2017年06月22日 (木)

「笑い」をマジメに考える

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7月1日の放送は今やワールドツアーも実現!ドラマやファッションショーにも登場と大活躍のお笑い芸人・渡辺直美さんが出演!トークのお相手は、こちらもドラマ・舞台からコントまで幅広く活躍を続けるムロツヨシさん!

 番組前半の舞台は、なんと都内の能楽堂。実はムロさん、去年ここで主演・演出、時に脚本まで手がける舞台を上演しました。渡辺さんも舞台に上がり、2人で能楽堂の舞台を体感するところからトークは始まります。なぜ能楽堂を選んだのか?そこにはどんな思いがこめられていたのか?ムロさんの深い思いが明かされる・・・のかと思いきや、話は意外な方向へ!?トークはスタートから波乱の展開です(笑)お笑い芸人と喜劇役者、ということで中心となるテーマはやはり「笑い」。ムロさんの「笑いの演技」にずっと注目してきたという渡辺さんが、見る人にインパクトを与えるムロさんの演技を支える役作りの秘密や、「喜劇役者」と名乗るようになった原点である幼少期からの「笑い」への思いに迫ります。さらにトークだけでなく、ムロさんがここ数年毎年上演しライフワークとしている舞台の様子や、大人気のコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』収録の舞台裏もご紹介!ムロ・ワールドがたっぷり楽しめます。

 番組後半の舞台は、渡辺さんが所属する事務所の東京本部。もともと小学校だった建物を活用したもので、対談場所も片側に大きな鏡を張りダンス・レッスンができるように改築した元・教室。渡辺さん、早速ムロさんにダンスを披露して下さいました!トークで明かされるのは渡辺さんの驚異の仕事ぶり!ビヨンセやレディー・ガガのものまねで、アメリカ人も真っ青の完コピ振り付けを見せてくれる渡辺さんですが、超多忙な中で、時にはわずか2時間で1曲の振り付けをマスターしてしまうのだとか!(これにはムロさんも驚愕!の表情でした。)そして、ムロさんのインタビューに渡辺さんも率直に答えて下さり、生まれ故郷・台湾で「笑い」に目覚めた幼少時代の思い出から、「ビヨンセのものまね」で大ブレイクするも実は内面に抱えていた苦しい思い、人気芸人として活動中に突然NY留学した理由、さらには多忙な中で自分を保つ方法まで、明かして下さいます。

 今をときめく人気のお2人が、普段はめったに明かさない「笑い」に対する熱くマジメな思いを語り合う『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』、放送は7月1日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:12:24 | 固定リンク


  
2017年06月13日 (火)

時間を撮る・境界を越える

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今週は女優・監督・プロデューサーとして映画の世界でマルチな活躍を続ける杉野希妃さんが登場。トークのお相手は古いアパートや廃虚、人の体に残された傷痕、そして自分の母親の遺品などを撮った独特の作品で世界的にも知られる写真家の石内都さん!

 番組前半の舞台は、石内さんのご自宅兼仕事場でした。その作品内容から「どんなハードな方なのか…」と思わず身構えてしまいましたが(石内さんスミマセン!)、暗室に骸骨グッズをぶら下げてあったり「ファンだった」というデヴィッド・ボウイのポスターを貼ってあったりと、なかなかお茶目な側面を見せて下さいます。トークでは「お母様の遺品を撮ろうと思ったきっかけは?」という杉野さんの問いかけに答える中で石内さん、「私が一番撮りたいものは時間なの」といきなり本質論を語って下さいました。自分は「時間のあらわれ」として遺品や傷痕の写真を撮っており、「人が生きているというのはいとおしい」という感覚が、写真に写るのだ、と。トーク後半では、石内さんが近年ライフワークのようにされている広島の被爆者の遺品撮影についても語って下さいました。なぜ、石内さんはここ10年、毎年のように広島に通い写真を撮り続けるのか?杉野さんのインタビューにより、石内さんの広島への思いが明らかになってゆきます。

