記事投稿:伊丹 新

2019年04月25日 (木)大型連休ラジオを楽しんでみませんか?

大型連休みなさんは何をして過ごすご予定ですか?

ラジオを聞きながらドライブや家の掃除などに挑戦してみてはいかがでしょうか?


NHK高松放送局では、2つの朗読番組を大型連休中に放送します。

4月30日(火)と5月4日(土)です。

ともにラジオ第一(四国ブロック)、時間は午前7時40分から55分までです。

番組の名前は「特集・四国を読む」です。

この番組は、おもに祝日の朝、放送しています。

4月30日(火)は、谷口慎一郎アナウンサーの担当。

朗読作品は小豆島出身の作家、黒島伝治の「瀬戸内のスケッチ」。

5月4日(土)は、わたくしの担当。

朗読作品は、高松市出身の作家、菊池寛の「閻魔堂」。

閻魔堂は、菊池寛が当時の文壇の大御所、夏目漱石に認めてもらうために書き下ろしたこん身の作品でした。

ところが、夏目漱石の評価は厳しいものでした。

後に菊池寛は、この作品を「奇蹟」として結末を大きく変えて発表します。

それでも菊池寛は家族や親しい人には「閻魔堂」こそが生涯の傑作の一つだと話していたそうです。(お孫さんの菊池夏樹さんに直接伺いました!)

今読んでみると日露戦争の勝利にうかれ傲慢になっている日本人への戒めをこめた作品のようにも感じられます。

表現に一部、当時としては過激な表現があるので、夏目漱石は評価しなかったようです。

経済大国として成功し、その後、失われた30年を経験し、これからの道筋を模索している現在の私たちにとっても、日本人が長い間大事にしてきたものの価値をあらためて見直す良い機会のように感じられる作品です。

ぜひおききください。


投稿時間:11:02 | 固定リンク | 

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