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生活にすぐ取り入れられる防災情報
「防災インタビュー」では、県内外の専門家を招いて、身近な防災に役立つ情報をお伝えしていきます。
いざという時のために、出来ることから備えを始めましょう。

第21回 地域でできる備蓄

丸亀市川西地区自主防災会代表 岩崎正朔さん

大規模災害などへの日常の備えとして挙げられるのが「備蓄」です。
それぞれの家庭でも備蓄をされているという方もいるかもしれませんが、地域単位での備蓄が今、求められています。
県内でも先進的な取り組みを進めている丸亀市の川西地区自主防災会の代表 岩崎正朔さんにお話しを伺いました。

川西地区の備蓄

川西地区自主防災会の主な備蓄

丸亀市の川西地区では地域で協力して備蓄をしているということですが、どうして地域で備蓄しているんですか?
本来は家庭にお願いしたいところですが、家庭だと備蓄はなかなか進みません。
地域全体で行うことで、個人個人の底上げを図ることができます。

主な備蓄とそのポイント

丸亀市川西地区自主防災会の主な備蓄をこちらにまとめました。
≪備蓄一覧≫
食料類では、水や缶詰、米
「水」は2リットルのペットボトルが7000本、「缶詰」100g 3種類1500缶、「米」は玄米で30キロを80袋などあります。
生活用品は毛布やマット、釜、コップ箸、ティッシュなど
その他、発電機や照明機材、無線機、工具などあります。

食糧備蓄ポイントは、防災備蓄用の賞味期限が長いものではなく一般的な水を使うことでコストダウン 食糧備蓄ポイント 入れ替えの手間がかかるが備蓄をしている意識の向上につながる

食料を備える際の注意点はありますか?
コストの関係もあり、災害用のものよりも、一般的に使われているものを上手に使います。消費期限が短いので、入れ替えの手間がかかりますが、定期的な入れ替えによって地域のみなさんの関心が長引くように入れ替えしています。

生活用品ポイントは夏や冬など季節を想定する

生活用品はどんなことを意識して備蓄をしていますか?
寒い時と暑いときの2つの季節を意識しています。夏では扇風機を用意していなくてはならないし、冬にむけてはストーブや毛布類なども備えています。
炊き出し用品も1000〜1500人が同時に食べられるだけの準備を用意しています。

備蓄量の目標は災害発生から1週間は備蓄の中でやりくりできるようにする

避難生活が長引く災害もありますが、何日くらいを備蓄で賄えますか?
前提として発生から3日〜1週間は行政を頼ることなく、自分たちで生活することを目指しています。ちょっとした生活用品でも、なくては困るものはちゃんと揃えるようにしています。

工具・発電機などは家庭で維持管理できないものをいつでも使えるようにしておく

そして「発電機」や「照明器具」など、かなり大がかりのものもあるのですね。
これまでの災害時の体験などを参考に、あったら良かったというものを積極的に導入しました。発電機ややエンジンチェーンソーなど、家庭とか個人では維持管理に苦労するものを用意しています。こうした備蓄が地域でやる必要があるものだと考えています。ただ揃えるだけでなく、いつでも使えるように使い方の訓練も行っています。

場所の工夫 企業の協力

備蓄をしている場所は地区の公民館やコミュニティセンター、地元企業の倉庫、町内にある空き店舗などがあります。
空き店舗を利用した備蓄倉庫

これだけの種類、量を備蓄するためには場所も必要ですが、そのへんの工夫はどうされていますか?
基本的には地区の公民館に置くようにしていますが、それだけだと限られた量しか置けないので、地元の企業などに置かせてもらったり、倉庫とか地域の空き店舗を活用したりしています。一か所に集中したら被災した時に困るので、分散することもリスクの軽減につながります。普段から地元企業と協力することで、被災した企業の社員を地域で守ることにつながります。

資金面は

資金面のポイント 防災をきっかけに自治会費や助成金の見直し 住民・企業からの協力 資金面のポイント 共同募金の地域の福祉活動費を活用

川西地区を参考に、これから始めようという地域もあるかもしれませんが、資金の面はどうやりくりしていますか?
防災を強化するためには、まずは地域の自治会費や助成金を見直して、防災に回せるお金があるかを調べることが大事です。それ以外でも、企業からの協力など、地域全体を巻き込んで、お金を集めるといいと思います。
さらに、共同募金のテーマ型の募金も活用して、負荷かかるやり方ではなく、継続できるやり方で備蓄を進めて行くことが大事だと思います。

共同募金のテーマ型募金は香川県共同募金会によりますと、申請をして審査を受ければ防災・減災のための募金ができるということです。

※番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
※なお掲載している情報は放送当時のものです。
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