 番組後半の舞台は、杉野さんの映画のほとんどが上映されてきたという横浜市内のミニシアター。広島出身の杉野さんが故郷でロケをした最新監督・出演作『雪女』についての話題でトークはスタートしました。「異界の者との交流」や「疎外されるマイノリティー」が描かれた『雪女』。杉野さんはずっと「越境」や「マイノリティー」に興味をひかれ、映画を作り続けてきたといいます。男女の境界、国の境界、さらには人間と人間ならざる者の境界をテーマとし、自らも女優・監督・製作者の境界を自在に往復しながら精力的に活動する杉野さんの仕事術が、石内さんのインタビューで次々に明らかになってゆく様子は見物です!さらにトークの後半では、男性中心の社会で大きな仕事を成し遂げてきた杉野さんと石内さんからの痛烈な言葉が・・・。こちらもお聞き逃しなく!

アーティストお2人が、自らのテーマや仕事術について熱く、率直に語り合う『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』、放送は6月17日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:10 | 固定リンク


  
2017年06月05日 (月)

メディアの役割とは?

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去年、すい星のごとく登場し大ブレイクした「ピコ太郎」。今回はそのピコ太郎をプロデュースした芸人・古坂大魔王さんの登場です!トークのお相手は、30年続く『朝まで生テレビ!』の司会をはじめ、ジャーナリズムの最前線を走り続ける田原総一朗さん!

 まさにSWITCHならでは!という今回の組み合わせ。きっかけは『朝まで生テレビ!』の大ファンだという古坂さんのラブコールでした。古坂さんいわく田原さんの番組は「知識の格闘技」にして「エンターテインメント」。猛者ぞろいのパネリストを相手に、時に自分が悪者にさえなりながら番組を仕切っていく姿を見て、ひたすら憧れていたご様子。一方、田原さんは古坂さんのオファーに対し「本当に聞きたいことを聞く。で、自分も本音をしゃべる。建前は一切ない」と、早くもジャーナリスト魂あふれる真剣勝負モード。対談はかつて古坂さんが出演していたお笑いライブが行われていたライブハウス。そしてトークが始まってまもなく「ピコ太郎」に対する田原さんの率直な感想が!田原さんが何とおっしゃったかは、ぜひ番組をご覧下さい(笑)さらに古坂さんの「笑い」と「音楽」をミックスさせた活動への思いや、長い間古坂さんを励まし続けてくれた立川談志師匠との交流などが、田原さんの鋭い質問により次々に明かされてゆきます。

 番組後半の舞台は、田原さんのご自宅兼仕事場。やはり、というか何というか、すぐ目に入るのはうず高く積まれた本、本、本。机はもちろん、床の上にも本の山がいくつもできあがり、部屋に備え付けてあるテレビもよく見えないほどです。トークはもちろん、古坂さんが大好きな『朝まで生テレビ!』の話題から、本音を言わない相手に本音を言わせる技術、論客揃いのパネリストを仕切る心構えなど、田原さんの仕事術が明かされていきます。さらには、田原さんが民放テレビ局のディレクターだった時代の思い出話から、ドキュメンタリーについて、取材方法について、そしてジャーナリズムについての思いを語って下さいます。そして最後の最後、田原さんの感想と、それを受けて古坂さんから語られた本音が非常に印象的でした。お2人は何をおっしゃったのか?それはぜひ番組をご覧下さい。

 メディアの最前線に躍り出た古坂さんと、メディアの最前線を走ってきた田原さん、お2人の「メディア」への思いが聞ける『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』、放送は6月10日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:15:49 | 固定リンク


  
2017年05月22日 (月)

音楽と生物学の共通点とは?

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今週の舞台はニューヨーク!8年ぶりに出したオリジナルアルバムで新たな音楽に挑戦した「世界のサカモト」「教授」こと坂本龍一さんの登場です!お相手は「動的平衡」の概念で生物の謎を読み解こうと研究を続ける生物学者の「ハカセ」こと福岡伸一さん!

