2016年1月

2016年01月28日 (木)

とにかくただ者ではない!!ふたり

2S_01.jpg“Why Japanese People?”で大ブレイク中のお笑い芸人・厚切りジェイソンさん。
街を歩けば「あ、“Japanese People”だ!」と大騒ぎに。
(ジェイソンさん、すかさず「俺はJapanese Peopleじゃないよ!」と返していましたが(笑)確かに!)

どこに行っても写真を撮られまくり、指さされまくり、
1日100回くらい“Why Japanese People?”と言われる、というジェイソンさんですが、
お笑い芸人とIT企業の役員との二足のわらじを履いているのは有名な話。
昼間は芸能活動、それが終わるとアメリカとの時差を利用して夜通し働くため、
1日の睡眠時間は2~3時間だといいます。

「いや、でもタレントの武井壮さんは、1日45分しか寝ないそうですよ。
番組で脳波を調べたら、それでもちゃんと脳が回復してたんですよ。
僕なんて2~3時間もかかるんですから、まだまだですよ」。

収録の合間に少しでも時間が出来ると、スマホで仕事のメールを確認。
さらにその合間をぬってこまめにツイートするなど、とにかく1秒たりとも無駄にしません。
「仕事中に眠くなっちゃうことはないんですか?」と聞くと、
「コーヒーを1日に2~3リットルは飲んでますから大丈夫です」。
コーヒーを2~3リットル飲んで、睡眠2~3時間・・・やはりただ者ではない・・・(笑)

それにしてもジェイソンさんの日本語能力には脱帽するのみです。
金田一秀穂さんの著書の中から「人間には使えない蟹語辞典」を選び出し、しばし熟読。
「面白い角度で日本語を捉えてますよね」。

「蟹語辞典」って何?と思いますよね。
金田一さんによれば、
「ヒトの身体をもとに言葉ができているとしたら、
この生物的条件を持たないほかの生物はどのような言葉を持つだろうか、
ということから、この本が始まった」。

たとえば「前向きに考える」というけれど、それは人間の目が前に付いているから。
カニの目は横に付いているから、カニ語では「横向きに考える」では?
・・・などなど、動物目線で日本語をとらえなおしているわけです。

「腹八分目」をリス語に直したら、「頬八分目」。
「親の七光り」をタマムシ語に直したら「親も七光り」。
「石の上にも三年」をセミ語に直したら「土の下にも六年」。

実用度はゼロですが、今まで深く考えずに使ってきた言葉が全然違ったふうに見えてきます。
それで辞典まで作ってしまうあたり、さすが国語学の権威・金田一家の3代目。
ただ者ではない!

われわれ日本人が深く考えずに使っている漢字やことわざに、
“Why Japanese People?!”
と容赦なくツッコミを入れるジェイソンさんとのトークは、もちろん大スパーク!
「こういう他の分野の人と交わる仕事、もっといっぱいあった方がいいね!」と、
ジェイソンさんも大満足で帰って行かれました。

ところで。
前半の収録場所となったステージに飾り付けられた「WHY JAPANESE PEOPLE?」のキラキラモール。
ADのK谷ちゃんを中心に、スタッフが徹夜で手作りしたものなんです。
ジェイソンさんも「これ、どうしたんですか?」と大感激、
収録後、記念撮影して帰られました。
スタッフ苦心のデコレーションも、あわせて見ていただければ幸いです!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:11:05 | カテゴリ: | 固定リンク


2016年01月09日 (土)

まさに奇跡!オーバー100歳超人対決

SHINODAHINOHARA.png2013年4月にスタートした「SWITCHインタビュー達人達」もめでたく100回目を迎えることに。
「100回記念だけに、104歳の現役医師・日野原重明さんと103歳の現役美術家・篠田桃紅さんによるオーバー100歳対談はどうだろう?」というアイディアが持ち上がったとき、
とっさに頭をよぎったのは「お二人の体調はいかがだろうか、1時間以上の収録に応じていただけるだろうか」という不安でした。

しかしEテレの編集長が「あのお二人なら、たとえ数分間沈黙が続いたとしてもありがたいよ!」と鶴の一声。
お二方からもご快諾いただき、奇跡の顔合わせが実現に向けて動き出したのです。

それにしても驚いたのは日野原先生のお忙しさ。
講演会やらイベントやら面会やら、毎日スケジュールがびっしり。
月に1~2度は飛行機に乗ったり新幹線に乗ったりして地方出張にも出られるというのですから、さらにびっくりです。
(先日は沖縄に日帰り出張されたと、エッセイに書いておられましたっけ!)

「30分捻出するのが精一杯」という秘書の方に無理にお願いして、
いったん収録日も決まったのですが、
残念ながら当日篠田さんの体調がすぐれず、翌月に延期することに・・・。

「いくらお二人がかくしゃくとされているとはいえ、やはりムチャな企画だったのだろうか」
ーーーそんな不安の中、迎えた翌月の収録でしたが、いざ始まってみると我々の心配は一気に吹き飛ばされることに!

篠田さんのアトリエに車いすで現れた日野原さんは、
篠田さんの顔を見るや立ち上がり、スタスタとお歩きに。
心臓の負担を減らすため、移動には車いすを使うようにしているそうですが、
玄関の段差もひょいと乗り越え、アトリエに入っていかれます。

迎える篠田さんも明朗闊達!
アトリエにずらりと並んだ硯や筆を見ながらの話も止まりません。
10分以上立ったままお話が弾んでいるので、スタッフのほうが不安になってイスをおすすめしたほどでした。

途中日野原先生がうとうとされたり、
20分くらいたったところで「それでは本日はこのへんで」と切り上げようとなさるのを、
あわててディレクターが「もう少しお話を」とお願いしたり(笑)、
思わずなごむ瞬間もありましたが、
とにかくお二人とも、頭脳明晰、意気軒昂、愉快痛快!
人生100年の経験から、こちらがハッとするような発言が次々と飛び出します。

終わってみればたっぷり1時間。
お疲れを心配しつつ、翌日、日野原さんの病院で行われた後半の収録は、それをさらに上回る1時間半!
お二人にしかできない感動的なお話の数々に、スタッフも手を合わせたいような気持ちで収録を終えたのでした。

ところで後半の収録後。
「あら、もう時間なの?」とまだまだ話し足りないご様子の篠田さんを尻目に、
「次の約束がありますので」と急ぎ足で出て行かれた日野原さん。
機材を片付けて、外に出たわれわれスタッフが目にしたのは…。
病院の庭で「植樹祭」に列席されている日野原さん!
せっせと木を植える姿に、全員立ち尽くしました。
「まさに超人・・・」。

人間の偉大さ、すごさを改めて感じる60分。
謹言満載、永久保存版の“オーバー100歳対決!”をどうぞお見逃しなく!

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:15:47 | カテゴリ:ここだけの話 | 固定リンク


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