2018年05月14日 (月)

やわな体じゃ語れない

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文楽、ぶんらく、 BUNRAKU。どう表記してもちょっと身構えてしまう、そんな方は、実際に生で文楽をご覧になるとイメージが変わると思います。

今回ご出演いただいた文楽太夫、六代目竹本織太夫さん。その語りを間近で見ると、体が破裂してしまうのではないかと思うぐらいの熱演。それで長いときには90分近く語ることもあるというから驚きです。といっても40代、50代はまだ「若手」と呼ばれるというこの世界、単に「体力がある」という訳ではありません。体から発せられる熱量というのでしょうか、「体の芯」が強い、という感じなのです。

 そして対談相手は、「帝京ボ~ル」など数々のモノマネでもおなじみの漫才コンビ中川家の礼二さん。礼二さんがモノマネするのは、ラグビーのレフリー、駅員、入国審査の職員、普通のおっちゃん、いずれも市井の人ばかりですが、なぜか「あるある、いるいる」と思ってしまいます。今回、「デパートの駐車場で整理をする人」のモノマネを披露していただいたのですが、これよく見ると、体の動きのキレが異常に良い!リズミカルで指の先まで動きにムダが無い、それが面白さの秘密なのか?と感じてしまいました。

 この語りの名手のお二人が、口をそろえて大事だとおっしゃっていたのが「横にならない」。ん?どういうこと?って思いますよね。納得のいく「語り」をするために、体のコンディションを整える、実にプロフェッショナルな意味が込められているので、ぜひお楽しみにしてください。

 

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:17:28 | 固定リンク


  
2018年05月08日 (火)

「幻のマドンナ」と巨匠のトーク!

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今回のSWITCHは、巨匠・山田洋次監督が登場!御年86歳となった今も次々と新作を撮り、家族を通して日本人を見つめ続けています。対するは女優・蒼井優さん!実力派としてこちらも数々の映画に出演し続け、今年の日本アカデミー賞では最優秀主演女優賞を受賞しました。蒼井さんはすで5本の山田作品に参加していますが、監督曰く「こういう風にいかめしく」じっくりと話すのは初めて、とのこと。さらに「寅さんが生きている頃に彼女も一人前の女優であれば、当然マドンナになってもらったと思う」とも!「幻のマドンナ」と巨匠のトークはどうなるのか?期待に胸ふくらませ収録にうかがいました。

 番組前半の現場は葛飾区柴又・寅さん記念館。山田監督の代表作『男はつらいよ』シリーズでおなじみの団子屋さん「くるまや」が、実際に撮影で使用されていたセットを移設して再現されています。そのほかにも寅さんの小道具や監督が実際に使用していたメガホンなどが展示され、一歩足を踏み入れれば気分はフーテンの寅。そして「くるまや」のセットに入った蒼井さんは、本当に「男はつらいよ」のマドンナのよう。対面した山田監督も思わず、「また寅さん撮りたくなっちゃった」と一言。早くも映画女優と巨匠のオーラを感じます。

トークは「山田監督の映画はファンタジー要素がある」という蒼井さんの意外な一言で始まります。山田映画に描かれる家族は、自分の今生きている社会であまり見たことのない人間関係なのだ、と。この一言に山田監督も「そんな風に僕の映画言ってくれた人はいない」と応じ、そこから話は「家族」を撮り続けてきた山田監督の映画論・監督論、そして人間論へ。

そして後半の現場は、『寅さん記念館』に隣接する「山本亭」。大正末期に建てられた和洋折衷の由緒ある建築で、特に美しい日本庭園が有名です。その庭園に面した和室の縁側でお2人が並んで晩春の庭を見ながらトーク。今度はまさに小津安二郎の世界に入り込んでしまったかのような・・・。

ここでのトークのメインテーマはもちろん女優論。16歳でデビュー後、順調にキャリアを重ねてきたかに見える蒼井さんがぶつかっていた壁についてのお話や、女優としての世代論、そして今年の日本アカデミー賞の壇上でのスピーチにこめた思いなど、貴重なお話を語って下さいました。

 いつになくゆったりした雰囲気で終始和やかに進んだトーク。まるでそれ自体が1作のホームドラマのような。撮影が終わって家に帰った後も、もう一度お2人の言葉を反芻し、さらに山田作品を見返したくなるような、そんな味わい深い収録となりました。

