2017年08月15日 (火)

「縁の下」の達人!

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今週は、クエンティン・タランティーノ監督の『キル・ビルVol.1』や岩井俊二監督『スワロウテイル』をはじめ数々の映画美術を担当してきた美術監督の種田陽平さん!トークのお相手はPerfumeや星野源をはじめさまざまなアーティストの曲の振り付けを担当し、リオ五輪の閉会式のセレモニーも演出した演出振付家のMIKIKOさんです!

 Perfumeのミュージックビデオでお仕事をしたことがあるというお2人。しかしこのときは、かたや美術セット、かたや振り付け担当ということで、ほとんど接点がなかったそう。種田さんが是非MIKIKOさんとじっくりお話をしたい、ということで今回のトークが実現しました。前半はMIKIKOさんがほとんどの振り付けの仕事で使うというダンススタジオを種田さんが訪問。去年一世を風靡した「恋ダンス」の振り付けなど、MIKIKO流振り付け術の神髄を聞き出してゆきます。歌詞を動きで表現し、踊る体の動きに無理なくフィットし、かつ誰もがマネしたくなる、あの踊りの人気の秘密が、振り付けしたご本人の口から語られてゆくさまは見物です!

 後半の舞台は、種田さんが美術を担当した最新作の映画が撮影された都内のスタジオ。番組ではその映画セットの仕上げ作業にもお邪魔し、種田さんの仕事ぶりを撮影させていただきました。ひょうひょうと、でも細かくセットのチェックを進め、てきぱきと修正の指示を出す種田さん。まさに達人のお仕事ぶりの一端がかいま見えます。しかしトークでは、そんな現在の境地に達するまでに種田さんがたどってきた挫折や回り道も率直に語られました。大学在学中から映画美術の仕事に関わり、そのまま美術監督の道を選んだものの経験の少ないままこの道を進んでしまったことで行き詰まりを感じ、1度映画の世界を離れた種田さん。そんな種田さんが自分を鍛え直し、空間全体を作り上げていく技を体得するために学び始めたという意外な芸術とは?

そしてお2人に共通するのは、海外での仕事を重ねていること。番組終盤では、現在も海外スタッフとの仕事に奮闘中のMIKIKOさんに、同じく今も海外と日本を往復しながら仕事を続ける種田さんがアドバイス。「なるほど!」と思える、その秘訣とは?このあたり仕事のジャンルを問わずいろいろな人に役立ちそうな情報も満載です!

 決して表には出ないけれども、常にクリエイティブなアイデアで多くの人を刺激し続ける、いわば「縁の下の達人」2人がその仕事術を語り合う『SWITCHインタビュー』、放送は8月19日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:10:05 | 固定リンク


  
2017年08月08日 (火)

世代の違う2人の意外な共通点

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今週は、昭和を代表する数々の名曲の作詩を手がけ、小説『長崎ぶらぶら節』では直木賞も受賞した作家のなかにし礼さん!トークのお相手は、世界中でブームになったあのゲームアプリの開発に関わったゲームディレクターの野村達雄さん。半世紀近い年の差があり一見、接点が何もなさそうなこのお2人から、一体どんなトークが飛び出すのか?

 実はお2人、共通点が1つあります。なかにしさんが野村さんに興味を持ち、「ぜひ会いたい」と熱望したのも、その1点がきっかけでした。それは、お2人とも旧満州・中国東北部で生まれ育った、ということ。番組前半ではなかにしさんが野村さんの手ほどきでゲームアプリを体験(「人生で初めて」とのことでした!)。その後、野村さんのゲーム制作現場を訪ね、「プログラミングとは?」といった仕事にまつわる質問から、中国で非常に苦労をされた幼少時代に関する質問まで、野村さんに迫っていきます。日本に来て、初めてお腹いっぱい食べられるようになったという、ある食べ物についての話など、なかにしさんも野村さんのお話に深くうなずいていました。

 後半の舞台は長野県にある、なかにしさんの仕事場。仕事をする時にいつも使う万年筆へのこだわりからスタートしたトークはやがて、なかにし流・作詩術の核心へ。「苦労はしないけど苦心はする」とサラリと言ってのけるなかにしさんですが、「あのおなじみの名曲のウラに、そんな工夫が、そんなねらいが隠されていたのか!」と目からウロコでした!そして話題はいつしか、なかにしさんの満州での戦争体験へ。家族と満州から脱出しようとした時の悲惨な体験から、脱出の道中なかにしさんのその後の人生に決定的な影響を与えた母の一言まで、聞いていると自然と背筋が伸びてくるようなお話が次々と語られます。

