産地発!たべもの一直線 |
農業・漁業の現場で、「たべもの」作りに真摯に向き合う生産者を紹介し、 |
岐阜 下呂市発
岐阜県が誇る高級牛肉「飛騨牛」。5年に一度開かれる和牛の大会でも連続して受賞するなど、近年トップクラスの牛肉として評価されています。飛騨牛の高い品質の歴史は、一頭の雄牛から始まりました。1981年、兵庫県から導入された種牛「安福号」は、子孫にサシの細かく入った素晴らしい肉質を伝え、飛騨牛の品質を飛躍的に向上させました。40年近く飛騨牛の生産に携わってきた佐古保さんは、おいしい牛肉を生み出すため、安福の血統を活かす種付けの組み合わせを考え、出産から出荷までの全ての行程を自らの手で行っています。
佐古 保さん(59)
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その1
畳が乗るような |
昔から、おいしい牛を育てる秘訣として言われていた言葉、それが「背中に畳が乗るような牛に育てる」こと。佐古さんは、一日二回、牛の成長段階に合わせたえさをたっぷり与え、背中に畳が乗るような立派な体格の牛を育てています。 |
その2
子牛から出荷まで育てる |
和牛の生産者は、通常、雌牛に子牛を生ませる繁殖農家と、子牛を買い取って大きく育てる肥育農家に別れています。必要となる技術が全く違うためです。佐古さんは、安福の血を活かすため、繁殖から自分の手で行いたいと、手間がかかる繁殖と肥育の一貫経営に取り組んでいます。 |
その3
たい肥を休耕田にまき |
佐古さんは、一日に1トンでる牛ふんを利用し、繁殖牛のえさになるトウモロコシを育てています。トウモロコシ畑として使われているのは、山あいの休耕田。たい肥を使った、循環型の飼料自給が、山あいの耕作放棄地の活用にもつながっています。 |
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山に囲まれた岐阜県飛騨地方。山あいの荒れた土地でも育つエゴマは「あぶらえ」と呼ばれ、昔からこの土地で愛されてきました。「あぶらえのおはぎ」はお彼岸や田植えなど人が集まるときには欠かせない味です。 |
今週の一直線番組で紹介した「飛騨牛」について 飛騨牛銘柄推進協議会 飛騨牛料理を出していたレストラン 今回取材したのは、高山市内のレストランです。 |
産地発!とっておきの味番組で紹介した「あぶらえのおはぎ」について
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「牛の肥育は子育てをするよりも正直大変だよ。」と佐古さんが黒々とした牛を見ながら、おっしゃっていました。たしかに佐古さんの牛にかける情熱には、驚きの連続でした。特に驚いたのが、佐古さんが週に4〜5日は自宅に帰らず、牛舎で寝泊まりをしていることです。牛に何かあったらすぐに駆けつけられるように、牛舎の2階部分を改装して、20年近く牛と生活を共にしていました。佐古さんが丹精込めて作った飛騨牛! も〜最高です!! |