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:12:48 | 固定リンク


  
2018年04月30日 (月)

浅草の夜

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浅草の演芸場・・・何となくノスタルジックなイメージ、ビートたけしさんの名曲「浅草キッド」的な。でも今の浅草は外国人観光客であふれ、家族連れやカップルがいっぱい、実にナウい(死語)イマい(もっと死語)新しい街です。そんな活気あふれる浅草の夜、懐かしくて新しい音を奏でる夫婦デュオ・ハンバート  ハンバートと、「ヤホーで調べました」でおなじみの漫才コンビ・ナイツ、番組初めての2対2での収録が行われました。

 浅草がレトロのようで実は新しいのと同様、ハンバート  ハンバートの音楽、ナイツのお笑い、ともに正統派路線っぽいけれども、実は独自路線であるところが魅力です。ナイツの塙さんは「正統派って言われるけど、わけわかんない」とおっしゃっていました。ま、確かに延々とマニアックな野球の話をして、実はそれが全部伏線だったなんてネタ、正統派どころか、すごくアバンギャルドですもんね。

そして、ハンバート  ハンバート。その音楽性はもちろん、MCも人気と聞いていましたが、収録に立ち会って思い切り納得!作詞作曲をする夫の佐藤良成さん、ボーカルの佐野遊穂さん、このご夫婦の掛け合いが何とも絶妙なのです。歌詞も曲もとても洗練されていますが、お話は親近感たっぷり。途中から「何を話していても面白い」という状況になり、ナイツの二人も大爆笑されていました。

収録が終わり、ナイツのお二人はフラッと演芸場を後にしました(メガネを外した土屋さん、めっちゃイケメンです!)。気取らず、何てかっこいい大人なんだと思っていたら、ハンバート   ハンバートのお二人もスタッフの方々と楽しそうに談話しながら帰路につきました。これも、とても心和む光景でした。時刻は夜9時前、気持ちいい春の夜風が吹いています。煮込みにビールが欲しくなる・・・そんな浅草の夜でした。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:13:35 | 固定リンク


  
2018年04月16日 (月)

余談は一度まで

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「危ないよ~」と絶叫する芸人さんを乗せて、大型トレーラーを突破する車、そして爆破「どかーん」。

何故かなかなか捕まらなくてカーチェイスを繰り広げる犯人と刑事、でも正義は勝つのだ。スリップして大破する犯人の車、ゆっくりと近づく刑事。

そんなテレビの名場面に、その方はいました。高橋勝大さん、日本のスタントの伝説的存在、この世界で「ボス」と呼ばれるほどの人、本当に「男の夢」的な存在の方なのです。

(以下余談:すごく些細な事で「男の夢だ」と語る友人がいます。大盛り焼きそばを食べて「男の夢だ」、電車の先頭車両が空いていたら「男の夢だ」。高橋さんを形容する「男の夢」は当然そんなチンケなものではなく、本物の中の本物の「男の夢」です。余談終)

 今回の対談相手は、やはり高橋さんに「男の夢」を感じていた方でした。お笑い芸人の藤井隆さんです。最近は「真田丸」や「わろてんか」などでの俳優さんのイメージが強いのですが、番組で表示する肩書きを確認したところ「お笑い芸人、で」ということでした、カッコいい!

 でも藤井さんというと、どちらかといえば繊細でナイーブな印象がありますよね。高橋さんとどんな話になるか想像もつかなかったのですが、現場に現れた藤井さんは超ハイテンション。ノリノリでカースタント体験もしていただき、ホットホットな収録になったのでした。

そして高橋さんは大変こまやかな気遣いをされる方で、藤井さんに対しても終始丁寧な語り口。そりゃあ、チームにいる若い人からも「ボス」と慕われる訳です。そして安全確保に対しての厳しい意識は、まさにプロ中のプロでした。

ですが、藤井さんが高橋さんの指導で「ジェットコースター」と言われる、高低差のある段差を運転する場面。つい気がひるみそうになるところで、高橋さんが一声「アクセル踏んで!」。そんな時こそブレーキではなくアクセルを踏め、車は止めるためではなく走らせるためにあるのだ、いやあ「男の夢」ですねえ。

(以下余談:ところで「女の夢」という表現ってあまり見ませんよね。女性になった経験は無いので理由はわかりませんが・・・。「この人こそ女の夢だな!」と言いたくなる女性もとてもとてもカッコいいと思います。余談終)

 ああ、2つも余談を書いたせいで、三谷幸喜さんも登場する後半の収録に触れるスペースが無くなってしまいました。その模様はぜひテレビで!

