2015年11月

2015年11月21日 (土)

やたらと絵になる男と、とにかく作ってしまう男!?

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芸能界屈指のファッショニスタとして知られる、オダギリジョーさん。
NHKドラマ「経世済民の男  高橋是清」の撮影現場にも、
派手な黄色フレームのメガネに、超オシャレな短パンにサンダル・・・てな、
エッジのきいた服装で現れ、毎日スタッフの度肝を抜いていたとのこと。
今回はどんないでたちでお越しになるのか、とても楽しみにしていました。

そして表参道に現れたオダギリさんは・・・全身黒で超スタイリッシュ!
胸元にドレープが寄った、一見するとワンピースのような服。
上に羽織った薄手のパーカーの袖と裾には黒いレースがあしらわれ、
袖は一部を指に引っかけるようなデザインになっています。
オダギリさん以外の男性にはまず着こなせなさそうな、超個性的なデザイン。

道行く誰もが振り返り、「わぁ・・・」というハートマークつきのため息や、
「オダギリ、フツーにカッコイイ」といった羨望のささやきが、方々から聞こえてきました。

いっぽうの舘鼻則孝さんも、もともとファッションデザイナー志望で、
高校生の頃から自分でジャケットやパンツ、ブーツやバッグまで手作りしていたというほどの人です。
この日は舘鼻さんも全身黒ずくめの装いで、マオカラーのジャケットは総レース使いのもの。
何だか出会う前から、通じ合っている!予感がしました。

アトリエで舘鼻さんの代表作「ヒールレスシューズ」を試着したオダギリさん。
これがまた、オダギリさんの雰囲気やこの日のコーディネイトに、まるであつらえたかのようにピッタリ!なんです。
俳優とアーティスト、全く違う職種の二人が静かに響き合っていくさまを見ていると、
何だか、あらかじめ出会うことが運命づけられていたように思えました。

ところで、舘鼻さんのアトリエにかけられていたカーテン。
うさぎが織り込まれた珍しい生地で、生地を気に入った舘鼻さんが自分で縫ったものなのだとか。

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実は舘鼻さん、うさぎが大好きで、アトリエでも1匹飼っています。
スタッフさんいわく「うさぎの顔がどんどん舘鼻に似てきている!」のだとか。

舘鼻さん自身は、うさぎというよりは、象さんみたいな・・・
30歳とは思えないほどゆったり落ち着いた、包み込むように優しく穏やかなお人柄。
舘鼻さんが一点一点手作りする作品には、きっとその優しい魂がこもっていそうです。

日仏合作の映画「FOUJITA」で、日本人として初めて西洋画壇に認められた超個性的な画家・藤田嗣治を演じた
オダギリさん。
番組では、2人で藤田嗣治の作品展を訪ね、本人を演じた男と、藤田と同じ東京藝大で学んだアーティストとが、
一緒に作品を見て歩く貴重な場面もあります。
収録後、「このままで大丈夫だ、と背中を押してもらえた気がした」(オダギリさん)、
「いつかきっと二人で仕事をしたい」(舘鼻さん)と、感動をかみしめていた二人。
響き合う時間を、ぜひ共有してください!

 

 

 

 

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:23:00 | カテゴリ:ここだけの話 | 固定リンク


2015年11月19日 (木)

総集編放送決定!リクエスト大募集!

「SWITCHインタビュー達人達」12月26日(土)は総集編を放送します!
今年度上半期に放送した番組の中から、見逃した回、もう一度見たい回、皆様のリクエストを募集します!
リクエストはこちらから→ https://cgi2.nhk.or.jp/prog/form.cgi?p=P2525&tb=f1&f=P2525

