記事投稿:森下 桂人

2020年06月24日 (水)第10回 アナウンサー・キャスター図鑑

高松放送局のアナウンサー・キャスターに迫る、

「高松放送局 アナウンサー・キャスター図鑑」

今回は私、森下がご紹介します。

インタビューを受けるのは・・・!!

これまでキャスター図鑑を更新してきた鈴木悠さんです!

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森:鈴木さん、一年中その格好、寒くないですか?

鈴:寒くないんですよこれが。不思議と。

  12月の真冬にイルミネーションの中継もしましたが、

  放送が始まっちゃうと全然寒くないんですよね。

  終わって5分くらいたってくると寒くなる。

森:わかります!放送中は寒くないですよね。

  どうしてその格好で気象情報をやっているんですか?

鈴:高松局に来た時に趣味は筋トレですと言っていて、

  当時の放送部長から

  「みなさんに親しまれる気象予報士を目指して、自分の特徴を最大限いかしてみては」と

  アドバイスをもらいました。

  NHKだから真面目にやらないとと、最初の1週間はとても緊張していたのですが、

  そのアドバイスをきいて、自分らしさを思い切って出してみたら、

  多くの方から反響がありました。

森:そうやって悠ゆう天気が始まったんですね。

鈴:そうですね。私もびっくりしました。

  気象予報士仲間とか、いろんな人に言われました。「いいの?」って。

  でもそれを後押ししてくれたのがNHK高松だったので、

  いいところに来たなと思います。

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森:そもそもなぜ気象予報士になったんですか?

鈴:中学2年生の春、昼休みにぼーっと空を見ていたんです。

  そのときに、「あ、なんで空って青いんだっけ。なんで雲って浮かんでるんだっけ」

  と思っていたら、20分の休みがあっという間に終わっちゃって。

  その時に天気に興味を持ちました。

  ちょうどその頃、勉強が大嫌いで。

  何のために勉強するのかという本を読んでいたとき、

  空が好きという項目に気象予報士がありました。

  そこで、そんな職業があるんだ、好きなことを仕事にできるんだ!

  と知りました。

 

森:それで、気象予報士になろうと努力を始めたんですか?

鈴:気象予報士という仕事が気になり始めて、

  本格的に目指そうと思ったのは高校生の頃です。

  高校の時に読んだ職業シリーズの本には、

  気象予報士の巻がありました。

  そこに実際の気象予報士の方のインタビューが載っていて、

  その人の出身大学が私の高校の系列校で、運命を感じました。

  同じ文学部地理学科に進学することを目標にしました。

  天気の勉強ができる学科だったんです。

 

森:大学に進学してからは勉強が楽しくなりましたか?

鈴:最初は周りに流されて遊んでいました。1,2年生くらいまで。

  学年が上がるにつれて専門性が高まって、少しずつ面白くなってきました。

  気象予報士の資格は、最初は独学していたんですけど、難しくて。

  予備校とダブルスクールして、大学4年生で資格を取りました。

  地理学科で天気を専攻する人の多くは気象予報士になりたい人達で、

  ある意味みんなライバルでした。

  ゼミが金曜日で、終わったらそのまま皆飲みに行っていたんですけど、

  私は図書館に行っていました。

  一緒に行っていたらライバルに勝てないじゃないですか。

森:すごい。勉強が嫌いでもそこはブレなかった。

鈴:大学院でも天気の研究を続けて、卒業後は一度システムエンジニアとして働きました。

森:気象関係ないじゃないですか!

鈴:ずっと天気ばかりやっていたので、一度天気から離れたくなっちゃって。

  そしたらまた天気が恋しくなって、転職しました。

  やっぱり好きなことをしていると、楽しいです。

  自分がやりたいことをやって、

  誰かが笑顔になるのが仕事なんだって改めて思いました。

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森:気象予報士になって、やってきてよかったと思うことはありますか?

鈴:私が知らない人が私のことを知っているのはありがたいことだと思いますね。

  逆に、つらいのは、天気が外れた時ですね。

森:予報が外れた日は悔しい?

鈴:悔しいし、外した日はできるだけ人と会いたくない(笑)

  「当たらなかったね」とか「思ったより寒くないよ」

  という言葉もよく掛けられます。

  「今日いい天気ですね」と同じくらいの気軽さで言ってるんでしょうけど、

  ダメージは大きいです(笑)

  気象予報士みんなそうだと思います。

  予報通りで当たり前の世界なので、外した時ほど言われるんですよね。

  それは面白いところでもありつらいところでもあります。

  気象予報士として精度を高めないとなって思います。

 

森:やってよかったと放送中に思ったことありますか?

鈴:最近だと、毛布の掛け方を伝えた時。

  シーツの上に自分が乗って、掛布団という人が多いと思うんですけど、

  シーツの上に毛布をひいて、自分がいて、

  掛布団をかけてその上から毛布を掛けた方が暖かいんですって。

  放送後、結構いろんな人からお便りをいただきました。

  天気ももちろんですが、天気以外で生活に役立つ情報を伝えて、

  反響があったときは嬉しいですね。

  今の時代、天気はアプリがあればすぐ見られるじゃないですか。

  でもそれってデータだけですよね。

  私が伝えることで価値が増したらなと思います。

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森:最後に、今、気象を伝えるうえでモチベーションになっているものはありますか?

鈴:天気が好きだからです。

  暑苦しいかもしれませんが、

  自分の好きなことを伝えて喜んでくれる人がいるっていうのが

  一番のモチベーションですね。最高じゃない?

  私自身、幸せを感じることが増えましたね。

  気象予報士をやって。あと香川に来て。ああいいところに来たなって思いますね。

森:どうしてですか?

鈴:空が広いからかな。すごくほっとしますね。

  そもそも中2のとき空を見たときから天気が好きなので、

  広い空を見るとほっとするんですよね。

  あぁ、空が青いし、大丈夫!みたいな。

  今のところ幸せしかないですね。

  仕事って楽しいんだって本当に気づかせてもらいました。

森:ありがとうございます。

鈴:これめっちゃいい話やん(笑)

森:自分で言っちゃうんですね(笑)

 

 アナウンサー・キャスター図鑑、次回はこの人!

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 お楽しみに!


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