2016年01月09日 (土)

まさに奇跡!オーバー100歳超人対決

SHINODAHINOHARA.png2013年4月にスタートした「SWITCHインタビュー達人達」もめでたく100回目を迎えることに。
「100回記念だけに、104歳の現役医師・日野原重明さんと103歳の現役美術家・篠田桃紅さんによるオーバー100歳対談はどうだろう?」というアイディアが持ち上がったとき、
とっさに頭をよぎったのは「お二人の体調はいかがだろうか、1時間以上の収録に応じていただけるだろうか」という不安でした。

しかしEテレの編集長が「あのお二人なら、たとえ数分間沈黙が続いたとしてもありがたいよ!」と鶴の一声。
お二方からもご快諾いただき、奇跡の顔合わせが実現に向けて動き出したのです。

それにしても驚いたのは日野原先生のお忙しさ。
講演会やらイベントやら面会やら、毎日スケジュールがびっしり。
月に1~2度は飛行機に乗ったり新幹線に乗ったりして地方出張にも出られるというのですから、さらにびっくりです。
(先日は沖縄に日帰り出張されたと、エッセイに書いておられましたっけ!)

「30分捻出するのが精一杯」という秘書の方に無理にお願いして、
いったん収録日も決まったのですが、
残念ながら当日篠田さんの体調がすぐれず、翌月に延期することに・・・。

「いくらお二人がかくしゃくとされているとはいえ、やはりムチャな企画だったのだろうか」
ーーーそんな不安の中、迎えた翌月の収録でしたが、いざ始まってみると我々の心配は一気に吹き飛ばされることに!

篠田さんのアトリエに車いすで現れた日野原さんは、
篠田さんの顔を見るや立ち上がり、スタスタとお歩きに。
心臓の負担を減らすため、移動には車いすを使うようにしているそうですが、
玄関の段差もひょいと乗り越え、アトリエに入っていかれます。

迎える篠田さんも明朗闊達!
アトリエにずらりと並んだ硯や筆を見ながらの話も止まりません。
10分以上立ったままお話が弾んでいるので、スタッフのほうが不安になってイスをおすすめしたほどでした。

途中日野原先生がうとうとされたり、
20分くらいたったところで「それでは本日はこのへんで」と切り上げようとなさるのを、
あわててディレクターが「もう少しお話を」とお願いしたり(笑)、
思わずなごむ瞬間もありましたが、
とにかくお二人とも、頭脳明晰、意気軒昂、愉快痛快!
人生100年の経験から、こちらがハッとするような発言が次々と飛び出します。

終わってみればたっぷり1時間。
お疲れを心配しつつ、翌日、日野原さんの病院で行われた後半の収録は、それをさらに上回る1時間半!
お二人にしかできない感動的なお話の数々に、スタッフも手を合わせたいような気持ちで収録を終えたのでした。

ところで後半の収録後。
「あら、もう時間なの?」とまだまだ話し足りないご様子の篠田さんを尻目に、
「次の約束がありますので」と急ぎ足で出て行かれた日野原さん。
機材を片付けて、外に出たわれわれスタッフが目にしたのは…。
病院の庭で「植樹祭」に列席されている日野原さん!
せっせと木を植える姿に、全員立ち尽くしました。
「まさに超人・・・」。

人間の偉大さ、すごさを改めて感じる60分。
謹言満載、永久保存版の“オーバー100歳対決!”をどうぞお見逃しなく!

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:15:47


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