農業・漁業の現場で、「たべもの」作りに真摯に向き合う生産者を紹介し、
そのこだわりを通して「食」のいまを見つめ直す番組です。

5月18日(日)過去の一直線

岐阜 下呂市発

飛騨牛

岐阜県が誇る高級牛肉「飛騨牛」。5年に一度開かれる和牛の大会でも連続して受賞するなど、近年トップクラスの牛肉として評価されています。飛騨牛の高い品質の歴史は、一頭の雄牛から始まりました。1981年、兵庫県から導入された種牛「安福号」は、子孫にサシの細かく入った素晴らしい肉質を伝え、飛騨牛の品質を飛躍的に向上させました。40年近く飛騨牛の生産に携わってきた佐古保さんは、おいしい牛肉を生み出すため、安福の血統を活かす種付けの組み合わせを考え、出産から出荷までの全ての行程を自らの手で行っています。

佐古 保さん(59)

飛騨牛生産40年。和牛の生産では珍しい、種付けから出荷まで自らの牧場で行う一貫経営に取り組み、質の高い牛肉を生み出してきた。

 

食材のポイント

その1

ポイントその1

畳が乗るような
背中の牛に育てる

昔から、おいしい牛を育てる秘訣として言われていた言葉、それが「背中に畳が乗るような牛に育てる」こと。佐古さんは、一日二回、牛の成長段階に合わせたえさをたっぷり与え、背中に畳が乗るような立派な体格の牛を育てています。

その2

ポイントその2

子牛から出荷まで育てる
一貫経営

和牛の生産者は、通常、雌牛に子牛を生ませる繁殖農家と、子牛を買い取って大きく育てる肥育農家に別れています。必要となる技術が全く違うためです。佐古さんは、安福の血を活かすため、繁殖から自分の手で行いたいと、手間がかかる繁殖と肥育の一貫経営に取り組んでいます。

その3

ポイントその3

たい肥を休耕田にまき
飼料の一部を自給

佐古さんは、一日に1トンでる牛ふんを利用し、繁殖牛のえさになるトウモロコシを育てています。トウモロコシ畑として使われているのは、山あいの休耕田。たい肥を使った、循環型の飼料自給が、山あいの耕作放棄地の活用にもつながっています。

あぶらえのおはぎ

 

山に囲まれた岐阜県飛騨地方。山あいの荒れた土地でも育つエゴマは「あぶらえ」と呼ばれ、昔からこの土地で愛されてきました。「あぶらえのおはぎ」はお彼岸や田植えなど人が集まるときには欠かせない味です。


【材料】(おはぎ 55〜60人前)
もち米:8合
うるち米:2合
エゴマ:350g
砂糖:225g
塩:25g

【作り方】
(1)米一升分を洗い、塩10gと砂糖5gを入れて炊く・水は米と同量の1升。
(2)エゴマをフライパンでいる。(一回にいる量は、カップ1杯。中火〜弱火、焦げやすいので注意)
(3)いったエゴマをすり鉢ですり、砂糖220gと塩15gとよく混ぜる。
(4)ご飯を半分くらいご飯粒が残るまでつぶし、1個50g位にまるめる。
(5)すったエゴマをまるめたご飯にまぶしてできあがり。

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お問い合わせ

今週の一直線

番組で紹介した「飛騨牛」について

飛騨牛銘柄推進協議会

【お問い合わせ】
※佐古さんの飛騨牛を指定して購入することはできません。
ホームページ>>www.hidagyu-gifu.com

飛騨牛料理を出していたレストラン

今回取材したのは、高山市内のレストランです。

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詳しくは、視聴者コールセンターまで
電話:0570−066−066

産地発!とっておきの味

番組で紹介した「あぶらえのおはぎ」について



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詳しくは、視聴者コールセンターまで
電話:0570−066−066

放送内容のポイント

今週のレポーター

岐阜放送局
宮崎 大地(みやざき だいち)
アナウンサー

「牛の肥育は子育てをするよりも正直大変だよ。」と佐古さんが黒々とした牛を見ながら、おっしゃっていました。たしかに佐古さんの牛にかける情熱には、驚きの連続でした。特に驚いたのが、佐古さんが週に4〜5日は自宅に帰らず、牛舎で寝泊まりをしていることです。牛に何かあったらすぐに駆けつけられるように、牛舎の2階部分を改装して、20年近く牛と生活を共にしていました。佐古さんが丹精込めて作った飛騨牛! も〜最高です!!

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