2020年3月

【みえDE川柳】 お題:水(みず)

天 キミといて噴水の音だけになる/加藤当白さん

吉崎先生 青春の一ページを切り取ったようなロマンチックな句。この句は、君と一緒にいて嬉(うれ)しいとか楽しいとかは一言(ひとこと)も述べていない。ただ「噴水の音だけが聞こえている」と言っているだけで、情景をありのままに叙述しているに過ぎない。どう感じ取()るかは読者に任せるというスタンスである。噴水がある場所だから公園のようなところだろうか? ただ噴水の前で佇(たたず)んでいるだけの二人。さっきまで周囲の喧噪(けんそう)は聞こえていたけど、いまは何も聞こえない。静寂の中で噴水の音だけが聞こえている。二人にはもう会話も必要ない。二人の世界があるだけなのである。

 

地 ホース出るまでは役目を知らぬ水/福村まことさん

吉崎先生  これも擬人化の川柳だが、課題である「水」そのものを擬人化している。ホースを扱っているのは人間で、人間は最初から目的があって放水しているが、ホースの中を通過して世に出る「水」は、直前まで自分の役目が分からない。ホースを抜けて対象物にぶつかって初めて己の役目を知る。車に当たって初めて役目は「洗車」だったと知る。草木に当たって「水遣(や)り」、夏の暑い地面に当たって「打ち水業務」、炎に当たって初めて消火作業だったなどと自覚するのだ。発見の中にもユーモアがあって、楽しい川柳になった。

 

人 スポンジになった気分で水を飲む/えみさん

吉崎先生 「スポンジになった気分」が意表を突(つ)いた。動物や植物などの生き物であればともかく、「スポンジ」の擬人化。スポンジに気分なんてあるのかと、思わずクレームを付けたくなる。突っ込みを入れたくなる川柳は佳句が多いとも言える。もちろん、「ナンセンス!」の一言で片づけられる句も多いが、この句は間違いなく佳句である。
 では具体的に「スポンジになった気分」とはどんな気分を言うのか? だが、正直そんなことはどうでもいいのだ。「スポンジになった気分」、これだけで充分(じゅうぶん)佳句に値する。

 

<入選>

このように世渡りせよと水すまし/ほのぼのさん

気持ちよくダム溜め込んだ水を吐く/ホッと射てさん

かみさまがうっかり降らす天気雨/大澤 葵さん

二杯目はお断りする美味い水/マリリン凡老さん

ハネムーン以来陽の目を見ぬ水着/西井茜雲さん

満月を丸ごと飲んだ水たまり/デコやんさん

名水の井戸が長寿の母にさせ/金子鋭一さん

沸点を知らずにずっと水のまま/橙葉(とうよう)さん

蛇口からぽとりと落ちる宇宙観/彦翁さん

詩心を枯らさぬように水を遣る/水たまりさん

 

吉崎先生 吉崎柳歩先生

 人類だけでなく、生きとし生けるものは「水」なくしては存在できません。その「水」がテーマですから、取り組みやすいのか、これまで最多の528句が集まりました。それでも入選句数は変わらず13句だけなので、極めて厳選になりました。
 「水に流す」「水を差す」などの慣用句、「水たまり」「汚染水」などの熟語を読み込んだ句が多くありました。それらを使ったら駄目というわけではありませんが、入選するためには、やはり独自の視点が必要です。惜しいところで競り負けた句に心が痛みます。

投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:18:50 | 過去の入選作 |   | 固定リンク


【旬食!みえ】 なばなのからしあえ&白あえ

料理監修:三重調理専門学校

なばなのからしあえ&白あえ

<材料4人分> 【からしあえ】

なばな    1束
しょうゆ   大さじ1
練りからし  小さじ1
油揚げ    1枚
しいたけ   2枚
にんじん   1/4本
水      1カップ
顆粒だしの素(和風)  小さじ2
砂糖     小さじ1
しょうゆ   小さじ1
みりん    小さじ1

 

<作り方> 【からしあえ】

①なばなを塩を入れたお湯でゆでる
②冷水で冷やす
③3センチ程度の長さに切る
④油揚げを熱湯で油抜きする
⑤油揚げ・しいたけ・にんじんを小口切りにする
⑥鍋に水とだしの素、砂糖、⑤を煮る
⑦人参が柔らかくなったら醤油とみりんで味付けする。
⑧煮汁が少なくなってきたら火を止め、よく冷まして味をしみ込ませる
⑨からしにしょうゆを少しずつ入れながらダマにならないように混ぜる
⑩⑨に、汁気を切った⑧を混ぜ合わせたら完成

 

<材料4人分> 【白あえ】

なばな     1束 
こんにゃく   1/4枚
木綿豆腐    1/2丁
クリームチーズ 50グラム
砂糖      大さじ2
レモン汁    小さじ1
しょうゆ    小さじ1
オリーブオイル 大さじ2
塩       小さじ1/2
くるみ(ローストしたもの) 30グラム
黒こしょう   少々

 

<作り方> 【白あえ】

①塩を入れたお湯でなばなをゆで、冷水にとって冷やす
②3センチ程度の長さに切る
③こんにゃくは小口切りにして塩をもみこみ、サッとゆでておく
④クリームチーズと水切りした豆腐と裏ごしする
⑤④に砂糖・レモン汁・しょうゆ・オリーブオイル・塩を加えて混ぜる
⑥⑤に、なばなとこんにゃく、砕いたくるみを合わせる
⑦黒こしょうをふりかけたら完成

投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:12:00 | 旬食みえ レシピ集 |   | 固定リンク


おさんぽ!みえ 「四季菜 西部店」

こんにちは~!

3月11日(水)の「おさんぽ!みえ」では、

菰野町にある農産物直売所

「四季菜 西部店」をご紹介しました!

 

去年、売り場面積が

2.5倍に広がった店内には、

主に四日市市や菰野町でとれた

旬の農産物をはじめ、

菰野町で育った豚・

菰錦豚(こもきんとん)や、

農家手作りの加工品などが並んでいます!

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その中で見つけたのが「KOMONO蜜」。

4年前、県の優れた産品

「みえセレクション」に認定されました。

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みつばちの巣箱は、

菰野町の雑木林の中にありました。

養蜂家の渡邉雅洋さんによると

菰野町には、春になると

“おいしそうな蜜が出ている”と感じる木が

たくさんあるそうです。

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渡邉さんは、ミツバチが数種類の花から

集めてきた蜜を採取。

蜜蓋(みつぶた)を削り、

遠心分離機にかけて、

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3層の金網で丁寧にこして固まりを

取り除きます。

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加熱処理はせず、

自然のままの味や栄養を保つことを

大切にしているそうです(^^)

豊かな自然の中で育まれた、

濃厚だけど後味はすっきりとして

おいしい「KOMONO蜜」。

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生産者の誇りとあたたかみが伝わる品に

出会えました♪

投稿者:髙木理加 | 投稿時間:18:26 | 髙木理加 |   | 固定リンク


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