京都の大学に入って、「陽だまり屋」を営むおばあちゃんの家に居候。数学を研究していたところ、おばあちゃんが突然海外へ。なりゆきで店を任されたものの、「植物のことなんて全く分からないぞ・・・」
安倍晴明が間違って生んでしまった女の妖精。見かけは子供っぽく見えるが、年は1000歳以上。安倍晴明の言葉「花と緑に生かされた人の暮らし」を守ることを指命として、応仁の乱から大政奉還まで、京都の歴史の中で生きてきた。植物にはめっぽう詳しい。「京都でもっとも存続が危ない」店になりつつある「陽だまり屋」の危機を救うべく、翔太を叱咤激励していく。