<2015年度>
●吉永小百合(女優)×藤原道山(尺八演奏家)
●吉田鋼太郎(俳優)×宮川彬良(作曲家・舞台音楽家)
●水谷豊(俳優)×小曽根真(ジャズピアニスト)
○松井優征(漫画家「暗殺教室」)×佐藤オオキ(デザイナー)
●大泉洋(俳優)×日野晃博(ゲームクリエーター「妖怪ウォッチ」)
●一青窈(歌手)×やなぎみわ(現代美術家)
●鈴木京香(女優)×小山登美夫(ギャラリスト)
○辰巳芳子(料理家)×川瀬敏郎(花道家)
●桂由美(ブライダルファッションデザイナー)×IKKO(美容家)
●松岡修造(プロテニスプレーヤー)×茂木健一郎(脳科学者)
○井村雅代(シンクロ日本代表コーチ)×広上淳一(指揮者)
●久本雅美(タレント)×JUJU(シンガー)
●森本千絵(アートディレクター)×吉本ばなな(作家)
●園子温(映画監督)×永井豪(漫画家)
●さかなクン(東京海洋大学 客員准教授)×磯田道史(歴史学者)
○角幡唯介(探検家)×塩沼亮潤(僧侶・千日回峰行者)
●山極壽一(霊長類学者・京都大学総長)×関野吉晴(探検家・医師)
●二階堂ふみ(女優)×菅井円加(バレエダンサー)
○中井貴一(俳優)×糸井重里(コピーライター)
●宮沢りえ(女優)×リリー・フランキー(イラストレーター・作家・俳優)
●田中泯(ダンサー)×挾土秀平(左官)
●田口トモロヲ(俳優・映画監督・ナレーター)×松尾スズキ(作家・演出家・俳優)
●本木雅弘(俳優)×真鍋大度(メディア・アーティスト)

ちなみに、2013年度の放送については2014年4月7日付けのブログをご覧下さい。
URL:http://www.nhk.or.jp/switch-int-blog/2014/04/07/
2014年度の放送については2014年12月29日付けのブログをご覧下さい。
URL:http://www.nhk.or.jp/switch-int-blog/2014/12/29/

投稿者:スタッフ | 投稿時間:00:59 | カテゴリ: | 固定リンク


2015年11月12日 (木)

高倉健さんみたいな男と3人の妖精!?

08.png 昨年から放送がスタートした「となりのシムラ」。
志村けんさんが、初めてかつらやメイクなど一切の扮装を封印して、素顔で演じる新感覚のコント番組です。
ふつうの中年男の、いかにもありそうなシチュエーションで笑わせるのですが、
そこはかとなく漂う哀愁が何ともいえない、
いわば「俳優・志村けん」を味わえる番組なんです。

 その「となりのシムラ」プロデューサーさんに、「会って話してみたい人はいますか?」と聞いてもらったところ、
挙がった名前が「・・・Perfume。」だった、・・・という情報が。
「ええー何で!?」「大・大・大ファンらしいですよ」「ええー!?」

 それからほぼ1年。満を持して迎えた収録は、驚きの連続でした。
 

まず、現場に現れた志村さんが、テレビで見せる顔とはまるで別人!とっても寡黙なのです。
われわれスタッフの説明にも無言で耳を傾けるのみ。

ディレクターが「こんなことも話してほしい」とお願いしたら、
鋭い眼光で「その質問、どんな意味がある?」。
説明に納得したら、「ああ、なるほど」。
番組づくりに対して真剣で、めちゃくちゃカッコいい。
なんか、高倉健さんみたいなんです・・・!

「となりのシムラ」のプロデューサーさんによると、
「志村さんと台本の打合せ、4時間5時間は当たり前」なんだとか。
それもダラダラ雑談するような打ち合わせではなく、
まさに脳みそからアイディアを絞り出すような、真剣勝負そのものだといいます。
“何が面白いか?””どうすれば面白くなるか?”を徹底的に追求する姿勢は、
芸能界においても抜きん出ているのだといいます。

当番組のナレーター六角精児さんも、
「以前、放送作家さんたちが精魂尽き果てて放心状態になっている横で、
志村けんさんと柄本明さんが黙って向き合って座っている、という撮影現場を目撃したことがある。
あんなに笑いについて突き詰めて考える人は他にはいないんじゃないかなあ」とのこと。

 対するPerfumeは、もうまるで妖精のよう!3人が車から降り立つなり、なんだか辺りがキラキラと眩・し・い!
楽しそうなおしゃべり、脚線美、軽やかな動き、・・・よく「花が咲いたよう」と形容しますが、まさにそんな感じ。
志村さんのみならず、現場にいた全員が、思わず鼻の下をのばしていました(笑)。

志村さんがPerfumeを見初めた意外なきっかけとは?
志村さんが結婚しない理由とは?
あーちゃんの大粒の涙のわけとは?

