2018年12月26日 (水)輝け!四中工サッカー部!
こんにちは! キャスターの足立明里です。
あっという間に年末・・・もうすぐ2018年が終わるだなんて信じられません!
でも、ことしは三重県で働き始めて素敵な出会いがたくさんありました♪
取材を通してお会いした方には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
そして、2019年も元気一杯パワフルに頑張りますので、よろしくお願い致します(^○^)!
さて、25日のまるっとみえで放送した「四日市中央工業高校サッカー部」!
みなさんご存知のとおり、サッカーの名門校ですよね。
指揮をとるのは、これまで30人ものJリーガーを輩出した樋口士郎監督。
(部員のみなさんは士郎さんと呼んでいました!!)
監督は、温厚で謙虚な方です。
「五十肩で体のあちこちが痛いんです~」と笑っておっしゃっていましたが、
練習では選手よりも大きな声を出し、練習メニューやプレーを真剣に見ているのが印象的でした!
そんな監督、まもなく始まる「全国高校サッカー選手権」を最後に退任することが決まっています。
実は、この選手権への出場がきまったとき、監督は嬉しくて泣いてしまいました。
あの瞬間のことを伺ってみると・・・
「監督人生の中で一番嬉しかった。恥ずかしいですけど、涙が出たのは初めてです」
とおっしゃっていました。
というのも、ここ2年間、選手権への出場から遠ざかっていたのです。
四日市中央工業が3年連続で選手権に行けなかったことはこれまでに無いそうで
ことしは何がなんでも全国へ行かなければという強い「プレッシャー」が
監督にも選手にもあったそうです。
それが大事な場面で今一歩力が及ばない原因にもなっていました。
そこで監督は、試行錯誤の日々を送った末、「10か条」を作り、精神面の強化をはかります。
「ピッチの中で下を向かない!」「後ろ向きな言葉を発しない」など、
サッカーに対する前向きな姿勢を徹底しました。
さらにその後の夏休み。例年は砂丘に行って走りこみをしていましたが、
ことしはそれをやめ、関東の強豪校との練習試合を組みました。
結果を残すことで自信をつけさせようという狙いがありましたが、
10か条を胸にのぞんだ全国屈指の強豪を相手に3勝1敗の結果を残しました!!
選手も、この関東遠征がきっかけとなり、自信をつけ始めたそうです。
そして、三重県大会で見事優勝! 全国大会への切符を手にしました。
監督と選手が一丸となって自分たちの課題を追究し、
「名門校復活」という目標に一歩近づいた四日市中央工業サッカー部!
3年生にとっては最初で最後となる全国の舞台ですが、
自分たちのためだけでなく、監督のために戦いたいと話していました。
「士郎さんを喜ばせたい」「士郎さんと一緒に優勝したい」と特別な思いがあるそうです。
四日市中央工業の初戦は12月31日・対戦相手は秋田商業高校です!
全国の舞台で輝きますように!!!!
投稿者:足立明里 | 投稿時間:16:30