2015年1月

2015年01月27日 (火)

大スターと「糸井重里的生き方」

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「芸能人に人気のある芸能人」が、います。

森光子さんとか、吉永小百合さんとか、小泉今日子さんとか・・・。

中井貴一さんも、間違いなくその一人ではないかと思います。
一緒に仕事をしたことがある人は口をそろえて、「中井貴一さんは、素晴らしい人だ」「中井貴一さんには、感激した」。誰もが熱い信頼と尊敬を口にするのです。

いったいどんな方なんだろう・・・?私たちスタッフも、お会いするのが楽しみであると同時に、そんな中井さんが「糸井重里的生き方って、いいよね」とつねづね言っているらしい、と聞いて、とっても興味を持ちました。

糸井重里さんといえば、「おいしい生活。」「不思議、大好き。」「いまのキミはピカピカに光って。」「くうねるあそぶ。」などなど、時代を象徴する名コピーの数々を生み出したのはもちろん、

ジュリーの「TOKIO」や矢野顕子の「春咲小紅」などの作詞、ファミコンゲーム「MOTHER」シリーズの製作、テレビ番組「YOU」の司会、バス釣りをブームにしたかと思えば「となりのトトロ」でメイとさつきのお父さん役の声優を務めたりと、あらゆる分野で「ヒット」や「ブーム」を仕掛けてきた人。

90年代にいち早く始めたWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」は、1日140万ページビューを誇る人気サイトであり続けています。
 

「糸井重里的生き方」。自由な?興味がおもむくままの?ジャンルやボーダーにとらわれない?―――

正統派俳優として、芸能界の王道をゆく中井さんが、何を思っておられるのか、ぜひお二人で話してほしい!と思いました。

で、まず中井さんにNHKの番組「サラメシ」のナレーション録りの現場を撮影させてもらえないか、お願いした私たち。

「サラメシ」では、「こんにちは-、中井貴一でっす♪」「あれあれー、どーゆーことー?」など、あの端正な中井さんからは想像できないほど、コミカルでひょうきんな一面を見せてくれているからです。
 

ところが答えは「NO」。「サラメシ」は“声だけの人格”なので、ナレーションを読んでいるときの顔をわざわざ見せたくない、というのです。ナレーション録りのブースには、番組スタッフも、中井さんの事務所のスタッフも立ち入りが許されないのだとか。

ますますどんな人なのか、中井さんに会えるのが楽しみになってしまった私たち。
そしてそして。やってきました収録の日!
 

白いデニムに皮ジャンで、さっそうと現れた中井さん。

糸井さんとの対話は、まさにカッコイイ大人たちによる、洒脱で、機知にあふれた、最高に示唆に富んだものになりました。スタッフも、爆笑したり、ニヤニヤしたり、「へえええー」と感心したりしながら、存分に楽しませていただきました!

翌日、糸井さんが「ほぼ日」のコラムに書いてくださいました。
 

「企画意図に反してですね、場所ごとにインタビュアーを交代するというようなかたちにはならなくて、どっちが語り役で、どっちが聞き役というスイッチは、しょっちゅう切り替わっていたような気がします。こんなふうに対話ができる場合には、「どんな花が好きですか?」というような質問でも、必ず話は面白く転がっていきます。テレビというメディアのうえで、こういう対話ができたのは、とてもめずらしくて、しかも、とてもうれしいことでした。」

「どんなふうに編集されるかはわかりませんが、とてもおもしろかったんです」とも書かれていたので(ドキっ!)、

お二人の空気感をこわさぬよう、一生懸命つくりました。
いかがでしょうか?糸井さん。

(ちなみにお二人の対話があまりにも面白く、カットするには惜しい話がたくさんあったので、75分の「完全版」をつくることになりました。
本編には出てこない話がたくさん出てきます。2月8日(日)午後3時~(Eテレ)。こちらもぜひ、ご覧下さい!)