そして「なるほど!」と思わされたのは、そうした経験を、なかにしさんがある時期からひそかに詩にこめていた、というお話。黛ジュンの『恋のハレルヤ』や弘田三枝子の『人形の家』など、何も知らずに聞けば普通の恋の歌に聞こえる昭和の名曲が、なかにしさんのお話を聞いた後では全く違う歌に聞こえます!

 世代の違う2人が共感し合い、尊敬し合いながら互いの仕事と人生に迫っていく『SWITCHインタビュー』、放送は8月12日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

 ※ なかにしさんによれば、「作詞」よりも「作詩」、とのことです!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:19:02 | 固定リンク


  
2017年08月01日 (火)

「体が資本」の仕事術

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今週は、卓越した歌とダンスで見る者を魅了し、日本武道館や横浜アリーナでの公演を成功させてきたアーティスト・三浦大知さんが登場!トークのお相手はロンドン・リオ五輪の体操競技で3つの金メダルを獲得、国内外の大会で40連勝・9年間負けなしの活躍を続け、昨年末プロ体操選手となった内村航平さん!

 内村さんが試合前に三浦さんの楽曲を聴いていたと知り、「是非、お話を!」と三浦さんが熱望したのがきっかけで実現した今回のトーク。番組前半では内村さんがいつもトレーニングを行っている練習場を三浦さんが訪ねます。鉄棒と内村さんを間近で見た三浦さんが「こう見てる感じがものすごいぜいたく」と、納得の一言。トークでは「体操競技」という体を使ったパフォーマンスでいかに人の心を動かすことができるか、というテーマが掘り下げられてゆきます。競技である以上、点数はつけられるけど「そこじゃないだろう」という内村さん。やはり「どれだけ人の心を感動させるかどうか」というところに重きを置いているのだそう。そのきっかけとなった東日本大震災後の競技大会のエピソードも含め、体を巡る深いお話が繰り広げられてゆきます。

後半のトークは三浦さんが初めてソロ・アーティストとして初めて立った場所だという都内のライブハウス。歌を歌いながら激しいヒップホップ系のダンスを踊る三浦さんのパフォーマンス、そのダンスの秘密や驚きのトレーニング法が、内村さんとのトークで明かされてゆきます。面白かったのはトークの最中、内村さんが終始「歌って踊るっていう感覚が全然わからない」とおっしゃっていたこと。「体を動かす達人のはずの内村さんでもそんな風に感じられるのか!」と、驚きでした!三浦さんのパフォーマンス論に興味津々で色々と質問をぶつける内村さん。一方、三浦さんも「スポーツが人にもたらす感動に、音楽が人にもたらす感動が勝てる日が来るのか・・・どこかそういう憧れみたいなものが、いつもある」と言い、アスリートへの尊敬の念を隠しません。まさに「体が資本」の達人2人が、互いに共感しながらそれぞれの「身体論」を語るさまは見物です!

人を感動させるパフォーマンスの秘密がわかる『SWITCHインタビュー』、放送は8月5日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:13 | 固定リンク


  
2017年07月12日 (水)

想像力が仕事力!

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今週は、映画・舞台・ドラマと幅広く活躍、まるで役が乗り移ったかのような演技で見る者を圧倒する俳優・満島ひかりさんが登場!トークのお相手は、「日本人はどこからきたのか?」という謎をとくべく、“3万年前に日本に渡ってきた人々の航海を再現する”という壮大なプロジェクトに挑む、人類進化学者の海部陽介さん!

