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60歳からの青春 ―精神科病院40年をへて―

2018年08月26日

望んだわけではないのに40年間も精神科病院に入院した時男さん。60歳を過ぎて人生を取り戻した男性を追ったドキュメント

「浦島太郎が竜宮城から帰ってきた感じ」

40年間の入院生活で時間が止まっていた時男さん
16歳の時統合失調症を発症
症状は緩和したものの40年間の入院生活を強いられた

当時日本は精神障害者を危険な存在とみなし
隔離収容政策を進めていた
精神科病院は劣悪な環境で電気ショック療法も...
「電気ショックかけられて白目むいて
 手が震えてすごい形相だった」

国が精神疾患の患者の社会復帰を促進
時男さんは59歳の時退院許可が出たが退院せず
「(社会に出るのが)怖いっていう意識があった」
「働くこと 年も年だし誰も使ってくれないよ」

長すぎた入院生活は退院への意欲を奪っていた
唯一面会に来ていた父の他界
その知らせすら届かなかった
「葬式くらい出たかった 涙も出なかった」

福島の病院にいた時男さんは東日本大震災を機に退院
唯一の肉親である弟に再開 2人で父の墓参りへ
「一生もう墓参りできないと思ってた」
「夢みたいだな」

お金のおろし方など少しずつできることが増え
自分の力で生きていくことに手応えを感じている

時男さんは失った青春を謳歌し始めた
「退院してよかった こんなにいいと思わなかった」
「だから俺は今は幸せだ」

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