投稿者:スタッフ | 投稿時間:18:28 | カテゴリ:ここだけの話 | 固定リンク


2015年01月16日 (金)

そう、TVに台本はいらないのです!

tamurainoko.png人呼んで「デジタル界の風雲児」、国内外から熱い注目を集める猪子寿之さんが
「一番会いたい人」として名前を挙げたのは、ロンブーの田村淳さん。
「テレビのど真ん中にいる人なのに、ネットでめちゃくちゃ充実した独自企画をやっている。
その理由や狙いに興味がある」とのこと。

確かに、“淳の休日”のサイトを見ると、「ハンパない」(猪子さんの口癖)んです。
マスク着用がルールの集団お見合い、大人の運動会、大人の文化祭などなど、
1000人規模の人が集まるイベントを、テレビ番組の企画とは無関係に、手弁当で、
自分の休みの日を使ってやっている。
民放局の看板レギュラー番組に豪華特番のMCにと、超売れっ子のロンブー淳さん。
誰しも、「え?どうしてわざわざこんなことを?」と思うに違いありません。
ところがいろいろ調べても、淳さんはインタビュー記事などで自分の思いを語ることが少なく、
案外肉声が聞こえてこないのです。

「型破りな言動で知られる猪子さんと淳さんに、とことんしゃべくってもらったら面白そう!」
とは思ったものの、「あの淳さんが地味なEテレの番組(と自分たちで言うのも何ですが・笑)の、
それも通常回に出てくれるかなー。スケジュールをもらうのも至難の業だろうし・・・」と
正直ほとんど期待していなかったのです。

ところがある日、地下鉄の駅で見知らぬ番号からかかってきた携帯に出てびっくり。
「もしもし、僕、ロンドンブーツの田村淳と申します。番組、興味あるんですけど」。
「はい?!・・・ええええーーー!?」

売れっ子かどうかに関わらず、タレントさんご本人から番組担当者に直接連絡が来るなんてことは
まずありません。(マネージャーを付けない岡本夏生さんとふなっしーさんは別ですが!)
焦りまくりながら、番組の趣旨や猪子さんからのリクエストであることなどをお伝えした私に、
「じゃあ近いうちにマネージャーから連絡させます」と電話を切った淳さん。
こうしていきなり番組は動き出したのでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・
淳さんて、女たらしで、チャラくて、、、、なんて、思ってませんでした?
でも今回の収録を通して、「とっても素敵な人なんだなー」と分かりました。
ちゃんと自分の頭で物事を考えて、いいと思ったら変な気取りも迷いもなくスっと行動に移せて、
あらゆることにさりげなく気を配って。ひとことで言うと「仕事ができる人」なのです。
そりゃそうですよね、考えてみれば。ただ口がうまくてマメなだけで、あんなモテるわけがありませんでした。
仕事ができるからこそ、女性たちは「ステキ!」ってなるんじゃないでしょうか。

さて、体格も性格もいい意味で規格外!の猪子さんと、初対面の淳さんがどれほど意気投合し、
こちらの想定をはるかに超えて、話が縦横無尽に展開したか。「そんなこと言っちゃっていいの?!」という
際どい発言もてんこ盛り、建前やきれいごと、社交辞令やお約束、すべてすっ飛ばした爽快なトークには、
立ち会っているスタッフも圧倒されました。こちらも覚悟を決めて、制作させていただきました!
超パワフルなSWITCHインタビュー、中身はぜひオンエアでお確かめください!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:11:32 | カテゴリ: | 固定リンク


2015年01月04日 (日)

東出さん、おめでとうございます!!

blog_higashide.jpg超売れっ子俳優・東出昌大さんが指名したのは、戦後最年少の23歳で直木賞を受賞した作家・朝井リョウさん。

朝井さんの作家デビュー作であり62万部のベストセラー「桐島、部活やめるってよ」が映画化された際、
主役の1人として俳優デビューを果たしたのが東出さんでした。
撮影現場にやってきた朝井さんに、東出さんのほうから声をかけてメールアドレスを交換し、
映画が公開されると、他のキャストも一緒に、こっそり映画館に見に行ったといいます。

メールのやりとりは続けてきたものの、会うのは2年半ぶり。
朝井さんは「東出くんは、売れるにつれてますます”いい人”になってきている気がするので、
今回は”今までに見たことのない顔”を暴きたい!」と大張り切り。

東出さんに会うなり、「他の回に負けないおもしろさにしたいんだよね」
「特に作家の西加奈子さん(と椎名林檎さん)の回には負けたくないんだよね」と闘争宣言(笑)。
朝井さんが、「今までのSWITCHインタビュー見た?誰の回見た?」と問うと、
東出さん、「何本か見たよ、彼女のやつとか・・・」。

そう、10月に出演してくださった杏さん(と作家・和田竜さん)の回を見たことを、さらりと口にしたのです。
朝井さんも一瞬あっけにとられ、
「彼女って、彼女のことだよね?・・・そんなこと言っちゃっていいんだ?」
「いや、別に隠すことでもないからさ」。

その場にいた女性スタッフは、「堂々として、なんて男らしい~!!」といっぺんに東出ファンに(笑)

