2014年05月19日 (月)

「漫画家になりたかったミュージシャン」と「ミュージシャンになりたかった漫画家」の旅

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「佐野元春さんは、実は少年時代漫画家にあこがれていて、手塚治虫のアトリエを訪ねて行ったり、雑誌に投稿しようとしたことさえあったらしい」という話を聞いたのは、半年以上前だったでしょうか。
「浦沢直樹さんが大学時代まで本格的なバンド活動をやっていて、漫画家になる前はミュージシャンになりたいと思っていた」というのも有名な話で、実際、映画「20世紀少年」には、浦沢さん自作の曲が使われていたりもします。
「二人は人づてに、”一度会って話したいね”と言い合いながら、実現せぬまま何年も経過しているらしい」と聞き、
「だったらぜひ、この番組で!!」と対談をお願いすることになりました。

二人を結びつけたのは、まず「鉄腕アトム」。
佐野さんは、浦沢さんの作品「PLUTO」(手塚治虫「鉄腕アトム」の「史上最大のロボット」をリメイクしたもの)に感銘を受けたといいます。佐野さんも、「僕らは愚かな人類の子供だった」という鉄腕アトムに捧げるポエトリー・リーディング作品を発表しています。

佐野さんが浦沢さんのアトリエを訪ね、「鉄腕アトム」の話題から始まった、二人の対話。
まるで少年のように、中学時代に描いた漫画作品や詩作ノートを見せあったり、好きだった漫画や音楽について語り合ったり、佐野さんのCDを聴いたり、浦沢さんのレコードコレクションをチェックしたりしながら、二人のトークはなんと
5時間!も続きました。

そして二人は数日後、ニューヨークへ。佐野さんが「SOMEDAY」で大ブレイクした直後、単身移住した街で、
さらに表現について、創作について、語り合いました。

そのもようは4月の「SWITCHインタビュー達人達」でお届けしましたが、1時間の番組にするために、泣く泣くカット
せざるを得なかった名シーン、名トークがあまりに多い・・・もったいない・・・ということで、
今回、スピンオフ企画として「佐野元春×浦沢直樹 僕らの”ボブ・ディラン”を探して」を放送することになりました!

手塚治虫と並んで二人が決定的な影響を受けたのが、「ボブ・ディラン」。
徹夜で描いた漫画をお母様に破り捨てられた(!)ことがきっかけで、急速に漫画から音楽に関心が移っていった、
という佐野さんは、ディランの歌詞をひとつの手本として、中学時代、詩作を始めます。
いっぽう浦沢さんも、ディランの曲から繰り返し「脳天を殴られるような」衝撃を受け、いまだに漫画を描くとき
「ディランならどうするだろう」と考えるほどだとか。

二人がニューヨークで、ディランの足跡をたどる旅をしながら、自らの創作の原点を振り返ります。
「SWITCHインタビュー」をご覧になった方も、ご覧にならなかった方も、どうぞお見逃しなく!

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:14:32


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