 番組前半では満島さんが海部さんの勤務する東京・上野の国立科学博物館を訪ねます。ホモ・サピエンスはどうやって世界に広がり、現在の我々につながるのか?幼い頃から(!)人類の進化に興味を持ってきたという海部さんはやがて、「我々の祖先はどうやって日本に渡ってきのか」という問題に強くひかれ、ついには当時あったと考えられる素材と道具だけで海を渡る実験にとりかかります。薄い貝殻で草や竹を切って舟を作り、磁石や羅針盤に頼らず海を行く。3万年前の人々と同じ条件で台湾から日本にたどり着こうというロマンあふれる計画です。お2人のトークでハッとさせられたのは、当時は地図もなく海流の知識もないはずだから、その前提でどのように海を渡ったかを考えなければならない、という海部さんのお話でした。3万年前の状況を想像し、当時の人々のモノの見方・考え方をいわば追体験しながら思考を深めていく。学問だから証拠がなければいけないが、そこから「こうだったに違いない」と思ってそれを突き詰めていくことが面白い発見につながる、という海部さんのお話に満島さんも深くうなずいていました。

 後半のトークは芸能活動を始めた満島さんが、暮らしていた沖縄から東京に出てきた時に通っていた都内の中学校で行われました。ドラマ『トットてれび』では黒柳徹子さんを、最新映画『海辺の生と死』では戦時下の女性を、と、さまざまな時代のさまざまな女性を演じてきた満島さん。トークではこうした役柄を演じるための準備について、明かして下さいました。文章で残っていることや映像で残っているもの、本人にインタビューしてわかりうることはできるだけ取材すること。場所があったら現地に行って、そこであえて取材ということを忘れて暮らしてみること。そうした裏付けと、それに基づき想像力を働かせる作業があって初めて、リアルな感情を演じられるのだそうです。満島さんの「俳優の仕事はペテン師だとは思っているけど、うそだけはつきたくない」という言葉がとても印象的でした。

 想像力の大切さを達人2人が語り合う『SWITCHインタビュー』、放送は7月15日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:49 | 固定リンク


  
2017年07月03日 (月)

いつでも、いつまでも真剣勝負!

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今週は、映画『キャタピラー』でベルリン国際映画祭最優秀女優賞に輝き、ドラマから舞台まで精力的に活躍する女優の寺島しのぶさんが登場!トークのお相手はアトランタ・シドニー・アテネとオリンピック三連覇の偉業を成し遂げた柔道家の野村忠宏さんです!

 「私にとって演技は“勝つか負けるか”」と言い切り、スポーツ選手、特に個人競技のアスリートを尊敬してやまない寺島さん。今回はそんな寺島さんたってのご希望で、野村さんとのトークが実現しました。野村さんは最初「何で自分が指名されたのか?」と不思議だったようですが、トークが進むうちに2人の共通点が次々と明らかに!「歌舞伎の名門」と「柔道一家」という環境に生まれながらも、あくまでも情熱と、そしてたゆまぬ努力があって成功をつかみ取ったこと、強い意志を持ち徹底した負けず嫌いであること、そして今、お子さんたちが舞台に立ったり柔道の試合に出たりと自分たちと同じことを始めているのを見てさまざまな思いを胸に秘めていること・・・。互いに質問をし答える中で、共感し合い距離を縮めてゆく様子が、収録の時から強く感じられました!

 一方で番組後半には、お2人が今立っている場所の違いも明らかになります。「女優をやめたいと思ったことは?」という野村さんの質問に即座に「ない」と言い切り、後悔のない作品はこれまでなく、おそらくこれからもないからこそ、この仕事を続けてゆく、と笑う寺島さん。一方で野村さんはおよそ2年前に柔道競技の選手を引退され、現在は全国の学校を回る活動に力を入れています。そんな今の話をされている最中、寺島さんの質問にハッとさせられました―― 「今後、何をモチベーションに野村さんは…悔しいと思っていくんでしょうかね?」 何よりも勝ち負けを重視し続けて来た寺島さんと野村さん。負けた時の悔しさが、共に前に進むためのパワーになってきたはずです。そして自分たちは当然のように、これからも悔しさを感じ続け、前に進み続ける・・・。お2人の生き方が寺島さんの一言に集約されているように感じられた瞬間でした。

 常に真剣勝負に挑み続けるお2人が、仕事と人生への向き合い方について存分に語り合う『SWITCHインタビュー 達人達』、放送は7月8日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:10:27 | 固定リンク


  
2017年06月22日 (木)

「笑い」をマジメに考える

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7月1日の放送は今やワールドツアーも実現!ドラマやファッションショーにも登場と大活躍のお笑い芸人・渡辺直美さんが出演!トークのお相手は、こちらもドラマ・舞台からコントまで幅広く活躍を続けるムロツヨシさん!

