あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑

no.231 家電販売員

インタビュー
インタビュー
「僕からテレビ買いませんか」 モノが売れない時代。
次々と新製品が発売され、値下げ競争が過熱する中、客のニーズに答え、商品を売り込むのが店頭に立つ家電販売員たちです。
水戸市にある家電量販店に勤める大貫隼人さん(おおぬき・はやと)さん(23)は昨年入社したばかりの販売員。サッカーで培った体力と気力が買われ、1年目から“花形”テレビ売り場に抜擢された。一人でも多く客を呼び込むため、接客だけでなく、売り場コーナーの演出や販売価格の見極めなど、様々な仕事を任されている。
「指名NO.1の販売員になりたい。」先輩たちの支えの中、夢をかなえるため奮闘する若者の毎日に密着します。

好みや予算に応じて、ピッタリのテレビ、おススメします。“家電ソムリエ”私にお任せ下さい!

■家電販売員とは? ■家電販売員になるには?■ 収入・待遇は? ■ 仕事の味

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◇家電販売員とは?  大型テレビ、パソコン、携帯電話、デジカメ・・・、新商品の開発と値下げ競争の激しい家電業界で、店頭に立って、商品の魅力を伝え、売り込むのが家電販売員。接客だけでなく、商品陳列や在庫管理、販売価格の設定にも関わります。
 商品知識はもちろんのこと、お客さんの要望を見極め、気持ちよく買ってもらう演出力も求められる仕事です。

 販売員にとって一番大切なことは、「またこの人から買いたい」と思ってくれるリピーターのお客さんを増やすこと。心から満足できる買い物をしてもらい、どんな小さな相談にも丁寧に応じていくことでお客さんの信用を勝ち取らなければならないのです。 ◇全国の状況・今の状況  モノが売れない不況の中にあっても好調を維持するのが家電業界。地デジやエコポイントが追い風となり、薄型テレビに関しては毎月の販売台数が前年比およそ1.5倍の伸び率を記録しています。(2009年度調べ)
 電器店は、個人経営が多いいわゆる「街の電器屋さん」とチェーン展開している家電量販店に大きく分かれます。全国展開する大手家電量販店は、およそ10社ほど。業績の浮き沈みが激しく、企業の倒産や買収が繰り返されています。競争に勝ち残るため、ポイント制度を導入したり、現金値引きを強調するなどして、各社しのぎを削っています。 ◇どんな人が向いているの?  接客業なので、明るい性格で人と話すのが好きなことに越したことはないですが、そうでなくても、お客さんの話にじっくり耳を傾け、要望を引き出せることが大切です。会社によっては売上目標やノルマがあるので、努力と向上心は必要です。

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■家電販売員になるには? ■家電販売員とは?■ 収入・待遇は?■ 仕事の味

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◇どうすれば家電販売員に?  家電販売員になるために特別な資格や能力は必要ありません。
 家電量販店の場合、入社試験を受けて社員になる他、アルバイトで認められて社員になるケースもあります。商品知識や接客の方法は職場で学びます。 ◇ステップアップの道すじ  家電量販店の販売員の場合、入社後、まず売り場に配属されることがほとんど。そこで「販売員」として基本的な仕事の流れを覚えます。
 本人の希望や適性にもよりますが、ある程度経験を積み、実績を上げると、各売り場のリーダーになり、その後は副店長、店長とステップアップしていくのが基本的です。

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■ 収入・待遇は? ■家電販売員とは?■家電販売員になるには?■ 仕事の味

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◇収入のめやす  大貫さんの勤める会社の場合、新入社員の初任給は20万円です。販売実績はボーナスに反映されます。 ◇家電販売員のある一日

◆ 大貫さんの一日(早番の場合)
ある一日

◇生活サイクルと休日  大貫さんの会社の場合、勤務はシフト制。
 曜日や時間帯など、お客さんの混み具合に対応して、「早番」「遅番」だけでなく、途中に一度退社して再び出社するという「中抜け」など、数百パターンの勤務体系があります。早番の時は、売り場の掃除や在庫確認などの開店準備作業があります。

 休みは週休2日。販売員同士、お互いにスケジュールを調整しながら、設定しています。

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■ 仕事の味 ■家電販売員とは?■家電販売員になるには?■ 収入・待遇は?

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◇おいしさ  家電は高額な商品。長年愛着を持って使ってもらえるもの。それだけに、販売に関わる責任は大きく、やりがいが感じられます。そして、いろいろなお客さんが訪れるので、つながりを深めて信頼関係を結ぶことができます。
 また、売り上げを伸ばせば、その分評価されるというのも販売員の魅力です。 ◇苦さ  売り場にいる間は常に立ちっぱなし。次第に慣れるといいますが、どんなに疲れていてもその様子をお客さんに見せてはいけません。
 また、お客さんも心優しい人たちばかりではないので、無理なことを押し付けられることもあります。そんな時でも、ムッとせず、笑顔で丁寧に対応することが大切です。

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NHK日本放送協会