Perfumeも志村さんも、実に聞き上手で話し上手。
ネタ作りの秘密から人知れぬ葛藤まで、最強のエンターテイナーたちの意外な一面が次々と明らかに・・・!
3対1の異色トーク、どうぞお楽しみに!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:00:00 | カテゴリ:ここだけの話 | 固定リンク


2015年11月07日 (土)

番組未公開トーク!芥川賞作家・羽田圭介とオードリー若林のおすすめ本

blog.png30歳になったばかりの芥川賞作家・羽田圭介さんと、
筋金入りの読書家・文学青年として知られるオードリー若林さん。
番組では泣く泣くカットしてしまったのですが、
収録時、お二人には「イチ押し本」を持ってきてください、とお願いしてありました。

若林さんが取り出したのは、なんと岩波文庫の「ラ・ロシュフコー箴言集」。
さまざまな戦いや権力闘争を経験した17世紀フランスの貴族ロシュフコー公爵が、
辛辣な人間観察に基づいて生み出した格言・箴言集です。

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「人はふつう誉められるためにしか誉めない」とか、
「恋はその作用の大部分から判断すると、友情よりも憎悪に似ている」とか、
ドキリとするようなフレーズが満載。

コンビ結成まもないころは、「3分間1点を見つめているだけ」とか「アメフトの格好でぶつかりあっているだけ」といった
「アバンギャルド」な漫才を披露して、
「売れなくてもいい、俺たちはロックな人間なんだ!」といきがっていた、という若林さん。
家で一人、お酒を飲みながらこの箴言集をめくり、
「断じて媚(こび)は売らないと標榜するのも一種の媚である」といった言葉に出会っては、
「それ言っちゃう~?」と悶絶したりしているのだとか。

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文庫本には折り目がいっぱい。
「凡人は概して自分の能力を超えることを全て断罪する」という言葉に赤丸がついていたりします。
今から350年も前に書かれた言葉でありながら、
「褒める非難があり、くさす賛辞があるところが新しい」と、繰り返し手に取っているそうです。

いっぽう、羽田さんが取り出したのは村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」。

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歓楽街で風俗ガイドをする青年ケンジが、フランクというアメリカ人の客と出会い、事件に巻き込まれていくストーリー。
数年前に初めて読み、「酒鬼薔薇事件など、その後に起きた現実の事件を予見しているかのようだ」と震撼したのだとか。
「小説がときに現実を超える力を持つ」ことを実感した作品だといいます。

若林さんも大学の卒論で論じたほどの村上龍ファン。
ラジオ番組でのトークで「イン・ザ・ミソスープかっつーの!」というツッコミをしていたことを羽田さんに指摘され、
「ふつう分からないよね、そのツッコミ」と爆笑していました。

続いて羽田さんが恨めしそうに取り出したのは藤沢周の「オレンジ・アンド・タール」。

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同級生の飛び降り自殺を目の当たりにし、情緒不安定になった高校生が、
江ノ島の弁天橋下でダンボール生活を送る伝説のスケートボーダーを精神的に頼りはじめるが、
そこでも事件の目撃者となってしまう・・・というストーリー。

羽田さんが「男の自意識や行動原理って、くだらない牽制や意地の張り合いがほとんど。その空回り感が見事に描かれているところが好き」といいます。
実はこの小説の文庫版の解説を書いているのは若林さん。
羽田さんはそれを知った時、「キィーッ!僕が書きたかったのに!なんで若林さんが!」と本当に悔しかったのだとか。

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そんなこんなで、好きな作家や作品もよく似ていた二人。
一度だけ作家が大勢集まる飲み会で顔を合わせたことがあったものの、
1対1でまともに話すのは初めて、といいながら、
互いの率直な本音がさく裂する見応え十分のトークとなりました!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:41 | カテゴリ:ここだけの話 | 固定リンク


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