【監督】
イェンス・アスール
1970年スウェーデン、エステルスンド出身。1980年代からスウェーデンの日刊紙で写真家として活躍。その後フリーランスとなり、スカンジナビア内外の大手広告代理店、新聞社、雑誌社の仕事をする。併行して、スウェーデンのウメオ大学やストックホルム現代美術館などと大規模な写真プロジェクトを展開。
2005年に脚本・監督をつとめた短編映画Den sista hunden I Rwanda (The Last Dog in Rwanda)を発表。クレルモン=フェラン短編映画祭グランプリを始め、多くの賞を受けた。2010年の短編Killing the Chickens to Scare the Monkeyはカンヌ映画祭監督週間でプレミア上映された。ルワンダ、ソマリア、旧ユーゴスラビアなど、世界各地の紛争地域での体験をもとに創作した受賞脚本「クロース・ファー・アウェイ」が、イェンス・アスールの長編第一作となる。