 

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:09 | 固定リンク


  
2018年04月09日 (月)

ご意見&リクエスト、ありがとうございます!

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このホームページでは、皆様からのご意見、リクエストを受け付けています。

たくさんのご意見をいただいているため、一通一通返信が出来ず、誠に申し訳ございません。でももちろん、スタッフ一同、じっくりと拝読しております。

 「こんな人に出てほしい!」というご意見については、「そうですよね、同感です!」と膝を打つことが度々なのですが、そういう方ほど、多忙などの事情で、出演が難しいケ-スが・・・実はこの「SWITCHインタビュー達人達」、出演の交渉を始めて1年以上かかって実現することもしばしばあります。1時間に及ぶインタビュー番組なので、出演していただく皆さんは、なみなみならぬ覚悟で収録に臨んでいただいているのです。

そんな訳で簡単にはいかないのですが、あきらめずにトライします、ぜひ今度ともご意見のほど、よろしくお願いします。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:42 | 固定リンク


  
2018年03月29日 (木)

SWITCH in London!!

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「SWITCHインタビュー 達人達」も、おかげさまで放送6年目に突入!

ということで、今回はロンドンからスペシャル・トークをお届けします。登場するのはギタリスト・布袋寅泰さんとバレエで世界最高の権威ある賞とも言われる「ブノワ賞」を日本人で初めて受賞したダンサーの木田真理子さん。ともに日本を飛び出し、ヨーロッパを中心に活動するお2人が、世界に挑むことの困難と楽しさを語り尽くします!

 前半の舞台はロンドンのカフェ。初対面の木田さんと布袋さん、まずは優雅に握手。布袋さんというと、どうしてもステージで激しくギターを鳴らす「ハードな」イメージがありますが、木田さんを「ようこそロンドンへ!」と歓迎する目の前の布袋さんは、物静かな、まさに英国紳士そのもの。なんだか空気が一気にハイブローな雰囲気に・・・。

 一方、言葉を選びながらゆっくりとお話される木田さん。「(ダンスは)何回もやめようかと思った」「(ダンサーとして、自分は)“行ける“と思った瞬間はなかなかなくて・・・」と、なかなか自分のダンスに自信が持てなかったご様子。でも、どうしてどうして!世界的な巨匠振付家の演出作品に出演した時のエピソードや、ダンスに対する考え方を布袋さんが聞いていくうちに、一見おっとりと柔らかい木田さんの、内に秘めた芯の強さが浮かび上がります。木田さんの生き方がそのまま反映された仕事術、そしてそのあたりをジェントルに引き出していく布袋さんの見事なインタビュアーぶりにも、ご注目下さい!

後半は、布袋さんがライブを行ったというロンドン市内のライブハウスが舞台。日本でコンサートを行えば2万人近い大観衆を熱狂の渦にたたき込むパフォーマンスを見せる布袋さん。でも、50歳を機にロンドンへ移住、今はイギリスを中心にドイツやオランダなどヨーロッパのライブハウスやイベントを回り音楽活動を続けています。一大転換に至る心中とは?これまであまり語られることのなかった布袋さんの思いを、今回は率直に語って下さいました。そして、後半は木田さんのインタビュアーぶりにもご注目!布袋さんとお話を重ねられ、最初の緊張がほぐれたのか、木田さん、布袋さんに次々と率直な質問をぶつけていかれます。「なぜわざわざ、歌を自分で歌ってギターに入れようとしたんですか?」「布袋さんにとっての成功とは?」「引退とかは頭をよぎったことないですか?」――対する布袋さんも、質問にひとつひとつ率直に答えて行かれます。まさに“ともに一歩も引かない”感じ、「これぞSWITCH!」というトークでした。

世界を相手に身ひとつで戦うお2人のとっておきのトーク、是非お楽しみに!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:10:16 | 固定リンク


  
2018年03月19日 (月)

ネタバレなんかこわくない

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放送5日前の月曜日に公開される、「ここだけの話」。当然放送を楽しんでいただくために、面白い部分は隠して、いわゆるネタバレしないように書いている訳です。

