農業・漁業の現場で、「たべもの」作りに真摯に向き合う生産者を紹介し、
そのこだわりを通して「食」のいまを見つめ直す番組です。

12月9日(日)過去の一直線

新潟市発

ル レクチェ

新潟市南区、旧白根市の周辺がル レクチェ栽培の盛んなところです。1903年にこの地域に住む果樹農家がフランスより取りよせた苗木がその始まりとされています。栽培の難しさからほとんど広まらず、地元の農家が自分たちが食べる分だけ細々と作り続けてきました。しかし、ルレクチェは独特の芳じゅんな香りととろけるような食感を持つことから、1980年代に入ると県や地元の農家は生産に力を入れ始めます。さらに収穫直後に一旦0度近くで冷やしてから、常温に戻すと食べ頃になる時期が予想できることがわかり、出荷調整ができる作物になりました。※NHKでは表記・発音とも「ル レクチェ」で統一しています。

中村 芳雄さん(49)

祖父の代から梨の栽培を行う果樹農家。17年前、父親の反対を押し切って始めたル レクチェの生産を軌道にのせ、現在では年間25トンを生産しています。

 

食材のポイント

その1

ポイントその1

風ニモマケズ

畑をまるごと覆う目の細かい網。もともとはヒョウの被害を防ぐために開発されたものです。強い風に対しても効果があると聞いた中村さんはル レクチェ農家としては初めて導入し、風に対して弱いル レクチェの実を守っています。

その2

ポイントその2

雨ニモマケズ

フランス原産のル レクチェは夏場の高温多湿に弱いのが特徴です。そこで、畑の水はけをよくするため、木々の間の深さ1mの地中に土管を埋め、畑の外に雨水を排出しています。その更新作業を冬場に行うことにしています。

その3

ポイントその3

夏ノ暑サニモマケズ

夏場の暑い時期に畑の土が乾きすぎると、実の成長が悪くなります。中村さんは今年、梅雨明けに、くだいた木材で畑の土を覆い、水分の蒸発を抑えることにしました。木材はやがてすきこんで畑の土として利用することができます。

のっぺ

 

新潟の郷土料理。サトイモやニンジンなどの野菜に海産物などを加えた煮物で、正月や冠婚葬祭などで出されます。具の種類や切り方は季節や地域によって異なります。最近はいろいろな具が加わり、彩りよく作られます。

【料理】(4人前)
里芋:250グラム
塩鮭:1切
醤油:大さじ 2〜3杯
にんじん:50グラム
ちくわ:小1本
酒:大さじ 1杯
こんにゃく:小 1/3
だし汁(水でもよい):2カップ
砂糖:少々
干し椎茸:2枚
(その他、貝柱・銀杏・きぬさや・タケノコ・いくら・かまぼこなどは、適宜※入れなくてもよい)

【作り方】
(1)里芋、にんじん、こんにゃくは3〜4cmの短冊切りにする。干し椎茸は水にもどし、半分に切り、薄く切る。
(2)ちくわも3〜4cmに切り、細く切る。
(3)材料とだし汁を鍋に入れて、あくを取りながら煮る。
(4)生煮えの状態で酒、砂糖を入れ、醤油は味を見ながら足していく。
(5)いくら、かまぼこは火を止める直前に入れ、ふたをする。
(6)皿に盛って、きぬさやを飾る。

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お問い合わせ

今週の一直線

出演した中村さんの栽培した「ル レクチェ」の入手について



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電話:0570−066−066

新潟市南区産の「ル レクチェ」の販売について

JA新潟みらい 営農企画・販売促進課

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受付時間 月〜金 8:30〜17:30(土日祝休)
※取り寄せは可能ですが、期間限定のためご注意下さい。
※出演者中村さんのものは取り扱っていません。
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「ル レクチェ」全般について(※こちらでは販売は行っていません)

新潟県農林水産部食品・流通課 販売戦略係

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放送内容のポイント

今週のレポーター

新潟放送局
山崎 智彦(ヤマザキ トモヒコ)
アナウンサー

「新潟県にこんなに美味しい果物があったの!?」。私が新潟県出身なのですが、恥ずかしながら今回の番組に参加するまで全く知りませんでした。何でこんなに甘みが濃く香りも豊かなの?体がとろけそうになりました。実は、初めてのロケで食べた青い実も「ちょっと青ずっぱいけど、案外甘みもあって美味しいぞ!」って思ったほどです。でもその時の中村さんの言葉が良かった…「食べ頃になったらもっとすごいですよ」って。そして1か月後。その様子はしっかり番組で見られます!くどいようですが本当に美味しいんです!皆さんが食べたら、きっと「新潟のおいしいもの」のひとつに加わること間違いなし!です。

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