 番組前半の舞台は、収録前日に坂本さんがコンサートを行ったばかりの小さなホールでした。客席に囲まれたホール中央にピアノが置かれ、その周りに見慣れない楽器…というよりは「音を出す道具」が並んでいます。今、坂本さんは秩序だった従来の音楽よりも、これまで「ノイズ」と見なされてきた音を音楽として提示する方法に強く興味を惹かれるのだとか。現在の坂本さんの曲はピアノなどの楽器を従来の奏法でない方法で弾いてみる(ピアノの弦をこすったりします!)、録音した街の雑踏を音楽に取り入れる、など実験精神にあふれたものになっており、会場にある楽器を実際に弾きながら解き明かされる坂本さんの現在の音楽観を、福岡さんも大きな興味を持って聞いていました。トークはほかにも音楽の起源、さらには秩序や論理で世界をとらえることの限界とありのままのものごとを大切にする意義にまで話が及び、福岡さんの次々繰り出す質問に「世界のサカモト」も「鋭いですねぇ」「う~ん、面白い!」など盛んに感心されたご様子。このあたりはぜひ番組をご覧いただき、お2人の丁々発止のやりとりを楽しんでいただければ、と思います。

 番組後半の舞台は、福岡さんが研究を続けるロックフェラー大学でした。創立からまだ100年少しと歴史は浅いですが、25人のノーベル賞受賞者を輩出し、生命科学の分野で大きな足跡を残す大学です。ニューヨーク生活の長い坂本さんも構内に入ったのは初めてだとか。後半のトークは、福岡さんとこのロックフェラー大学との関わりから始まります。京都大学大学院で5年を過ごした後、福岡さんの言葉を借りれば「柳行李ひとつで(坂本さん曰く「スーツケース2つぐらいで」)」ここにたどり着き、「まだまだ食えない」暮らしの中で研究生活に明け暮れた苦しくも楽しい修業時代の思い出、福岡さん懐かしそうに語っていらっしゃいました。さらに話題は福岡さんが研究を続ける「動的平衡」の概念へ。かつてマウスの遺伝子を1つ削除し、マウスにどんな異常を引き起こすのか実験した時、何も異常が起こらなかった経験に端を発した福岡さん生涯のテーマ、「動的平衡」とは?番組をご覧いただければ、生物学の魅力へ扉が開かれるかも!?そしてお2人の対話は…。

 「教授」と「ハカセ」の対話から、音楽と生物学の思わぬ共通点が見出される『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』、放送は6月3日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:14:57 | 固定リンク


  
2017年05月09日 (火)

「人間を描く」創作の秘密

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今週は、演劇ユニット『阿佐ヶ谷スパイダース』で人気を集め、舞台演出からテレビドラマ出演まで幅広く活躍する劇作家・演出家・俳優の長塚圭史さんが登場!トークのお相手は静謐なイメージの木彫上半身像で世界的に有名な彫刻家の舟越桂さんです!

 トークの前半は都内にある舟越さんのアトリエで収録されました。長塚さんはご自身が熱望された舟越さんと初対面ということでワクワクが止まらないご様子。早速、アトリエにある舟越さんの数々の作品に目をとめ、あれこれと質問を繰り出します。なぜ全身彫刻ではなく上半身像なのか?人間以外の題材に興味はないのか?作品を生み出す方法は?長塚さんの質問によって、世界的彫刻家の創作の秘密が明らかになっていく様子は見物です!「醜かったっり愚かだったりひどかったり」する人間だが、それでも「肯定的に人間の存在を彫刻にしたい」という舟越さん。そして「人間一人一人は人類始まって初めての存在」なのだから「その人だけのものを作れれば、必ず新しいものはできるはずだ。それが今の(創作の)原動力になってるんじゃないか」という舟越さんの前向きな言葉は、「もう新しいことなんて世の中にはない」と考えがちな私たちへの痛烈な反論とも感じられ、長塚さんも「それは聞いてる僕がやる気がわきます」と深く納得されていました。

