2022年02月01日 (火)"椋本の大ムク"里帰り【太田磨理】
津市芸濃町椋本には「椋本の大ムク」と呼ばれる
大きなムクの木があります。
国の天然記念物に指定されていて
”椋本”という地名の由来になったといわれる木です。
高さは約18メートル!そして樹齢は1500年以上!!
地域のシンボルとして愛されています。
この大ムクを後世に残していこうと、
先月、岡山県で育てられた後継樹の苗木が
椋本神社の境内に植えられました。
苗木は1メートル30センチくらいまで
育っていました。
椋本神社の駒田良介宮司は
「この苗木が、この土地の人とともに
未来永劫(えいごう)続いていくことを
願っています」と話してくれました。
また、苗木を育てた森林総合研究所林木育種センター
関西育種場の添谷稔場長は「苗木を里帰りさせられて
ホッとした」と、笑顔を見せていました。
(右から駒田宮司、添谷場長、
関西育種場の堀口和真さんと山本あゆみさん)
(ちなみに右奥は大重カメラマンです。)
いつかはこの苗木が2代目大ムクとして立派に育ち
地域のシンボルとして皆さんに親しまれるように
なってほしいですね。
投稿者:太田磨理 | 投稿時間:12:44