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読む72時間 「眠らないパン屋 聖夜の贈り物」

2018年01月25日

名物TVウォッチャー・吉田潮が読み解く!『ドキュメント72時間』

 バター感満載の柔らかいデニッシュパンは、小さな子供から歯のない年寄りまでみんな大好き。そんな魅惑のパンを24時間製造&販売する工場直売店に密着取材。1日1000本焼き上げる。いい匂いだろうな。発酵に成形...製造過程を観るだけで香りが鼻腔を刺激(妄想)。

 建築業のおじさんが買ったばかりのパンを手でちぎって、スタッフに味見させてくれる。そう、その映像が欲しかったの!ありがとう!

 2斤分で980円。高いが手が届かないこともない絶妙な価格だ。縫い物仲間に送る女性(懐に犬)は、さりげない贈答品の適正価格を説く。高級品だと相手が気を遣うし、安価な量産品では謝意が伝わらず。送料込みで約2000円は妥当ね。しかも美味しくて喜ばれるから。

 妻子に送るという単身赴任の男性。自分では食べないと言う。父の威厳は美味しいパンで維持かな。でも娘の笑顔はお父さんの御馳走ね。

 銀座のママに頼まれて買いに来ることもあるというタクシー運転手。今回は自分のために購入。業界の現状を聞くと、プレミアムフライデーの弊害もちらほら。「こんな働かない国にしたら日本は潰れる」と言う客もいたそうで。

 このパンは銀座の街角でも販売。酔ったおじさんたちが家族への言い訳&詫びの品を求めて群がる。証券会社の70代男性たちは「仕事楽しい!正月なんてないほうがいいよ!」と暴言。逆に、33歳の男性は新聞配達にベッドメイク、朝から晩まで働いて、俳優を目指すも生活は厳しい。自分にご褒美でパンを初購入。働き方改革というけれど、年代による温度差がかなりある。裕福な世代は激務を推奨、若い世代は苦しみもがく。今回の裏テーマだなと勘繰る。

 爽やかだったのは家族と友人のために買いに来た、川栄李奈似の女子高生。取材と知らず、固定カメラに映る姿も礼儀正しい。店員に横柄な態度の大人は、底の浅さが透けて見えたよね。

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ドキュメント72時間
ドキュメント72時間
人々が行き交う街角に3日間カメラをすえてみる。 同じ時代に、たまたま居あわせた私たち。 みんな、どんな事情を抱え、どこへ行く?
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