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ふつうってなんだろう?

「ふつうってなんだろう?」は、
2分のアニメシリーズ。

周りの人と感じ方が違う、人とうまくコミュニケーションを取れない、感情をコントロールするのが難しい…。そんな「どうにもならないふつう」を抱える人たちが、苦しみの先に見出した希望を、自らの声で語ります。
アニメを手掛けるのは、新進気鋭の作家たち。各回異なる、個性豊かな作風も見どころです。

動画リスト

#1 「花緑のふつう」

落語家の柳家花緑(かろく)さん、47歳。花緑さんは、子どものころから、文字を読むのが大の苦手。通信簿は、いつも1か2ばっかり。そんな花緑さんの人生を変えたのは、落語との出会い。落語は、師匠から口伝えに教えられるので、文字を読むのが苦手な花緑さんには好都合だったのだ。人気落語家となった花緑さんが伝えたいメッセージとは…?

  • アニメ制作 姫田真武
  • アニメーション作家。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。オリジナル作品「ようこそぼくです」で、歌とアニメーションを制作。アニメーションと自らを融合したパフォーマンスを行う。

#2 「ユウのふつう」

18歳のユウさん。予想外のことが起きるとパニックを起こして、しばらく動けなくなってしまう。見かけではボーッとしているようにしか見えないので、「無視するな!」「どうして普通にできないの!」と叱られ続け、うつと睡眠障害になってしまった。そんなユウさんの夢は、障害のある人たちの役に立つ服飾デザイナーになることだ。

  • アニメ制作 水江未来
  • アニメーション作家、イラストレーター。多摩美術大学大学院デザイン専攻修了。「細胞」や「幾何学図形」をモチーフにした短編アニメーションを多数制作。現在は初の長編アニメーションを制作中。

#3 「サトシのふつう」

27歳のサトシさんは、子どものころから人と話すのが大の苦手。表情から相手の気持ちを読み取ることができないため、一方的に自分だけが話してしまい困らせてしまう。現在、自分と同じような症状に悩む子どもたちをサポートする仕事をしているサトシさん。「自分らしく生きる」ことの大切さを伝えている。

  • 企画協力  株式会社LITALICO
    アニメ制作 岡﨑恵理
  • 多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒。卒業制作「FEED」が国内外の映画祭で数々の賞を受賞。現在は、株式会社カーフに所属し、アニメーター・イラストレーターとしてCM等を手がける。

#4 「フミヤのふつう」

20歳のフミヤさんは、物の感じ方が人と違うことで苦しんできた。たとえば、外を歩いていると、車やバイク、女子高生、サラリーマン、手に持っているタバコなど、あらゆる情報が飛び込んできて疲れ切ってしまう。周囲との差をいつも感じてきたフミヤさんに大きなきっかけをくれたのは、ある先生との出会いだった。フミヤさんが、今、伝えたいこととは?

  • アニメ制作 今津良樹
  • アニメーション作家。東京藝術大学大学院映像研究科修了。修了制作「モフモフィクション」が話題に。サザンオールスターズのMV「闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて」などを制作。

#5 「ナオキのふつう」

15歳の中学生ナオキくんは、何の前触れもなく、話が聞こえなくなることがある。注意して聞いているはずなのに、情報が入ってこないのだ。わかったふりをしてもうまくいかず、次第に人から遠ざかるようになっていった。そんな自分を変えようと、あえて全寮制の中学校に通うことを決めたナオキくん。彼に表れはじめた変化とは?

  • アニメ制作 冠木佐和子
  • アニメーター、イラストレーター。多摩美術大学グラフィックデザイン科及び大学院卒業。等身大の「ヒト」の営みをリアルに描写するクリエイター。海外の映画祭で受賞多数。

#6 「ユウセイのふつう」

9歳のユウセイくんはみんなと野球をするのが大好き。しかし彼は自分の怒りをコントロールするのが苦手で、納得できないことがあると大暴れしてしまう。ある日の野球教室で仲間のミスを見た時にも暴れ出した。チームメートからこわがられてしまい一緒に練習できなくなってしまった。そんなユウセイくんは、2年前からお母さんといっしょに、自分の中にひそむ「おこりんぼう」と向き合う修行を始めて・・・。

  • アニメ制作 ミスミヨシコ
  • アニメーション、絵本の作家。「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」「王さまものがたり」などのアニメーションや、絵本、イラスト等で活躍中。海外の映画祭でも多数受賞、上映されている。

#7 「ユウスケのふつう」

16歳のユウスケくんは手で文字を書くことが苦手。
頭で思い浮かべた文字を手で書こうとすると人の3倍以上時間がかかってしまう。しかしパソコンを使えば“ふつうに”文字を書くことができる。そこで高校受験の時、試験や入学後の授業でパソコンを使いたいと説明するも簡単には受け入れてもらえなかった。そんなユウスケくんが同じような悩みを抱えている人たちに伝えたいこととは?

  • 企画協力  一般社団法人 読み書き配慮
    アニメ制作 中内友紀恵
  • 北海道出身、東京都在住。幾何形体をベースとした単純化されたシルエットの作画を得意とし、キャラクターデザイナー・アニメーター・イラストレーターとして活動する。

#8 「タカミのふつう」

29歳のタカミさんはステージで歌を歌う活動をしている。
幼い頃は、とにかく楽しいと思ったことはいつでもどこでもマネをして遊んでいたが、ある時、学校で友だちに注意されたことがきっかけで大好きだったマネを封印した。
やがて音楽と出会い、ステージで歌を歌い始めるようになったタカミさん。大好きな歌という表現を追求するなかで、大嫌いだったマネも「武器」になると思えるようになっていって・・・

  • アニメ制作 大桃洋祐
  • 1985年生まれ。東京藝術大学デザイン科卒。同大学院修了。フリーランスのアニメーション作家として「みんなのうた」「おかあさんといっしょ」などのテレビ番組や「マルコメ×タニタ食堂」などのCMにて監督・制作を務める。