 番組後半の舞台は、長塚さんが現在取り組んでいる舞台『王将』の稽古場。見学する舟越さんの目の前で、長塚さんは出演者たちの芝居を見ながらてきぱきと“ダメ出し”をしてゆきます。わずか数秒、何も言わずに俳優が舞台上を走るシーンでも「(その走り方ではシーンが)理由のない時間になってしまう」と指摘する長塚さん。創造することの厳しさと楽しさが浮き彫りになってゆきます。トークで特に興味深かったのは、長塚さんが自作ではない戯曲で自分が演出しようと思う作品を選ぶ基準。なんと「どうやってやったらいいかわからないやつ」をあえて選ぶのだそうです!このお答えには「えーっ…」と舟越さんも一瞬絶句。でも答えを聞くと「なるほど」と納得。どんなお答えだったかは、ぜひぜひ番組をご覧下さい!そして稽古を見学している時、舟越さんが手帳に何かかきこんでいらっしゃいました。どんなメモか?はたまた…。こちらも最後に明かされます!

 人間を描き続けるアーティスト2人が、そのとっておきの創作術を明かし合う『SWITCHインタビュー』、放送は5月13日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:41 | 固定リンク


  
2017年05月02日 (火)

痛み 悲しみと向き合い、表現する

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今週はデビューから16年、常に第一線で活躍し、人の悲しみに寄り添って歌い続ける歌手・中島美嘉さんが登場!お相手はフランス革命期を舞台にした『イノサン』をはじめ、登山を主題にした『孤高の人』などの漫画作品が高い評価を受け、圧倒的な画力と常識を覆す描写で熱心なファンを持つ漫画家の坂本眞一さんです!

 『イノサン』の大ファンだという中島さん。今回のトーク収録にはなんと、登場人物の髪型と同じように自分の髪を編み上げてのぞむほどの気合いの入れよう。そして収録現場である坂本さんの仕事場に入った途端、壁に掛けられた坂本作品の数々の絵を目にして「あ~~~!」とか「ええーー!!」など興奮の声を上げてしまいます。こんなテンションMAXの中島さん、なかなか見られません!トークでは「自分の作品は読む人によっては苦しみがダイレクトに感じられると思うが、それが今を生きている証と感じてもらえたらいい」と語り、苦しみや痛みを描くことにこだわっているという坂本さんの作品づくりの姿勢に、中島さんも深く共感していらっしゃいました。なぜ、坂本さんはあえて苦しみ・痛みを描こうとするのか?その興味深いお話の内容はぜひ、番組をご覧いただければと思います!

 番組後半は坂本さんが中島さんのレコーディング・スタジオを訪問、中島さんの曲作りの秘密に迫っていきます。「私は歌手ではなく代弁者と名乗っている」と語り、人の悲しみに寄り添って歌ってきたという中島さん。歌を録音する時には集中のためブースからほかの人を出しカーテンを閉めて歌うなど、仕事をしていく上での独特のこだわりから、「最初は歌手になるつもりはなかった」というデビュー当時の話、そして歌うことを本気でやめたいと考えたという出来事まで、率直に語って下さいました。坂本さんもまた、中島さんの話に非常に共感されたようで、「漫画家と音楽って全然違うものだと思ってたんですが、共通するようなことがたくさんある」と感想を漏らされていたのが印象的でした。そして後半の対談中、坂本さんが意外な告白をし、中島さんが仰天する場面が出てきます!坂本さんの告白とは?そして中島さんの驚きぶりは?このあたりも、ぜひ楽しみにしていただければ、と思います。

痛み、悲しみを表現に変えて、第一線で活躍を続けるお2人のお話から、きっと生きるパワーをもらうことが出来るはず。『SWITCHインタビュー 達人達』、放送は5月6日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:43 | 固定リンク


  
2017年04月19日 (水)

「生きるとは」を問う

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今週は9歳で視力を、18歳で聴力を失い、障害者をめぐる問題を当事者として研究する東京大学教授の福島智さんが登場します。お相手は、難病と闘いながら生命科学について考え、書き続けてきた柳澤桂子さんです。

