2020年01月17日 (金)

矢板中央高校の"赤い壁"

全国高校サッカー選手権
矢板中央高校が2年ぶりのベスト4です⚽✨

決して前評判が高くなく
“谷間の世代”と呼ばれたことしのチーム。

その評判を覆して大躍進を遂げた彼らに
胸を打たれた方も多いのではないでしょうか。

矢板中央高校の戦い、
準々決勝・準決勝を取材してきました。

10番・久永武蔵(ひさなが・むさし)選手のご家族と✨
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まずは準々決勝、
相手は三重県代表 四日市中央工業高校

200114-2.jpg矢板中央のベンチには、たくさんの千羽鶴が。
監督やチームスタッフの方々が、ひとつひとつ丁寧に飾り付けていました。

矢板中央に敗れた学校から託されたため、
どんどん増えてきたんだそうです。

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たくさんの人の想いを背負った矢板中央の戦いは
2年生 多田圭佑(ただ・けいすけ)選手 
2得点をあげて見事勝利

試合後、監督の目には涙が浮かんでいて、
厳しい戦いを勝ち上がってきたんだな、
と改めて感じました。

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この試合の会場は駒沢陸上競技場でした!

1964年の東京五輪時に整備されたこの場所で
オリンピックイヤーのことし最初の取材ができたのは
なんだか運命的で光栄なことだなと思いました。


つづいて準決勝!!

会場は日本代表戦も行われる“埼玉スタジアム”です★
ものすごく声援が響き渡る会場です。

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相手はキングカズこと三浦知良さんを輩出した
名門・静岡学園高校です。


会場の電光掲示板に表示された矢板中央イレブン

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試合にはこの日も多くの方が県内外から応援に駆け付けました。
写真右側、赤く染まっているのが矢板中央応援団です。

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堅い守備から【赤い壁】と呼ばれた矢板中央高校。
この試合も、いくら攻め込まれても、
何度も何度もキャプテン・長江選手を中心に
チーム全員でゴールを守り抜きました。

極めてきた守備の1プレー1プレーに
会場からはどよめきが何度も起こっていました。

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試合終了間際に相手にPKを許して敗れてしまったものの、
自分たちのサッカースタイルである“堅守速攻”を崩さず、
最後まで堅い守りからチャンスを狙った矢板中央高校。

圧倒的な攻撃力で攻め続けた、静岡学園。

両チームの戦いに、
会場は彼らを称える温かい拍手で包まれました。

200114-5.jpg今大会は静岡学園の優勝で幕を閉じました。

最終結果としてですが、
日本一のチームを最少得点で抑えたのは矢板中央でした。

そんなチームはフェアプレー賞に選ばれ、
優秀選手賞には2人が選ばれました✨

DF4 長江皓亮(ながえ・こうすけ)選手 / 3年
GK12 藤井陽登(ふじい・はると)選手 / 1年

!!!おめでとうございます!!!

 


 スポーツは、自分の夢だけではなく、誰かの夢を叶えることがあります。

今回そんなお話を聞かせてくださったのが
3年生 矢野息吹やの・いぶき)選手のお母さま です。

その夢とは、「息子に全国大会に連れて行ってもらう」というもの。

約束通り、矢野選手はお母さまを全国の舞台に連れてきました。
そしてベスト4という素晴らしい成績を残しました。

「夢を叶えてもらったんです」

そう目を潤ませながら話してくださったお母さまの言葉に
親子で目指してきた長年の夢が叶った喜びの大きさを感じました。


この冬、日本一の守備で
多くの人を魅了し感動するプレーを見せてくれた
矢板中央高校のみなさん。

本当にお疲れさまでした。


そして最後に。
この冬、矢板中央高校の戦いを取材し続け、
インタビュアーなどでも大活躍された
とちぎテレビの高橋映(たかはし・あき)アナウンサーと♡
IMG_1077.jpgこれからも栃木県のスポーツを
一緒に盛り上げていきたいです★☆

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