あしたをつかめ 平成若者仕事図鑑

no.19 看護師

インタビュー
インタビュー
「患者の気持で“チーム医療”を支えたい」 ‘女子高校生のなりたい仕事’第2位の「看護師」。
病院での闘病生活を、患者の一番近くで支える“白衣の天使”とも言われる看護師ですが、24時間体制での勤務、命と向き合う現場など、肉体的にも精神的にも厳しい仕事です。
近年、医療現場では、一人の患者を、医師、薬剤師、栄養士、作業療法士など様々な医療関係者でケアをする「チーム医療」が一般化しています。その中で、患者の立場に寄り添い、患者の状態や気持ちをチーム全体に適切に伝える‘パイプ’としての役割がまずます重要になってきています。そのため、より専門的な知識が必要とされています。
主人公は看護師になって4年目の米多由佳里さん(25)。患者の立場に立ち、患者のことを理解することを何よりも心がけています。高度化していく医療現場で働く米多さんを追うことで看護師の仕事を見つめます。
■ 看護師になるには

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◇看護師の仕事内容  看護師の仕事は実に様々。検温や血圧測定、注射、点滴などの治療の補助から、食事や浴室の介助、病室の消毒、ベッドシーツの交換など身の周りの世話、心のケアまでこなします。24時間を通して患者を看護するため、勤務は交代制です。(日勤:8:30〜17:15 / 準夜勤:16:15〜25:00 / 深夜勤:0:30〜翌日9:15)
 近年、医療現場では、一人の患者を、医師、薬剤師、栄養士、作業療法士、など様々な医療関係者でケアをする「チーム医療」が一般化しています。その中で、患者の立場に寄り添い、患者の状態や気持ちをチーム全体に適切に伝える‘パイプ’としての役割がまずます重要になってきています。そのためには、より専門的な知識が必要とされています。
◇活躍の場所  看護師が活躍する場所は、高齢化社会の進展と共に、老人保健施設、保健所、訪問看護ステーションなど、病院以外にも広がってきています。
◇看護師になるには  看護師になるには高校を卒業後、大学や短期大学、専門学校で3年以上学び、国家試験に合格することが必要です。
 初任給はおよそ25万円です。
◇准看護師について  専門の学校で2年以上学び、都道府県が実施する試験に合格してなる「准看護師」という資格もあります。この資格は、「看護師の指示を受けて業務を行うこと」とされており、就職先や給料など看護師とは区別されています。ただし、仕事の内容は基本的に同じです。
 現在、准看護師が看護師になるための教育制度の充実が課題となっています。教育を受けて看護師になる道も開かれています。
◇より専門的な看護師として  近年、医療技術の進歩、高齢化社会の到来によって、看護師にはより専門的な知識や経験が求められるようになりました。通算5年以上の実務経験があり、その内通算3年以上特定の看護分野で高度な知識を身につけた「認定看護師」や「専門看護師」という制度ができ、資格を目指す人も増えています。

●認定看護師
救急看護や糖尿病看護、ホスピスケアなどの特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識が認められた看護師のこと
日本看護協会など特定の教育機関で6ヶ月以上の教育が必要
●専門看護師
がん看護や老人看護、小児看護などの複雑で解決困難な看護問題を持つ患者に対して、水準の高い看護ケアを効率よく提供するために、特定の分野で知識と技術を深めた看護師のこと
看護系大学大学院修士課程の単位が必要


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