あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑

no.31 ランドスケープアーキテクト

インタビュー
インタビュー
「緑の空間をデザインします」 ランドスケープアーキテクト(ランドスケープ=景観、アーキテクト=設計者)は、
植物など自然の素材を使って、緑のある空間をデザインする新しい職業です。

公園や広場、遊歩道などを、まちづくりや芸術、自然環境などの幅広い視点から、計画・設計します。
今回の主人公は、宮崎市の建設コンサルタント会社で働く工藤登紀子さん(28歳)。
仕事に就いて7年目、これまで街の小さな公園から、延長43キロに渡る海岸線の植栽計画まで、さまざまな空間のデザインを手がけてきました。
いま工藤さんが取り組むのが、霧島屋久国立公園のえびの高原にあるキャンプ場の整備です。
国立公園の貴重な自然を保護しながら、人々に使いやすいレクリエーションの場を作るという、難しい課題に挑んでいます。行政の担当者と意見をぶつけ合いながら、よりよい空間の創出を目指すランドスケープアーキテクトの仕事を追います。
■ ランドスケープアーキテクトになるには

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◇緑の空間をデザインする仕事  人と自然の関わりを考えて空間をデザインし、よりよい景観を作り出すことが仕事です。
 公園や学校、広場、史跡地、ゴルフ場、街路など、緑のある空間を設計します。
 これまで日本では、造園家が同じような役割を担ってきました。
 しかし環境意識の高まりとともに景観を前面に打ち出して、設計をしたいという人たちがランドスケープアーキテクトを名乗るようになってきています。
◇ランドスケープアーキテクトになりたい!  特別な資格は必要ありません。
 造園学や土木工学、環境デザイン、生物資源学などを大学で学んでから、この仕事に就くケースが多いようです。
 高校にも造園や環境デザインを学べる学校があります。
 造園施工管理技士(1級・2級)や技術士(都市及び地方計画部門)などの国家資格を持っていると仕事に有利です。
◇広がる活躍の場  自治体の都市整備や公園管理の部署、建設コンサルタント会社、設計事務所、造園会社、建設会社の造園部門など、年々活躍の場が広がってきています。

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