 番組前半の舞台は、なんと都内の能楽堂。実はムロさん、去年ここで主演・演出、時に脚本まで手がける舞台を上演しました。渡辺さんも舞台に上がり、2人で能楽堂の舞台を体感するところからトークは始まります。なぜ能楽堂を選んだのか?そこにはどんな思いがこめられていたのか?ムロさんの深い思いが明かされる・・・のかと思いきや、話は意外な方向へ!?トークはスタートから波乱の展開です(笑)お笑い芸人と喜劇役者、ということで中心となるテーマはやはり「笑い」。ムロさんの「笑いの演技」にずっと注目してきたという渡辺さんが、見る人にインパクトを与えるムロさんの演技を支える役作りの秘密や、「喜劇役者」と名乗るようになった原点である幼少期からの「笑い」への思いに迫ります。さらにトークだけでなく、ムロさんがここ数年毎年上演しライフワークとしている舞台の様子や、大人気のコント番組『LIFE!~人生に捧げるコント~』収録の舞台裏もご紹介!ムロ・ワールドがたっぷり楽しめます。

 番組後半の舞台は、渡辺さんが所属する事務所の東京本部。もともと小学校だった建物を活用したもので、対談場所も片側に大きな鏡を張りダンス・レッスンができるように改築した元・教室。渡辺さん、早速ムロさんにダンスを披露して下さいました!トークで明かされるのは渡辺さんの驚異の仕事ぶり!ビヨンセやレディー・ガガのものまねで、アメリカ人も真っ青の完コピ振り付けを見せてくれる渡辺さんですが、超多忙な中で、時にはわずか2時間で1曲の振り付けをマスターしてしまうのだとか!(これにはムロさんも驚愕!の表情でした。)そして、ムロさんのインタビューに渡辺さんも率直に答えて下さり、生まれ故郷・台湾で「笑い」に目覚めた幼少時代の思い出から、「ビヨンセのものまね」で大ブレイクするも実は内面に抱えていた苦しい思い、人気芸人として活動中に突然NY留学した理由、さらには多忙な中で自分を保つ方法まで、明かして下さいます。

 今をときめく人気のお2人が、普段はめったに明かさない「笑い」に対する熱くマジメな思いを語り合う『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』、放送は7月1日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:12:24 | 固定リンク


  
2017年06月13日 (火)

時間を撮る・境界を越える

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今週は女優・監督・プロデューサーとして映画の世界でマルチな活躍を続ける杉野希妃さんが登場。トークのお相手は古いアパートや廃虚、人の体に残された傷痕、そして自分の母親の遺品などを撮った独特の作品で世界的にも知られる写真家の石内都さん!

 番組前半の舞台は、石内さんのご自宅兼仕事場でした。その作品内容から「どんなハードな方なのか…」と思わず身構えてしまいましたが(石内さんスミマセン!)、暗室に骸骨グッズをぶら下げてあったり「ファンだった」というデヴィッド・ボウイのポスターを貼ってあったりと、なかなかお茶目な側面を見せて下さいます。トークでは「お母様の遺品を撮ろうと思ったきっかけは?」という杉野さんの問いかけに答える中で石内さん、「私が一番撮りたいものは時間なの」といきなり本質論を語って下さいました。自分は「時間のあらわれ」として遺品や傷痕の写真を撮っており、「人が生きているというのはいとおしい」という感覚が、写真に写るのだ、と。トーク後半では、石内さんが近年ライフワークのようにされている広島の被爆者の遺品撮影についても語って下さいました。なぜ、石内さんはここ10年、毎年のように広島に通い写真を撮り続けるのか?杉野さんのインタビューにより、石内さんの広島への思いが明らかになってゆきます。

 番組後半の舞台は、杉野さんの映画のほとんどが上映されてきたという横浜市内のミニシアター。広島出身の杉野さんが故郷でロケをした最新監督・出演作『雪女』についての話題でトークはスタートしました。「異界の者との交流」や「疎外されるマイノリティー」が描かれた『雪女』。杉野さんはずっと「越境」や「マイノリティー」に興味をひかれ、映画を作り続けてきたといいます。男女の境界、国の境界、さらには人間と人間ならざる者の境界をテーマとし、自らも女優・監督・製作者の境界を自在に往復しながら精力的に活動する杉野さんの仕事術が、石内さんのインタビューで次々に明らかになってゆく様子は見物です!さらにトークの後半では、男性中心の社会で大きな仕事を成し遂げてきた杉野さんと石内さんからの痛烈な言葉が・・・。こちらもお聞き逃しなく!