でも今週はネタバレ解禁!放送の中身をどんどん書いちゃいます。決してヤケクソじゃありません、ここでちょっとネタバレするくらいは平気の、とっても面白い回だからです。

それでは、いきま~す。

 「ぼくのお芝居が見られないのは、世の中の損だ」(佐藤二朗さん)

これ、子どものころから思っていたそうです。収録中も常に謙虚で、とってもご自分を客観的に見ておられる佐藤さんの心の中に、そんな思いがあったとは。でも、それぐらいの思いがないと、役者さんの道に進むのは、なかなか決意出来ないのでしょうね。ちなみにこの発言をされるときの佐藤さん、同性の者が言うのもナンですが、大変“キュート”です。

 「つまんないっていうのを見つけたら、しめたものです」(メイガスさん)

音楽でも、美術でも、文学でも、〇〇でも、普通は「面白いもの」を探しますよね。ところがメイガスさん、古今東西の手品の中から、つまらないものを見つけたときがチャンスだというのです。これはすごい、これは深い。「さすが」とうなること請け合いの発言、どこで飛び出すのか・・・はネタバレしません!

 (未放送)「LESS IS MORE」(少ないことは豊かなことだ) (メイガスさん)

時間の都合でカットになったのですが、これまた印象深い言葉でした。マジックをよりリアルにするには、余計な“賑やかし”は不要だという意味でおっしゃったのですが、それに対して佐藤さんも「演じすぎると、生っぽさが薄れる気がします」と返しました。じゃあ余分じゃないものって何だろう・・・など、いろいろ考えさせられるお話だったので。

 ★後半は、対談している部屋にも注目!★

最後にとっておきの情報。マジシャンであるメイガスさんが語る後半、もちろん華麗なマジックを披露していただきます。そのマジックをより楽しむために、もちろんお二人のトークをじっくり楽しんでいただくとともに、二人が語る部屋の中にも注目を。ひょっとすると、イイ事が発見できるかも・・・・!?

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:12 | 固定リンク


  
2018年03月12日 (月)

逃げちゃダメだ

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都内某所。「え、ここ?」という所に、キングコングのツッコミ担当、SNSでは炎上上等の西野亮廣さんが共同オーナーをしているスナックはありました。

今回の「SWITCHインタビュー達人達」、声優の緒方恵美さんと西野亮廣さんの後半戦はこの店でスタート。ハイボ-ルでちょっとノドをうるおしながら、といってもそこはプロ、美味しそうに飲みながらのトークという雰囲気はたっぷり醸しだしつつも、収録が終わってみると、あまり量は減っていませんでした。いったいどんな技を使われたのか・・・・

 ところで今回の組み合わせ、なぜ成立したかというと「クラウドファンディング」の存在があります。「あーアレね」と若干引いてしまったあなた、確かにわかるようでわからないクラウドファンディングですが、今回、西野さんが実にわかりやすく説明されています。あんなわかりやすくて、かつ本質をとらえた説明、ニュースでも新聞でも見たことがありません。某「雨会話」などでの西野さんのイメージが強い方は、そのイメージがガラリと変わると思います。そのパートは、番組スタート40分後くらいですから必見!

実は緒方さんもこのクラウドファンディングを活用してCDを制作したことから、タレントさんの中での先駆者である西野さんにとても関心があったということだったのです。

 しかし、某「小学生桜さんの物語」や某「生き返った探偵の物語」などなど数え切れないほどの有名作に出て、音楽活動でもキャリア十分の緒方さんが、なぜクラウドを?と思いますが、それは緒方さんのデビューからのお話を聞いていく中で、とてもよく理解できるようになります。そして、その生き方の「カッコ良さ」にシビれます。実績を挙げた方が、リスクを承知でチャレンジするって、言葉にするのは簡単ですが、実行するのは本当に大変だろうと思います。その時の気持ちを西野さんに尋ねられた緒方さん、(ファンの方は“あの声”でイメージしてください)「動かないと終わるでしょ。現状維持って後退だから」。

ああ、まるで某「闘う少年少女の物語」の名ゼリフのような生き方ではありませんか!

投稿者:スタッフ | 投稿時間:08:18 | 固定リンク


  
2018年02月26日 (月)

冷える日は本を読みませんか?