今回のトーク収録は前半、後半とも柳澤さんのご自宅で行われました。とても暖かい春の日差しの中、命をめぐる対話が時に真剣に、時に笑いを交えて展開されていきます。収録で強く感じたのは福島さんのユーモア感覚でした。インタビューされる前半パートは、自分が主役ということでピンク色のおしゃれなシャツを着てきた福島さん。でもそんな自分の姿を「桜餅みたい」とたとえ、収録現場を和ませて下さいます。番組でも少し紹介されますが、大学で主催しているゼミでも今回の収録同様、盛んに冗談を飛ばされ笑いが絶えない様子で、ちょっと見ただけでも「ぜひ参加してみたい」と思わされる素敵なゼミでした!対する柳澤さんも、実はなかなかのユーモア感覚の持ち主。終始、福島さんのペースでトークが進むかと思いきや、収録の最後、柳澤さんが思わぬことをおっしゃり福島さんもタジタジ…。このあたりはぜひ、オンエアでご覧下さい!

 そしてもちろん楽しいだけではなく、今回の見所は生命や倫理をめぐるお2人の興味深いお話の数々。相模原障害者殺傷事件をめぐる福島さんのお話からは、障害者をめぐる問題だけに限定されない論点が浮かび上がります。また生命科学者の視点から「般若(はんにゃ)心経」を独特の視点で解釈した柳澤さんのお話は、人間は人間の理解を超えるものにどう向き合うかという問題を浮かび上がらせ、さらには科学と倫理をめぐるお2人の興味深い議論へとつながってゆきます。

 お2人がそれぞれの生き方からつかみとった思いを明かす『SWITCHインタビュー』、放送は4月22日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:12:43 | 固定リンク


  
2017年04月10日 (月)

年の差・半世紀の真剣勝負!

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今週の『SWITCHインタビュー 達人達』はこれまで著作が80冊以上、科学から芸術まで、世の中の森羅万象を「編集」という視点から読み解き、情報あふれる現代社会と対峙する知恵として「編集工学」を提唱する松岡正剛さんが登場!トークのお相手はデビューから5年、一度聞いたら癖になる曲調や独特の歌詞で人気を集める音楽ユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカル・コムアイさんです!

たまたま動画サイトでコムアイさんのミュージックビデオを目にし、以来ずっと気になっていたという松岡さん。トーク収録の少し前には、コムアイさんたち「水曜日のカンパネラ」が初めて実現した日本武道館でのコンサートも聴きに行きました。1万人近い観客を沸かせ、コンサート自体は盛況に終わったのですが、松岡さんもコムアイさん自身もこの日のパフォーマンスにはいろいろ思うところがあったようで…。トークでは松岡さんのなかなか辛口な感想と、それを受けてのコムアイさんの思いが聞けます!

しかし全体としては、松岡さん73歳とコムアイさん24歳という年の差をものともせずお2人が互いに共感し合い、刺激し合う内容になりました。「ライブでは観客を異界へ誘うドアを探したい」と望むコムアイさんと「そのドアを上手に開けてるよ」と応じ、メディア論から古典芸能まで膨大な知識でコムアイさんの魅力を独自に分析する松岡さん。一方のコムアイさんも、物怖じすることなく松岡さんに対し、編集工学とは何か?編集工学を提唱するに至った経緯とは?といった質問を繰り出していきます。トークを聞いて「本当に通じ合う人同士は、年齢差や仕事のジャンルの違いなど軽々と飛び越えて共感できるものなのだなあ」と改めて思わされました。

1を聞いて10を知る、達人同士の魂の交歓に触れる『SWITCHインタビュー』、放送は4月15日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:16:46 | 固定リンク


  
2017年04月04日 (火)

一生ものの仕事とは?

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今週は、大河ドラマ『真田丸』で悲運の武将・武田勝頼を演じ、わずか2話分の出演ながら強烈な印象を残した俳優・平岳大さんが登場!お相手は、メキシコの遺跡テオティワカンで長年調査を続け、巨大ピラミッドの発掘作業から古代都市の成立について大胆な仮説を発表、世界的に注目を集めた考古学者の杉山三郎さんです!

