2017年10月

2017年10月30日 (月)

奇跡の瞬間

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今週は松任谷由実さんと坂東玉三郎さんの対談です。「本当に実現するの?」収録日になっても、なかなか信じられない思いでした。

歌舞伎座で機材のセッティングを終え待機していると、ふとこちらに歩いてくる人が。どう見ても坂東玉三郎さんです。「本物だ!」と驚く我々に「こんにちは」と優しく挨拶。何とフランクな、何とスマートな登場。

そしてしばらくすると階段を上がってくる人たちの中心に、あの松任谷由実さん、ユーミンの姿が!とても明るく、一瞬にして周りがPOPな空間に早変わりします。

こうして、我々スタッフの興奮とは対照的に、2人のスーパースターは軽やかに出会いのシーンを撮影を終えて、対談に臨んだのでした。

 「SWITCHインタビュー達人達」は、いつもきっちり決められた台本は存在していません。そして今回は特にそうでした。だってユーミンと玉三郎さんがどんな質問をするかなんて、我々には想像もつかないことですから。

しかしお二人は、お二人だからこそ出来る質問をどんどんしていきました。時にはこちらが「えっ!!」と驚くような質問までも。長年文字通り第一人者であり続けたお二人だからこその境地、思いを聞くことが出来て、本当に幸運だったとしか言いようがありません。あの場に居合わせることが出来たことが、まさに奇跡だったと思います。

奇跡の59分、ぜひご覧ください。

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:10:12 | カテゴリ: | 固定リンク


2017年10月16日 (月)

ロボットは仏像の夢を見るか

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今週はロボット開発事業会社代表の林要さんと、大佛師の松本明慶さんの対談です。

人工知能ロボットの最先端を研究する林さんと、仏像という伝統世界の達人である明慶さんとの会話はどうなるのか?なかなかスリリングな企画でした。

対談に臨む林さんの意気込みはすごいものでした。対談前に明慶さんによる仏像が展示されてある美術館を訪ねたのですが、林さんから出る感想は、明快かつ鋭いものばかり。驚くと共に「松本さんに会う前にこれだけ“わかってしまっている”とトークは弾むだろうか」、そんな心配をしたぐらいでした。

でも!そんな心配は全く杞憂でした。まず二人が出会った明慶さんの作業場。上を見上げると、製作中の大仏様が宙に浮いている状態で、その周りで何人もの方が作業をしているという、これまで見たことがない、スケールの大きい光景だったのです。さらに対談を収録する部屋に行くと、そこは仏像にズラリと囲まれた神々しいとしか表現できない空間。林さんのテンションはさらにグッと上がり、対談が始まったのでした。松本明慶さんのお話は、深淵な仏像の世界を、とてもわかりやすく教えてくれるものばかり。しかも長年蓄積された技と体験に基づいているので、説得力がスゴいのです。明慶さんが語る仏像の魅力、必見です!

 林さんが目指されている、「人の心を癒やすロボット」。確かに仏像に通じる部分はあります。でもやはりロボットと仏像は違うものです。そのことを知り尽くしているお二人の対談がどんな風に進んだのか?というのはぜひ番組でご覧になっていただきたいのですが、私たちの目には、お二人とも、相手が作ろうとしているものに敬意を表し、理解しようと努めているように見えました。それは達人同士による“フェアプレー”を見ているようで、すがすがしささえ感じるものだったのです。

全ての収録が終了した後、お二人は「ここからはヒミツの話」とおっしゃって、部屋を出て行かれました。そこでどんな言葉のラリーが交わされたのでしょうか? 番組をご覧になっていただき、想像してみてはいかがでしょうか。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:33 | カテゴリ: | 固定リンク


2017年10月08日 (日)

気高くやさしい、女性ふたり

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今週は「あの」黒柳徹子さんと、京舞井上流五世家元、人間国宝でもある井上八千代さんのビッグ対談です。

 今回の収録は、前半は京都、後半は東京で行われました。

京都での収録、まずは黒柳さんに「きょうお話しするのは、京舞の~」と、番組の導入となるひとことをお願いしたのですが、そのお話されている姿はどう見ても、「あの」、番組のような感じが・・・。何しろ放送42年目を迎えるという長寿番組ですから、我々もあやかりたい!

東京で番組後半の収録が行われたのは、1回目の収録から5か月が過ぎた9月のことでした。それには理由があります。黒柳さんはこの秋に主演する舞台があり、その稽古の模様をぜひ井上さんに見てほしかったからです。つまり黒柳さんにとって舞台、演じるという事はそれほどまでに思い入れが強いものだったのです。

番組ではその稽古にお邪魔しました。ベテランの俳優陣と共に、セリフを確認しながら演じる黒柳さん。私たちが日頃テレビの画面で見る黒柳さんとはまた別の、テレビ女優第一号という長いキャリアを持つ黒柳さんの姿がありました。長時間に及ぶ通し稽古が終わって、さぞお疲れのこと・・・と思いきや、わずか10分後には早くも黒柳さんが収録場所に登場。1時間以上の収録に臨みました。その体力、精神力、やっぱりスゴイ!

そしてお相手の井上八千代さん。遠くの方から見てもすぐ井上さんだとわかる、立ち姿の美しいこと・・・。収録の待ち時間でも美しい姿勢は全く乱れません。それでいてスタッフに気を遣う言葉をかける姿を見て、私たちにはとうてい想像もつかない鍛錬をなさってきたのだろうことを痛感しました。

最後に撮ったお二人の記念撮影。とても優雅で、気品があり、でも親しみがあり、本当に美しい女性二人が写っています。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:27 | カテゴリ: | 固定リンク


2017年10月02日 (月)

ノー ストップ トーキング!

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今週は講談師の神田松之丞さんと、作家・クリエーターのいとうせいこうさんの対談。

 これがスゴいんです、渋谷にあるホールで出会うところから、屋形船で隅田川を下るまでのおよそ3時間、2人のトークはまさにノンストップ。止まることなく続きました。そしてこれが、ぜーんぶ面白い!番組でご紹介するのはその内の3分の1程度というのが本当にもったいない、しゃべりの達人である2人だからこその収録でした。

カメラが回るまでは、ほとんど会話もしないお二人。しかし本番になると一気にボルテージが上がるのです。そして互いに相手の話を邪魔しないように、巧みに思いを引き出し、機を見て自らの思いを語り出す、まるで長年コンビを組んでいるのかと錯覚を起こしそうなくらいでした。

そしてお二人の会話、聞いていて実に“心地よい”のです。それは話と話の間の絶妙な「間」。音楽活動をしているせいこうさんのリズム感覚が優れているのは当然でしょうが、松之丞さんの語りも、とても音楽的。放送ではその秘密がご本人の解説と、せいこうさんの鋭い分析から見えてきます。

 ところで、今回は後半の撮影場所として屋形船をお借りしたので、北品川にある船着き場から隅田川の桜橋付近までの1時間余り、東京の街並みを見ながらのトークになりました。

その途中、松之丞さんが「街を観察するのにちょうどいい速さですね」とポツリ。なるほど、船の窓には川縁をランニングする人や、小さな公園のベンチで話し込む老夫婦、いろいろな風景が展開されます。何気ない日常をしっかり観察するところから、松之丞さんの巧みな人間描写が生まれているのかもしれません。

そして収録が無事に終了したところで、お二人は互いに一献。お酒をいただくせいこうさんの姿のイキなこと!時代の先端を駆け抜けているイメージのせいこうさんですが、江戸情緒残る街にもピタリとはまる、そんな魅力も垣間見ることが出来てラッキーでした!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:11:36 | カテゴリ: | 固定リンク


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