農業・漁業の現場で、「たべもの」作りに真摯に向き合う生産者を紹介し、
そのこだわりを通して「食」のいまを見つめ直す番組です。

7月22日(日)過去の一直線

神奈川 三浦市発

とうがん

海に囲まれ温暖な気候の神奈川県三浦市。みずみずしくて、さわやかな歯触りの「とうがん」が作られています。三浦では、20年前、健康志向が高まる中、低カロリーの「とうがん」を作り始めました。当時作っていたのは、重さ5sほどの「大とうがん」。しかし「大きくて重く不便」という消費者の声に応えて1.5sほどの「小とうがん」を生産するようになります。その後も「ミニとうがん」「ミニミニとうがん」を次々と開発し、現在、三浦では5種類の「とうがん」が作られています。生産者の芹沢貞夫さんは20年前にとうがん作りを始めました。芹沢さんは、日本一のとうがん産地をめざし、とうがん作りに様々な工夫を凝らしています。

芹沢貞夫さん(65)

20年前、三浦でとうがん作りを始めたパイオニア。消費者のニーズに応えて様々な大きさのとうがんを生みだし、三浦を日本一の産地にすることに情熱を燃やす。

 

食材のポイント

その1

ポイントその1

美味しい実は
「ゆっくり」育てる

芹沢さんがこだわっている「たい肥」は「ゆっくり」と効果を発揮します。最初のうちは、茎や葉の成長も抑え気味。茎や葉が早く育ちすぎると、実のつきが悪くなると言われています。「たい肥」は植えてから一ヶ月ほどたってから効果があらわれ、おいしい実がたくさん着きます。芹沢さんは30年以上前から「たい肥」を使っています。こうした積み重ねがおいしいとうがんを作る秘訣だと芹沢さんは言います。

その2

ポイントその2

デリケートな表面を守る
「スキンケア」

おいしいとうがんは、全体的に日があたり、色むらや傷がないもの。そのために、とうがんの下にマットを敷いています。こうすることで均等に日光が当たり甘みが増します。また、地面とこすれて傷つき病気になるのを防ぎます。さらに、ある程度色の着いたとうがんは、専用の粘着テープで覆い、日光を当てすぎない工夫もします。デリケートな肌をもつとうがんのおいしさを損なわないための工夫です。

その3

ポイントその3

消費者の「声」に応えた
とうがん

10年前から三浦のとうがん生産者がおこなっている店頭宣伝。その副産物がお客さんの率直な意見を聞けることでした。「大きくて重く持ち帰りにくい」という声を受けて、三浦では、海外から「小とうがん」の種を輸入し生産を開始。さらに、より小さくて便利な「ミニとうがん」「ミニミニとうがん」を三浦市農協が品種改良し、生産するようになりました。現在、5種類のとうがんを作るまでになりました。三浦のとうがん作りを進化させたのが消費者の「声」だったのです。

砂糖のぶっかけ寒天

 

相模湾に面した三浦半島の長井。魚介類が豊富なこの地域の特産が「テングサ」です。「テングサ」を寒天にし、砂糖をかけて食べる「砂糖のぶっかけ寒天」は昔から伝わるおやつです。漁師町ならではの素朴な味わいです。

【材料】
テングサ      :50g
水          :2400cc
酢          :100cc


【作り方】
(1) テングサをよく水洗いしてから10分ほど水につけておきます。
(2) テングサの水分を絞り、鍋に水2400ccとテングサを入れて、火にかけます。沸騰したら吹きこぼれない程度の弱火にして30分ほど煮ます。
(3) 酢を加え、さらに10分煮ます。
(4) 煮たテングサをザルに煮汁ごとあけ、こした後、煮汁を布巾でこして、容器に流し込んで固めます。
(5) あら熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
(6) 固まったら、サイコロ状に切って容器に盛り、砂糖をかけて完成です。

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お問い合わせ

今週の一直線

番組で紹介した「とうがん」について

特産・三浦野菜生産販売連合

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販売店舗のご案内をいたします。
個別の宅配販売は行っていません。ご了承下さい。
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産地発!とっておきの味

砂糖のぶっかけ寒天 材料の「長井のテングサ」について



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詳しくは 視聴者コールセンターまで
電話:0570−066−066

放送内容のポイント

今週のレポーター

横浜放送局
柴田 祐規子(しばた ゆきこ)
アナウンサー

冬の瓜(うり)と書く夏野菜「冬瓜(とうがん)」。名前は知っていても、中国料理や京料理などプロが使う食材・・・というイメージがありますよね? このとうがんをキュウリやトマトと並ぶ身近な夏野菜にするために、三浦のとうがん生産者たちは、様々なサイズを品種改良などで作り出したり、おいしい食べ方のレシピまで考えて配布したりと努力を重ねてきました。初めて味わった「とうがんの簡単サラダ」のおいしいこと! ハムをお供に、ドレッシングであえただけ。10分ほどの調理時間で、シャキシャキ、さっぱりのサラダが完成。食べ始めたら、止まりません。お酒のつまみには、甘酢に漬けたピリ辛の浅漬け。夏、ビールを飲むにはピッタリの味でした。この夏、とうがんを見つけたら、是非、自分でも試してみようと思う日々です。

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