写真:1830年ごろフランスで作られた香水瓶 (海の見える杜美術館 所蔵) 昔から女性の心をとらえてきた身近な芸術品、それが香水瓶です。 「香水瓶とは香りの住む家である(ピエール・ディナン)」。有名な香水瓶デザイナーの言葉が示すとおり、香りの住まいである香水瓶には、女性の心をつかむための知恵とアイデアが注ぎ込まれてきました。 |
写真:「カーネーション」ルネ・ラリック作 (湘南江の島香水瓶美術館 所蔵) 今回の美の壺は、18世紀から現代までの香水瓶の名品を堪能しつつ、鑑賞の壺をご紹介していきます。 |
壱のツボ 香りと美を封じ込める栓
写真:口ばしを合わせる鳩・1755年ごろイギリス製磁器 (海の見える杜美術館 所蔵) 18世紀の王侯貴族の間で人気のあった磁器の香水瓶。つがいの鳩と小鳩たち。小鳩が栓になっているところに作り手の工夫がみえる瓶です。 |
写真:佐藤透さん (コアグラス作家) |
写真:佐藤さんの作品 |
写真:海の見える杜美術館 (広島県廿日市市) |
写真:1820年ごろフランスで作られた香水瓶 (海の見える杜美術館 所蔵) |
写真:19世紀半ば、ボヘミアで作られた香水瓶 (高砂香料工業 所蔵) |
写真:1860年ごろボヘミアの香水瓶
(高砂香料工業 所蔵) |
弐のツボ 香りをアピールする彫刻
写真:「花の中心で」・1912年 ラリック作 (湘南江の島香水瓶美術館所蔵) |
写真:湘南江の島香水瓶美術館(神奈川県)
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写真:湘南江の島香水瓶美術館オーナー・遠藤賢朗さん |
写真:「ナルキス」・ラリック作 (湘南江の島香水瓶美術館 所蔵) |
写真:「シガリア・セミ」・1924年 ラリック作 (湘南江の島香水瓶美術館 所蔵) |
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写真:箱根ラリック美術館(神奈川県)
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写真:「彼女たちの魂」と「りんごの花」ラリック作 (箱根ラリック美術館 所蔵) |
写真:「りんごの花」1919年 ラリック作 (箱根ラリック美術館 所蔵) |
参のツボ 言葉と香りが響きあう場所
写真:平田幸子さん |
写真:天田徹さん |
写真:「ジュルヴィアン」
ラリック作 (箱根ラリック美術館 所蔵) |
写真:ジュルヴィアンを含む5連作 (箱根ラリック美術館 所蔵) |
すてきな年上女性がいつも付けていて印象に残った香り。その香を閉じ込めた「香水瓶」をやっとの思いで探し当てたときは、「ようやく再会できた!」と大喜びしたのを覚えています。香りの特徴は、みずみずしく優しい感じ。瓶はガラスで出来ていて、薄い水色で釣鐘型。中央には髪の長い女性が手を広げた姿がありました。香りと瓶のイメージが一致していたので、香水瓶も大変気に入りました。おこづかいの中からそのミニチュアを買い求め、数滴ずつ大切に使いました。
使い終わったあの瓶。自宅のどこかにあるはずなんですが見つからず、香水の名も思いだせず・・・。また香水売り場で再会の喜びを求めに行ってきます!
楽曲名 | アーティスト名 |
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As Time Goes By | The Movie Bug Orchestra |
Ow | Dizzy Gillespie & The Double Six Of Paris |
Just Friends | Charlie Parker |
Wheat Land | Acane Matsumoto |
Me,My Friend | Naoko Terai |
Fly To The Moon | Julie London |
Strange Meadow Lark | Dave Brubeck |
Senor Mouse | Turtle Island String Quartet |
Angelica | Branford Marsalis |
Lazy Angel | Naoko Terai |
Party Poop | Henry Mancini |
Round About Midnight | Miles Davis |
Naima | Turtle Island String Quartet |
Everything Happens To Me | Chet Barker |
Cherokee | Wynton Kelly |