2018年10月23日 (火)「高嶺(たかね)(高値?)の花」


西尾麻菜

先日、『とれたて!』で北栄町のユリをご紹介しました。
前回の日記でも少し触れましたが、
北栄町では特産のスイカの後作としてユリを栽培しているんです。
なぜスイカ畑でユリ?と思いますが、
スイカを栽培している「ハウス」や「水やりの装置」、
それに「土」もユリの栽培でそのまま使えるため、有効活用できるんです。
と言っても、本来、ユリのシーズンは夏。
十分な日照がなければ成長しないため、
秋から冬にかけての栽培は難しいと言われているんです。

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しかし!
スイカの後作として栽培している北栄町では、
一般的なユリより出荷時期を遅らせるための“ある秘策”がありました。
それがこちら。

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電気の光で照らす“電照栽培”です。
こうすることで、夏と同じだけの日照時間を確保することができるんです。
農家さんの知恵と工夫ですよね。
そして、北栄町のユリは、

時期をずらすだけではありません。
太くまっすぐ伸びた茎にするため、
畑に網を張り、ユリ1本がひとつの網目に入るようにして
茎が曲がらないよう育てているんです。
そうした努力もあり、「北栄町のユリはとてもきれいだ」と市場での評価が高く、
高値で取り引きされているそうです。
そのユリがこちら。

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ふだんはつぼみのまま出荷するため、咲いた姿を見ることはできないのですが、
特別に咲いたものを見せていただきました。
シンテッポウユリという品種で、花びらが肉厚で上を向いて咲くのが特徴です。
本当にきれいですよね。
北栄町では来年1月末まで収穫されるということです。

投稿者:西尾麻菜 | 投稿時間:19:15

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