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旬のあれこれ
秋冬の贈り物 シンビジウム
大きな花を幾重にも重ねて咲き誇る、洋ランの1つ「シンビジウム」。
中でも香川県産は”ある特徴”から人気が高いそうなんです。その秘密を探りに、現在出荷に向けて準備を進める生産者のもとを尋ねました。
秋・冬の贈り物に人気
華やかさと上品さを兼ね備えた洋ランの「シンビジウム」。
寒さに強く秋・冬に花を咲かせることから、年末のお歳暮などの「ギフト」として人気があります。 花が少ないこれからの季節、お部屋に彩りを添えることが出来るのは嬉しいですよね。
香川県のシンビジウム
香川県産のシンビジウムはとても人気が高く、毎年大阪や名古屋、福岡などの大きな市場に出荷されます。
その理由は立ち姿にあります。
網の中のエビ
網の中のエビ
シンビジウムの主流は、花首がすらりと伸びた直立型。一方で人気が高まりつつあるのが、花首がカーブしたアーチ型のタイプです。香川県では、このアーチ型のシンビジウムを全国的にも早い段階から作り始め、現在では全ての生産者がこの形で出荷しているんです。
美味しい食べ方
生産者 西川正美さん
出荷に向けて、アーチ状に整える作業が行われているということで坂出市の生産者を訪ねました。
県内でもいち早く20年ほど前からアーチ状のシンビジウムの生産を始めた、西川正美(にしかわ・まさみ)さん。
「何か新しいものを作って他の生産者との差をつけたい」と考えていた時に、同じ洋ランの胡蝶蘭からヒントを得て試しに作ってみたそう。それが珍しいと評判になり、今ではアーチ作りにこだわって生産しています。
アーチを作る様子
このアーチ作り、高い技術が必要とされています。
ワイヤーに沿って指で花首を曲げていくんですが、力加減が難しいんです。無理をすると花首がポキッと折れてしまうので長年の経験がものをいいます。この花首が出てくるまでにかかる時間は苗から育てて3年。出荷前の最後の仕上げの作業ということもあり、とても気合が入るそうです。
その3年の栽培期間中、最も大切なのが温度管理。
シンビジウムは暑さに弱く気温が高すぎると花芽が死んで落ちてしまうそう。そこで、夏は標高700メートルの涼しい山の上に避難させておいて、秋に坂出市のハウスまで下ろしてくるんです。山の上のハウスまではおよそ1時間。夏の間は週に2回手入れに通い、出荷前の10月中ごろには何往復もして再び坂出市まで運びます。この作業が大変で、最近ではシンビジウムを栽培する生産者がどんどん減っているそう。
トラックへ運ぶ様子
山の中のハウス
栽培の手間が増えたとしてもよりよい環境で育てたい。こうした西川さんの思いが美しいシンビジウムを生み出しています。
ポイント
生産者 西川正美さん
シンビジウムを長く楽しむためには、直接暖房の当たらないところに飾ることがポイント。とても花もちがよく、1ヶ月半~3ヶ月ほど楽しむことができますよ。
秋冬にしか咲かない季節の花なので、是非これからの時期のギフトに、シンビジウムを贈ってみてはいかがでしょうか?
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