2018年10月05日 (金)妖怪をたずねて@徳島県三好市
こんにちは。
アナウンサーの増村です。
私は先日、取材でこんな場所に行ってきました。
徳島県三好市にある道の駅大歩危の中にある「妖怪屋敷」です。
徳島県西部にある三好市は、
急峻な山々が連なり、さらにはその間を急流で知られる吉野川がながれているという
美しくも厳しい自然が広がっている場所です。
この地域では、
子どもたちが勝手に危険な場所に行かないように、
危険な場所には「妖怪」がいると教えて、近づかせないようにしていました。
いわば、生活の知恵として妖怪伝説が受け継がれてきました。
地域に伝わる妖怪についての文献や人形が展示してあるこの妖怪屋敷。
なかには、こんな展示も。
妖怪と一緒に写真を撮影できるスポットもあります。
一緒に写っているのは、河童のような姿をした妖怪「エンコ」です。
三好市には、吉野川の急流が流れていて、子どもが近づくと危ないところがあります。
エンコは、川の淵に近づく人の足を滑らせて水の中に引き込んだといわれています。
また、徳島県三好市では、毎年11月に、
20体以上の妖怪の着ぐるみが登場してパレードをする「妖怪まつり」など
様々な取り組みが行われています。
このような妖怪を全面に押し出した町おこしについて、
きょう(10月5日)の「四国だ!ゴーゴー」(R1)の中でご紹介します。
http://www.nhk.or.jp/matsuyama/gogo/
放送は、午後5時5分からです!
ぜひお聞きください。