朝井さんの大奮闘のおかげもあって、率直な本音や同世代へのライバル心なども次々飛び出し、
見応えのあるトークバトルとなりましたが、
東出さんのさわやかで素直で、まぶしいほど真っ直ぐな人柄が、印象に残る収録でした。

杏さんに出演していただいたときも、その聡明さ、落ち着き、仕事に対する真摯さに、心底感銘を受けた私たち。
その後お二人は、「元日婚」を発表されました。
どう考えてもお似合いすぎる、素敵すぎるお二人。

当番組からも、心からの祝福をお伝えしたいです。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:00:00 | カテゴリ:ここだけの話 | 固定リンク


2015年01月01日 (木)

お正月だよ「SWITCHインタビュー達人達 新春SP!」

あけましておめでとうございます。
新年最初の1月3日(土)は豪華3本立ての「新春スペシャル」をお送りします!


●その1 宇宙飛行士・若田光一さん×小説家・平野啓一郎さん

若田さんが、知人から平野さんの近未来小説「ドーン」を借りて読んで感銘を受け、
「ぜひ一度お会いしましょう」という話が出ているらしい・・・と聞きつけたのは昨年のこと。
「だったらぜひこの番組で!」とお願いし、
日本滞在中の分刻みのスケジュールの中、時間をいただけることになりました。

平野さんの小説「ドーン」は、人類初の火星探査に成功した日本人宇宙飛行士が主人公。
男4人、女2人の6人のクルーが2年半におよぶ火星探査ミッションに挑むのですが、
過酷な閉鎖空間下、1人が精神を病んで寝たきり状態になり、他のメンバーに介護の負担がのしかかったり、
女性宇宙飛行士が相手の分からぬ子を妊娠したりと、多くの問題が噴出します。

極秘裏に処理されたはずの火星での”事件”が、
やがてアメリカ大統領選挙を揺るがす大スキャンダルにつながっていき、・・・という壮大なストーリー。

「ドーン」には、奥歯に埋め込んだスイッチで操作するコンタクト・レンズ型のモニターだとか、
顔を自在に変形できるようになる<可塑整形>技術だとか、
平野さんが小説家ならではの想像力で描き出したSF的要素も数多く登場し、
私も時間を忘れて一気読みした記憶がありました。

通算347日という、日本人最長の宇宙滞在記録を持ち、
「誰よりも宇宙空間を知る男」である若田さんは、小説のどこに感銘を受けたのか?

宇宙に行くことで人はどうなるのか?
宇宙移住時代に予測される問題、人間の限界とは?
「宇宙飛行士の実体験」と、「文学者の想像力」が響き合い、
他では聞いたことのない、実に興味深い話がどんどん展開、
聞いている私たちも興奮を抑えられませんでした!


●その2 フラワーアーティスト・ニコライ・バーグマンさん×女優・吉田羊さん

番組のレギュラーナレーター吉田羊さんは、
お気に入りのアンティーク着物に身を包み、あこがれのフラワー・アーティスト、ニコライ・バーグマンさんの元へ。
うぐいす色に松の柄のお着物も、百合の柄の帯も、すべて羊さんの私物。
着付けも自分でやってしまうのですからさすがです。

「この着物のイメージでアレンジを作ってほしい」
「髪に花を生けてほしい」
という羊さんの無茶ぶりに、ニコライさんがとっさに繰り出したアイディアには、スタッフもあ然ボー然!
これぞ北欧のセンスと和の要素を融合させる「ニコライ・マジック」かと、
大いに驚かされた瞬間でした。

それに対して羊さん初挑戦のフラワーアレンジメントのできばえはいかに?!


●その3 ”百獣の王”武井壮さん×俳優・六角精児さん

もう1人のレギュラーナレーター六角さんに、「これまで出演した”達人達”の中で会いたい人は?」と尋ねると、
出てきた名前が武井壮さん。
「なんで?」

何しろ六角さんは、運動嫌い、運動音痴を自認する超文化系。
かつて総集編の収録中にも、
「舞台稽古の前の準備運動やストレッチもやりたくないから、物陰からこっそり見ていて、終わる頃に登場する」と告白していたくらいです。

そんな六角さんが、”百獣の王”超肉体派の武井さんと話したらどうなるのか?
六角さんは「全く想像がつかないから面白そう」と言い、
私たちもその訳のわからなさに乗ってみることにしました(笑)
果たしてその結果は・・・?!


お正月、おせちに飽きたら「SWITCHインタビュー達人達」!お楽しみに~。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:00:00 | カテゴリ: | 固定リンク


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