まれる手づくりの暮らしを詩的映像で綴る、ちょっとおしゃれなエコ・ライフスタイル番組。

写真:梶山 正

主人公はハーブ研究家のベニシア・スタンリー・スミスさん。京都大原の築100年にもなる古民家でおよそ200種類のハーブを育て、手作り暮らしをするベニシアさんを1年間にわたって追い、ハーブを活用した生活からさまざまなヒントをお伝えします。
そんなベニシアさんを支えているのが地元大原の仲間たちです。日本古来の植物の使い方を教えてくれるお年寄りや、新しくここに移り住みスローライフを実践する魅力あふれる若者たち。大原の人々と共に学びながら、ベニシアさんのハーブレシピは日本の気 候風土に適ったものへと進化、充実してきました。番組で紹介される「エッセイ」や「ガーデニング日記」「仲間たち」のコーナーから、ベニシアさんの思いが伝わってきます。
決して広くはない古い家と庭。簡単に、けれども丁寧に作るハーブ製品の数々。そして、新・旧、和・洋のセンス広い組み合わせ。誰もが身近に実践できて、環境にも優しい・・・。自然豊かな京都大原で営まれる爽やかなベニシアさんの暮らしぶりを、美しい映像でゆったりとお楽しみください。

【ベニシアさんからのお願い】
ここのところ突然に私の大原の庭を見にいらっしゃる方がおられます。
こちらは家族のプライベートな場所でありますので、当方で行うイベントの日以外は、申し訳ございませんがどなたにもご覧いただいておりません。ご理解の程よろしくお願いいたします。

ベニシア・スタンリー・スミス(Venetia Stanley-Smith)

ベニシア・スタンリー・スミス(Venetia Stanley-Smith)

ベニシア・スタンリー・スミスさんは1950年、貴族の館で知られるイギリス・ケドルストンに生まれました。19歳のころから貴族社会に疑問を持ちイギリスを離れてインドを旅するようになり、71年に来日しました。そして不思議な巡り会わせで、京都大原の古民家に暮らすようになったのです。
78年から京都で英会話学校をはじめ、現在の「ベニシア・インターナショナル」を設立。96年、夫である梶山正さん(山岳写真家)と末っ子の悠仁くんとともに大原に移住してハーブガーデンを作り始め、手作りの暮しを実践してきました。上の三人の子どもは既に独立し、孫も二人います。
四季折々にハーブを育て、衣食住のあらゆるシーンに活用。料理やお茶などの食用はもちろん、シャンプーや化粧品、ワックス、洗剤、防虫剤など、ハーブを活用する日用生活品のアイデアは100以上にも及びます。ハーブやガーデニングに関する記事を雑誌や新聞に執筆し注目を浴びています。

タイトルの由来

葉の形が似ていることから古くは「蛙手(かえるて)」と呼ばれていた「カエデ」。身近な動物の姿を連想し、植物にまるであだ名のような名前を与えた例は世界各地に見られます。たとえば「猫じゃらし」の愛称で親しまれるイネ科の植物「エノコログサ」。この和名も、花穂が子犬のしっぽに似ていることから「いぬころ草」と呼ばれたのが起源です。同じ植物が英語では「フォックステール」すなわち「キツネのしっぽ」と呼ばれています。また英名を「キャットテール」という植物もありますが、猫じゃらしを赤くしたような花穂はとてもやわらかく、まさに「猫のしっぽ」のようです。
数限りなく見つかる愛らしい名前。それは昔の人たちが、植物と寄り添って暮らしていた証。ベニシアさんが花の名前の由来や形から来た呼び名に深い関心を抱いているのも、同じように植物との絆を大切に思っているからなのです。
身の回りの植物を慈しむだけでなく、食用にしたり、薬にしたり、染料にしたり‥‥植物を暮らしに活かし、ともに生きることを楽しむ。それは、まさにベニシアさんの生き方。まず親しみの気持ちを込めて、植物に呼びかけてほしい‥‥そんな願いが、番組名となりました。

ナレーション

山崎 樹範(ヤマザキ シゲノリ)

山崎 樹範(ヤマザキ シゲノリ)

出身地:東京都
生年月日:1974年2月26日
身長:165cm
特技:卓球

1995年に劇団カムカムミニキーナのオーディションに合格し、劇団員として舞台デビューを果たす。
その後、テレビドラマや映画を中心に活躍中。バラエティー番組でも力の抜けた独特な存在感が人気を集めている。

音楽

川上 ミネ

川上 ミネ

ピアニスト、作曲家。ドイツ・ミュンヘン国立音楽大学ピアノ科卒業。スペイン・マドリッド王立音楽院ピアノ科卒業。1999年〜2000年キューバ国立音楽大学講師。
現在は京都とコルドバ(スペイン)に拠点をおきながら日本・スペイン・ヨーロッパ・中南米・南太平洋などの国々で演奏活動を行っている。
また、様々な国のミュージシャンとの共演による、国境をこえた民族交流音楽活動の指揮・プロデュース・ワークショップを行っている。
愛・地球博のオフィシャルマスコット「モリゾーとキッコロ」のテーマソング及びアニメの音楽製作・監督。