 「俳優」と「考古学者」という全く異なるジャンルで活躍されるお2人。しかし、たどってこられた人生には共通点がありました。それは最初からこの道に進んだのではない、ということ。アメリカの大学を卒業後、サラリーマン生活を経て27歳にして初舞台をふんだ平さん。そして20歳の時に日本を飛び出し世界各地を放浪する生活を送った後、35歳にしてアメリカに留学し本格的に考古学を学び直した杉山さん。でもお2人とも自分たちのたどってきた道は決して「回り道」ではない、と考えていらっしゃることが、トークからわかってきます。今の自分になるまでに経験したことは決して無駄ではなく、むしろ自分たちの内面を必ず豊かにしてくれているのだ、と。

 さらに驚かされるのは、お2人が現在の自分たちの職業を必ずしも「生涯の仕事」とは思っていない、ということ。平さんも杉山さんも今はたまたま自分たちが夢中になれるものを職業にしているが、今後さらに自分たちを惹きつけるものが現れれば、今の職業を捨ててもいい、と語り合います。何というポジティブ思考!何という柔軟さ!逆に自分の仕事にそこまで夢中になっているからこそ、お2人は「達人」になれたのかもしれません。

そうそう、「夢中になる」といえば、古代の謎が大好きだという平さんは今回、杉山さんにどうしても聞きたいことがありました。杉山さんの研究室で仕事術について色々と聞いた後、平さんはその質問を杉山さんにぶつけます。その質問とは何か?そして杉山さんのお答えは?平さんのお茶目な側面も見られますよ!

ロマンを追い続け、成功をつかんだお2人が、自分たちの経験から達人への道のヒントを明かす『SWITCHインタビュー』、放送は4月8日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:18:55 | 固定リンク


  
2017年03月21日 (火)

母は強し!

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今週は、写真や本などに針と糸で刺しゅうを施した独特の作品で知られ、連続テレビ小説『べっぴんさん』のタイトルバックも手がけたアーティストの清川あさみさんが登場!お相手は、世界的ブランドショップの京都店や世界的芸術家・横尾忠則さんの作品を中心に展示する「豊島横尾館」などの設計を手がけ、数々の賞にも輝く建築家の永山祐子さん!

 女性クリエイター同士の組み合わせとなった今回のトーク、お2人には共通点がありました。それは、共に小さいお子さんを持つ「お母さんクリエイター」であること。今回はそれぞれの仕事術のほかに、子育てと仕事の両立、というテーマでも色々と興味深いお話を聞くことができました。番組前半は京都で開催されていた清川さんの展覧会を永山さんが訪問、女性有名人をモデルにした「美女採集」シリーズや東京・原宿を歩くファッショナブルな若者たちを題材にした「TOKYOモンスター」シリーズといった代表作を一緒に観ながら、人間の持つコンプレックスを主題とし、「心があるものはすべて作品にできる」と言う清川さんの創作術に迫っていきます。

 番組後半はまず、清川さんが最近建てられた永山さん設計の住宅を訪れ、窓やガラスを多用し建物の内と外、そして中にいる人同士のコミュニケーションを重視した永山さんならではの建築コンセプトを体感。続いて永山さんの建築設計事務所で、世界的アーティスト・横尾忠則さんの美術館を設計した時の実験的なコンセプトなど、永山さんの仕事術を聞いていきます。そしてトークを聞いていて感じられるのは、お2人の「母」としての強さ!お子さんが生まれたばかりにもかかわらず「テーマ、コンセプトがもう1つ増えちゃった」と笑う清川さん。夜泣きするお子さんを真っ暗な中であやしながら美術館のアイデアを思いつき、「意外とこの時間、使えるんじゃないか」と気づいたという永山さん。お2人のエネルギーには、本当に圧倒されてしまいます!

 挫折を乗り越え、第一線に立つ今もなお前を見つめ続けるタフな2人が、その発想の秘訣を明かす『SWITCHインタビュー』、放送は3月25日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:57 | 固定リンク


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