2019年12月02日 (月)第7回 アナウンサー・キャスター図鑑
こんにちは。気象予報士の鈴木悠です。
月1で高松放送局のアナウンサー・キャスターの魅力に迫る
「高松放送局 アナウンサー・キャスター図鑑」!
第7回は、意外?とコスプレもこなしちゃう!
お茶目な一面があるこの人!
伊丹新アナウンサーです!
(以下、鈴⇒鈴木、伊⇒伊丹アナ)
鈴:第6回の瀬戸アナから似顔絵で指名です!
率直に、似顔絵を見た感想を教えてください。
伊:上手だねぇ、すごいねぇ!
鈴:似ていますよね!私は、優しいお父さんの雰囲気がとても似ていると思いました。
伊:私の尊敬する、高松市出身の菊池寛にも似ているかなぁ!?
鈴:にっ、似ていると思います(困)
以前、朗読会で菊池寛のコスプレをしていましたよね。
伊:私は菊池寛が大好きで、
困ったときは「菊池寛ならどうするか」と考えて行動しているんですよ!
鈴:そうなんですね!
私もたった今、実践してみようかな!(困)
鈴:伊丹アナは、アナウンサー何年目ですか?
伊:昭和63年入局なので…31年目ですね。
鈴:おぉ、私は昭和63年生まれの31歳なんです。
伊:はぁー…(遠い目)
自分でも、もうこんなにやってきてしまったのかと思いますね。
この仕事は、やればやるだけ難しいなぁと感じています。
鈴:伊丹さんのようなベテランでも、そう感じることがあるんですね。
伊:年を取ると経験がある分、原稿の中身を考えすぎてしまうことがあります。
考えすぎると読んでいるときに間違えるし、
考えていないと聞いてくださっている方に伝わらないし…。
鈴:その気持ち、私も分かる気がします。
伊:いくつになっても、日々勉強ですね。
鈴:私もその姿勢を見習います。
鈴:伊丹さんはなぜアナウンサーの道に進んだのでしょうか?
伊:ラジオが好きで、ラジオの仕事に関わりたかったからです。
小学生のころから、ずっとラジオを聞いて育ちました。
中学生では、NHKの語学講座のラジオ番組を聞いて、英語の勉強をしていましたよ。
すると、英語の成績が伸びて、ますますラジオが好きになりました。
「外国に行ったこともなければ、外国人に会ったこともないのに、
NHKの語学講座ラジオを聞くだけで成績があがるなんて、すごい!」
と当時、感動したことを覚えています。
だから、多くの人にラジオの魅力を伝える仕事がしたいと考えました。
初めは、本当はアナウンサーではなく、
ラジオのディレクターやプロデューサーになりたかったんですよね。
鈴:へぇー!そうだったんですか!
伊:NHKに面接を受けに行ったら、
面接官の方から、NHKのラジオは昔からある部門で、
昔から多くはアナウンサー出身者が作っていると教えてもらったんです。
「ラジオのディレクターやプロデューサーを目指しているなら、
アナウンサーなんてどう?」
と面接で言われて、ラジオ番組に関われるなら、とアナウンサーになりました。
当然、もともとアナウンサーを目指していたわけではないので、
とても苦労しましたが、結果的にはラジオ番組に関わることもできましたよ。
鈴:では、夢が叶ったわけですね!
伊:NHKでアナウンサーをする中で、違う夢も見つかりました。
鈴:それは何でしょうか?
伊:地域で頑張っている人を1人でも多く紹介したいということです。
私の親戚で、大きな土木工事に関わる仕事をしている人がいたんです。
その人が、水中ブルドーザーに深く関わった人物で、
実は瀬戸大橋の建設にも大きく影響しているんです。
鈴:え!すごいですね!
伊:その人の話を聞くと、「地域のために頑張りたい」という気持ちが
原動力になっていると教えてもらいました。
私も地域のために頑張る人になりたい。
では、アナウンサーでできることは何か?そう考えたときに、
「地域で頑張っている人を紹介することができる」と思いました。
鈴:地域で頑張る人を、その地域や全国に発信することで、
地域貢献をしたいということですね。
伊:はい!特に私は「おしゃべり」だから向いているかなと思って(笑)
伊:だからこそ、香川県では菊池寛をもっと多くの人に知ってもらいたいんです。
鈴:地域で頑張った偉人ですもんね!
伊:それだけではなく、菊池寛を通して、
「香川県民は友情を大切にする」ということを伝えたいんですよね。
鈴:というと?
伊:菊池寛は家が貧しかったので、学費も生活費も香川県出身の友人の家族に
出してもらっていた時期がありました。
「大島が出来る話」として小説にもなっています。
菊池寛を語る上で、「友情」は欠かせません。
調べていくうちに、これはなにも菊池寛個人だけの話ではなく、
香川県民全体に通じることだということが分かったんです!
鈴:そうなんですね!私も調べてみようと感じました。
鈴:伊丹アナは、休みの日は何をしているんですか?
伊:高松市昭和町の菊池寛記念館に行って、可能な限り勉強をしています。
鈴:放送局のホームページでは、趣味が水彩画ということですが?
伊:小さいころから、うまくはないけれど絵を描くことが好きですね。
風景を描くことが多く、10分でデッサンを描いて、10分で色を付けます。
鈴:そんな短い時間で描くんですね。
絵を描くのが好きとのことで、次の人の似顔絵を描いてください。
伊:えー!風景しか描かないから、人物画は不得意なんだよなぁ…。
----(うまくいかんな…どうしよう…と苦戦しながら似顔絵を描く伊丹アナ)----
伊:では、次回はひたすら美しくエレガントなこの人で!
鈴:「スミマセン」のメッセージ付き(笑)
伊丹アナ、きょうはありがとうございました!
伊:ありがとうね!
次回はイラストのように、大きくてキラキラした瞳が特徴的なあの人です!
お楽しみに!
鈴木悠
投稿時間:14:23 | 固定リンク |