2022年02月01日 (火)"椋本の大ムク"里帰り【太田磨理】

津市芸濃町椋本には「椋本の大ムク」と呼ばれる

大きなムクの木があります。

IMG_3040.jpg

国の天然記念物に指定されていて

”椋本”という地名の由来になったといわれる木です。

高さは約18メートル!そして樹齢は1500年以上!!

地域のシンボルとして愛されています。

この大ムクを後世に残していこうと、

先月、岡山県で育てられた後継樹の苗木が

椋本神社の境内に植えられました。

IMG_3036.jpg

苗木は1メートル30センチくらいまで

育っていました。

椋本神社の駒田良介宮司は

「この苗木が、この土地の人とともに

未来永劫(えいごう)続いていくことを

願っています」と話してくれました。

また、苗木を育てた森林総合研究所林木育種センター

関西育種場の添谷稔場長は「苗木を里帰りさせられて

ホッとした」と、笑顔を見せていました。

IMG_3038.jpg

(右から駒田宮司、添谷場長、

    関西育種場の堀口和真さんと山本あゆみさん)

(ちなみに右奥は大重カメラマンです。)

いつかはこの苗木が2代目大ムクとして立派に育ち

地域のシンボルとして皆さんに親しまれるように

なってほしいですね。

投稿者:太田磨理 | 投稿時間:12:44


ページの一番上へ▲

カテゴリー

番組

RSS