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2010年 1月16日 土曜 午後10時00分〜10時43分

見過ごされた15年 ~復興曲線が語る新事実~

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6434人が犠牲となった阪神・淡路大震災。来年1月17日、被災地はあの日から15年という節目の年を迎える。壊滅的な打撃を受けた街が急速に再生した姿を称し、“驚異の復興”とも呼ばれる被災地。しかし今、その評価を見直し、被災者自身が感じる復興、「復興感」から、復興の実像をきちんと検証しようという機運が高まっている。

去年、大阪大学(渥美研究室・宮本匠氏)は、この復興感を視覚化する新たな手法「復興曲線」による調査を考案した。調査では、被災者一人ひとりの復興感を、地震発生からの時間経過を横軸にし、曲線で書き記してもらう。また曲線の屈折点には、ターニングポイントとなった出来事や要因を記述してもらう。曲線の形からは、心の状態がどの時点で改善し、復興がどこまで進んだかが分かり、屈折点に書き込まれた言葉からは、生活再建に影響を与える要因が具体的に浮かび上がる。

NHKでは、今回、日本災害復興学会と共に、復興曲線による調査を阪神・淡路大震災の被災地で実施。「遺族が癒しを得られる時期はいつか」「何が生活再建のきっかけになるのか」など、被災者が生活を再建していくために欠かせない、様々な知見を発見していく。

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