2016年5月

2016年05月27日 (金)

歴史エンタメの王者たちの恐るべき生活

IMG_1986_e.jpg累計発行部数2300万部、42巻を超えて連載が続く大ヒット歴史漫画「キングダム」。
作者の原泰久さん(40)は、中国の正史の第一に数えられる司馬遷の「史記」をベースに、
「天下の大将軍」をめざす戦争孤児の主人公・信(しん)、
秦の若き国王・嬴政(えいせい・のちの始皇帝)、
そして敵味方を問わず魅力的なあまたの登場人物たちが春秋戦国時代を駆け抜ける、
壮大かつ感動的なストーリーを生み出してきました。

週刊誌連載を10年以上続けている原さん。
驚くなかれ、10年間1度も欠かさず、締め切りの前日までに原稿を仕上げてきたのだとか!

1週間のスケジュールを聞いて仰天。
毎日朝9時半から深夜1時まで(!)執筆。
締め切り前々日は朝9時半から翌朝6時までぶっ通しで(!)執筆。
いったん仮眠を挟んで「夕方6時までには原稿を仕上げる」ことを自分に課してきたのだとか。
アシスタントさんたちは終電で帰しても、原さんは1人残って完徹するのだそうです・・・。

口癖は「眠い・・・」だそうですが、そりゃそうだ。
こんな壮絶な生活を10年以上、倦まずたゆまず続けてきたというだけで、すでに達人といえましょう。

徹夜のお供はなぜか「ガンダム」のサントラなのだとか。
ええっ、「キングダム」のテーマ音楽は「ガンダム」だったんですね!?


対するは、伝説のゲームクリエーター、シブサワ・コウさん(65)。
「信長の野望」や「三國志」などを大ヒットさせ、歴史シミュレーションゲームというジャンルを確立した、
まさにゲーム界のレジェンドです。

家業を引き継ぎ、染料会社の社長を務めていたシブサワさん。
80年代初頭、まだ珍しかったパソコンを使って趣味で作ったゲームが予想外に売れ、
ゲーム会社に鞍替えしたというシブサワさんは、筋金入りのゲーマーでした(笑)。

毎朝6時に起きるや、研究も兼ねて2時間ばかり他社のゲームをプレイ。
朝ドラを見たのち出勤し、ゲーム開発に没頭。
(勤務時間の7割はゲーム開発、残りの3割で経営者としての仕事をしているそうです)
夜9時~10時頃に帰宅すると、またまた1~2時間は他社のゲームで遊ぶ(研究する)
・・・と、まさにゲーム三昧の日々。

そういえば、原さんの仕事場を訪ねて福岡に飛んだときも、
移動のお供は「信長の野望 全国版」。
九州の武将「龍造寺隆信」となって、戦国の世の平定に挑んでいました(笑)

ゲームが仕事でうらやましい?
いやいや、シブサワさんも、「せっかく頭の中にできているプログラミングを忘れないうちに」と、
できるだけ寝ないで仕事したといいます。
ここまで没頭できる、集中できることこそ才能かもしれません。

歴史エンターテインメントのカリスマ2人による胸アツトーク。お見逃しなく!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:00:02 | カテゴリ: | 固定リンク


2016年05月14日 (土)

宇宙と深海、フィクションとサイエンスの意外な接点!

sasuga.jpg累計1600万部、「このマンガがすごい!」1位にも選ばれ(2013年オトコ編)、実写映画も公開中の漫画「テラフォーマーズ」。
2599年の火星を舞台に、かの地で異常進化を遂げた「テラフォーマー」と、
地球上の生物の特殊能力を手術で身につけた戦士たちが死闘を繰り広げるストーリーが人気を呼んでいます。
研究者の間でも評判だという、緻密で壮大な物語を考え出しているのは、27歳の若き漫画原作者・貴家悠さん。

対するは、「テラフォーマーズにハマって一気読みした」という、地球生物学者・高井研さん(46)。
JAMSTEC(海洋研究開発機構)でいくつもの研究プロジェクトをたばね、
生物学や地質学、化学などさまざまな分野を横断・融合しながら、
「生命の起源」に迫っている気鋭の研究者です。
世界初の深海5000mからの生中継を行ったり、
地球外生命体を探査するプロジェクトをリードしたり。
ハイテンションで型破りな、学者らしからぬキャラクターでも知られています。

「フィクション」と「サイエンス」、「宇宙」と「深海」が響き合い、
漫画づくりの意外な舞台裏も分かって大いに盛り上がった前半パート。

その様子はぜひ番組をご覧いただくとして、
後半、世界最高水準の有人潜水調査船「しんかい6500」に搭乗させてもらえるということで、
貴家さんが訪ねたのは東京・晴海埠頭。

001.jpg
「しんかい6500」を格納する支援母船「よこすか」は、全長105.22mの大型船。
調査に出航するときは、高井さんたち研究員15名のほか、「しんかい6500」のパイロットなど運航要員18名、船の整備担当や厨房係など乗組員27名、合計60名もが乗船するとあって、
寝室や食堂、会議室を備えた居住スペースが整えられています。

停泊中のこの日も乗組員さんが働いていて、船内の厨房では昼食の準備がされていました。
実はみなさん、急な調査にも対応できるよう、停泊中も点検整備など船上勤務を行うことが義務づけられており、家には帰れないのだとか。
調査は短くて1か月、長い時は3~4か月を要すため、4か月乗船→1か月休暇、といったサイクルで働いているそうです。

航海中の大きな楽しみが3度の食事と漫画!?
休憩室には漫画が山積みされ、「実は漫画好き」の高井さんも、どっさり持ち込んで読んでいるのだそう。


さて今回、特別に貴家さんだけが搭乗を許された「しんかい6500」。
もともと3人乗りの「しんかい6500」、コックピットは直径わずか2mの球形なので、他のスタッフが乗り込むと身動きが取れなくなります。
ということで貴家さんに小型カメラを渡し、目に入るものを撮影してもらうことに。
「中でどんな話が展開されているのか、スタッフも分からない」状態で、お二人が出てくるのを待つことになりました。
壁一面の計器や操作盤、まるで宇宙船のような空間で展開された、大興奮&爆笑トークはぜひ番組で!

002.jpg

下船後、貴家さんと担当編集者さんが「船もいいね!」と小声で盛り上がっている姿を目撃した私たち。
いずれ「テラフォーマーズ」に船や深海が登場する日が来るかも!?しれません!

 

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:48 | カテゴリ:ここだけの話 | 固定リンク


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