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ひな祭りの日、読書について考えてみませんか?・・・いえ別にひな祭りと読書が特に関係ある訳じゃないんですが、いい機会ということで!(無理あり)

ということで、今週の収録場所は東京南麻布、有栖川宮記念公園とナカナカにオシャレな所にある都立中央図書館。場所がオシャレなだけではなく、中もとても広々として明るく、「図書館ってこんな所だったっけ」と思ってしまうような所でした。

そこに颯爽と現れたのが、出演者のミムラさん。いろいろなドラマで活躍されていますが、その読書量は趣味の範疇を完全に超えていて、この日も対談相手の著作を7冊も読んで、収録にのぞむという凄さ。その対談相手が、出口治明さん。この方、60歳でベンチャー企業を立ち上げ、たちまち一部上場まで成長させ、現在は大学の学長をつとめながら、次々と本を出しているという、これまた凄い経歴をお持ちなのです。

最初にせっかくの図書館収録ということで、軽く一回りしながら、図書館利用術を語り合うという設定だったんですが、これが全然「軽く」ならない!

出口)クリミア戦争って近代戦の~ ミムラ)交通の便が左右したんですね

ミムラ)浮世絵に影響を受けたポールジャクレーが~ 出口)版画お好きなんですね

といった具合に、お二人の好きなジャンルの本を見つけるたびに話が止まらない・・・ので、上記の部分は割愛させていただきました!

「ひょっとして難しい話になってしまうかも」と恐れを感じた我々ですが、いざ座りトークが始まってみると、これがお二人ともとても話が明快なのです。出口さん曰く「読んでわからない内容の本は、書いている人もわかってないことが多い」とのこと。つまり本当の意味で「わかっている」ならば、誰にも理解できるわかりやすい文章が書けるそうなのです。「そういえば・・・」ですよね?ビジネスの話、お芝居の話、話は多岐に及びましたが、やっぱりお二人の本に対する温かい愛情がとても印象に残りました。

春は近いとはいえ、まだまだ冷える日も多いきょうこの頃。そんな時は温かいお茶でも飲みながら読書三昧というのもイイかも、と想像している内に睡魔が・・・。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:10:07 | 固定リンク


  
2018年02月13日 (火)

「妄想」を妄想してみる

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それは圧巻の光景でした。草間彌生さんの創作アトリエを訪ねた我々、そこには「あの」草間作品が所狭しと並べられ、その中心に草間さんご本人がいらっしゃったのです。去年国立新美術館で開かれた展覧会の看板、ポスターが駅などに設置されていたので、作品の圧倒的なパワーと、真実を見極めようとするまなざしが記憶に残っている方も多いと思います。

アトリエはまさに「別世界」のようでした。

今回の放送の前半は、その別世界でトークが収録されました。作品の強さが気になって、番組をご覧になる方が集中出来ないのでは・・・と心配しましたが、結果、作品と話の内容が見事にシンクロして、心配は杞憂に終わっています。

 そんなアトリエにやってきたのが松本幸四郎さん。まあカッコイイの何の。しなやかで深みがあると言いますか、こういう方を「ジェントルマン」と言うのだろうなと感じるたたずまい。対談では草間さんの自由奔放な話を、幸四郎さんが柔らかく受け止めて、巧みにリードするという、まるでトップレベルの社交ダンスのような模様が繰り広げられます。

 そんな幸四郎さん、「妄想が楽しい」とおっしゃっていました。ま、妄想といってもそういうことではなく、新しい歌舞伎を創造するために、イマジネーションを膨らませるという事なんですが、それを自ら「妄想」と表現するあたりに幸四郎さんのお人柄が出ています。

しかし、そんな「妄想」が次から次へと頭の中に浮かび、それを実現化するために努力するって、どういう気持ちなのでしょうか。案外、楽しいだけではなく、とても大変なような事である気がします。何事も起きずに今日も昨日と同じような一日を安らかに過ごす・・・のが普通だとすれば、毎日新しいアイディアが浮かんで、それを考えなきゃいけないって、少なくとも私にはとても耐えられません。実は草間彌生さんも「アイディアが尽きることがなくて、それを作品にするのに必死」とおっしゃっていました。「さすが才能のある方は違うなあ」と感心して、「妄想が尽きない自分を妄想する・・・」ということをやってみましたが、アタマがねじれそうに!

才能があるというのも、とても大変なようです。やはり、そんな才能に満ちた幸四郎さんや草間さんの作品をじっくり味わせていただくのが一番・・・っていうことですね。

投稿者:スタッフ | 投稿時間:09:46 | 固定リンク


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