番組ナビゲータ 伊藤 穰一 による解説 JOI's VIEW

Zak Ebrahim

ザック・イブラヒム

I am the son of a terrorist. Here's how I chose peace

私はテロリストの息子 こうして平和を選んだ

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Aziz Abu Sarah

アジーズ・アブ・サーラ

For more tolerance, we need more ... tourism?

観光で寛容さを身につけよう

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JOI

■■■ ザック・イブラヒム ■■■
無意識の「偏見」を自覚することの重要性

イブラヒムはプレゼンテーションの中で「bigotry(偏見)」という言葉を使います。偏見というものは、程度の差はあれ、みんな持っていると思います。偏見を、偏見とは意識しないまま、持っている人も多いと思います。

最近、欧米でバイアストレーニング(bias training)というものが流行しています。無意識の偏見(先入観、思い込み)を見つけ出して、それを修正するトレーニングです。

無意識の偏見とは、どういうものかというと、たとえばステレオタイプ(定型的なイメージ)はそのひとつです。アメリカ人は、「アジア人、とくに日本人は、勉強は得意だけど運転は下手」というイメージを持っていて、それをほめ言葉のように言う人がいます。われわれ日本人は不愉快な気持ちになりますが、言っている本人にはそれがわからない。

そういう言葉は、日常的にたくさん使われているし、自分たちも頭の中にもあると思います。

「無意識の偏見がもたらす不愉快」のない職場や環境をつくることは、国際的なコミュニケーションをするうえでも、とても重要です。

■■■ アジーズ・アブ・サーラ ■■■
理解し合うことを実現し、
世界を変えていくビジネス

日本は高齢化社会でいろいろと苦しんでいますが、中東地域は、若い人たちが多いんですね。そして、若者が多いわりには、若者の仕事がほとんどない。このことが、「偏見による暴力」をとても悪化させていると思います。

アジーズ・アブ・サーラは、自分の会社が提供するツアーで「多文化の人たちがお互いに理解し合うこと」を実現しています。そして、世界中でそういうツアーをやることで世界を変えていく、という夢を持っています。

彼は自分のことを「tourism entrepreneur」と呼んでいます。 アントレプレナー(entrepreneur)は、日本語で「起業家」を意味します。彼のような起業家精神と夢には、この地域の人たちを、新しい希望や夢へつなげていく効果があると思います。

この地域にインターネットとITが普及することで、そしてアントレプレナーシップがこの地域で活性化することで、暴力の負のサイクルもだんだん止まっていくのではないか。そういう希望を、われわれは持っています。


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