2010年 2月6日 土曜 午後10時00分〜10時43分

2月4日、横綱・朝青龍が引退届けを日本相撲協会に提出し、自ら土俵を去った。酒に酔って知人に乱暴をしたとされる問題で「横綱の品格を損なった」と批判され、横綱審議委員会に引退勧告を突きつけられるなかでの、突然の引退だった。
優勝回数は史上3位の25回。横綱として7場所連続優勝など、圧倒的な強さで人気を博した朝青龍。しかし、一方で長年にわたり横綱としての「品格」を問われ続けていた。ガッツポーズや相手力士を踏みつけることで強さを誇示したり、ケガで休場を申し出たにも関わらずモンゴルに戻りサッカーに興じたりするなど、その態度は批判を浴びてきた。
相撲界ではここ数年不祥事が相次ぎ、一般社会と常識がかけ離れているのではないか、という不信感が広がっている。朝青龍はどのような思いで引退を決断したのか。姿勢を問われた相撲協会内部では、どのような議論が繰り広げられたのか。そして、朝青龍が相撲界に残した功罪は何なのか。映像ドキュメントと証言をもとに追跡する。