アーティストお2人が、自らのテーマや仕事術について熱く、率直に語り合う『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』、放送は6月17日(土)22:00、Eテレです。ぜひチェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:10 | 固定リンク


  
2017年06月05日 (月)

メディアの役割とは?

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去年、すい星のごとく登場し大ブレイクした「ピコ太郎」。今回はそのピコ太郎をプロデュースした芸人・古坂大魔王さんの登場です!トークのお相手は、30年続く『朝まで生テレビ!』の司会をはじめ、ジャーナリズムの最前線を走り続ける田原総一朗さん!

 まさにSWITCHならでは!という今回の組み合わせ。きっかけは『朝まで生テレビ!』の大ファンだという古坂さんのラブコールでした。古坂さんいわく田原さんの番組は「知識の格闘技」にして「エンターテインメント」。猛者ぞろいのパネリストを相手に、時に自分が悪者にさえなりながら番組を仕切っていく姿を見て、ひたすら憧れていたご様子。一方、田原さんは古坂さんのオファーに対し「本当に聞きたいことを聞く。で、自分も本音をしゃべる。建前は一切ない」と、早くもジャーナリスト魂あふれる真剣勝負モード。対談はかつて古坂さんが出演していたお笑いライブが行われていたライブハウス。そしてトークが始まってまもなく「ピコ太郎」に対する田原さんの率直な感想が!田原さんが何とおっしゃったかは、ぜひ番組をご覧下さい(笑)さらに古坂さんの「笑い」と「音楽」をミックスさせた活動への思いや、長い間古坂さんを励まし続けてくれた立川談志師匠との交流などが、田原さんの鋭い質問により次々に明かされてゆきます。

 番組後半の舞台は、田原さんのご自宅兼仕事場。やはり、というか何というか、すぐ目に入るのはうず高く積まれた本、本、本。机はもちろん、床の上にも本の山がいくつもできあがり、部屋に備え付けてあるテレビもよく見えないほどです。トークはもちろん、古坂さんが大好きな『朝まで生テレビ!』の話題から、本音を言わない相手に本音を言わせる技術、論客揃いのパネリストを仕切る心構えなど、田原さんの仕事術が明かされていきます。さらには、田原さんが民放テレビ局のディレクターだった時代の思い出話から、ドキュメンタリーについて、取材方法について、そしてジャーナリズムについての思いを語って下さいます。そして最後の最後、田原さんの感想と、それを受けて古坂さんから語られた本音が非常に印象的でした。お2人は何をおっしゃったのか?それはぜひ番組をご覧下さい。

 メディアの最前線に躍り出た古坂さんと、メディアの最前線を走ってきた田原さん、お2人の「メディア」への思いが聞ける『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』、放送は6月10日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:15:49 | 固定リンク


  
2017年05月22日 (月)

音楽と生物学の共通点とは?

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今週の舞台はニューヨーク!8年ぶりに出したオリジナルアルバムで新たな音楽に挑戦した「世界のサカモト」「教授」こと坂本龍一さんの登場です!お相手は「動的平衡」の概念で生物の謎を読み解こうと研究を続ける生物学者の「ハカセ」こと福岡伸一さん!

 番組前半の舞台は、収録前日に坂本さんがコンサートを行ったばかりの小さなホールでした。客席に囲まれたホール中央にピアノが置かれ、その周りに見慣れない楽器…というよりは「音を出す道具」が並んでいます。今、坂本さんは秩序だった従来の音楽よりも、これまで「ノイズ」と見なされてきた音を音楽として提示する方法に強く興味を惹かれるのだとか。現在の坂本さんの曲はピアノなどの楽器を従来の奏法でない方法で弾いてみる(ピアノの弦をこすったりします!)、録音した街の雑踏を音楽に取り入れる、など実験精神にあふれたものになっており、会場にある楽器を実際に弾きながら解き明かされる坂本さんの現在の音楽観を、福岡さんも大きな興味を持って聞いていました。トークはほかにも音楽の起源、さらには秩序や論理で世界をとらえることの限界とありのままのものごとを大切にする意義にまで話が及び、福岡さんの次々繰り出す質問に「世界のサカモト」も「鋭いですねぇ」「う~ん、面白い!」など盛んに感心されたご様子。このあたりはぜひ番組をご覧いただき、お2人の丁々発止のやりとりを楽しんでいただければ、と思います。

 番組後半の舞台は、福岡さんが研究を続けるロックフェラー大学でした。創立からまだ100年少しと歴史は浅いですが、25人のノーベル賞受賞者を輩出し、生命科学の分野で大きな足跡を残す大学です。ニューヨーク生活の長い坂本さんも構内に入ったのは初めてだとか。後半のトークは、福岡さんとこのロックフェラー大学との関わりから始まります。京都大学大学院で5年を過ごした後、福岡さんの言葉を借りれば「柳行李ひとつで(坂本さん曰く「スーツケース2つぐらいで」)」ここにたどり着き、「まだまだ食えない」暮らしの中で研究生活に明け暮れた苦しくも楽しい修業時代の思い出、福岡さん懐かしそうに語っていらっしゃいました。さらに話題は福岡さんが研究を続ける「動的平衡」の概念へ。かつてマウスの遺伝子を1つ削除し、マウスにどんな異常を引き起こすのか実験した時、何も異常が起こらなかった経験に端を発した福岡さん生涯のテーマ、「動的平衡」とは?番組をご覧いただければ、生物学の魅力へ扉が開かれるかも!?そしてお2人の対話は…。

 「教授」と「ハカセ」の対話から、音楽と生物学の思わぬ共通点が見出される『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』、放送は6月3日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:14:57 | 固定リンク


  
2017年05月09日 (火)

「人間を描く」創作の秘密

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今週は、演劇ユニット『阿佐ヶ谷スパイダース』で人気を集め、舞台演出からテレビドラマ出演まで幅広く活躍する劇作家・演出家・俳優の長塚圭史さんが登場!トークのお相手は静謐なイメージの木彫上半身像で世界的に有名な彫刻家の舟越桂さんです!

 トークの前半は都内にある舟越さんのアトリエで収録されました。長塚さんはご自身が熱望された舟越さんと初対面ということでワクワクが止まらないご様子。早速、アトリエにある舟越さんの数々の作品に目をとめ、あれこれと質問を繰り出します。なぜ全身彫刻ではなく上半身像なのか?人間以外の題材に興味はないのか?作品を生み出す方法は?長塚さんの質問によって、世界的彫刻家の創作の秘密が明らかになっていく様子は見物です!「醜かったっり愚かだったりひどかったり」する人間だが、それでも「肯定的に人間の存在を彫刻にしたい」という舟越さん。そして「人間一人一人は人類始まって初めての存在」なのだから「その人だけのものを作れれば、必ず新しいものはできるはずだ。それが今の(創作の)原動力になってるんじゃないか」という舟越さんの前向きな言葉は、「もう新しいことなんて世の中にはない」と考えがちな私たちへの痛烈な反論とも感じられ、長塚さんも「それは聞いてる僕がやる気がわきます」と深く納得されていました。

 番組後半の舞台は、長塚さんが現在取り組んでいる舞台『王将』の稽古場。見学する舟越さんの目の前で、長塚さんは出演者たちの芝居を見ながらてきぱきと“ダメ出し”をしてゆきます。わずか数秒、何も言わずに俳優が舞台上を走るシーンでも「(その走り方ではシーンが)理由のない時間になってしまう」と指摘する長塚さん。創造することの厳しさと楽しさが浮き彫りになってゆきます。トークで特に興味深かったのは、長塚さんが自作ではない戯曲で自分が演出しようと思う作品を選ぶ基準。なんと「どうやってやったらいいかわからないやつ」をあえて選ぶのだそうです!このお答えには「えーっ…」と舟越さんも一瞬絶句。でも答えを聞くと「なるほど」と納得。どんなお答えだったかは、ぜひぜひ番組をご覧下さい!そして稽古を見学している時、舟越さんが手帳に何かかきこんでいらっしゃいました。どんなメモか?はたまた…。こちらも最後に明かされます!

 人間を描き続けるアーティスト2人が、そのとっておきの創作術を明かし合う『SWITCHインタビュー』、放送は5月13日(土)22:00、Eテレです。チェックしてみて下さい!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:41 | 固定リンク


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