【監督】
シャリーン・デイビス
1976年ネブラスカ州オマハで、パレスチナ人医師の父とヨルダン人の母のもとに生まれ、オハイオ州とヨルダンで育つ。コロンビア大学映画学校を卒業後、短編作品MAKE A WISHが評価され、ドバイ、ロッテルダム、カイロ、シカゴなど多くの映画祭で受賞。その後テレビドラマ「Lの世界」で共同プロデュースと脚本を3シーズンつとめた。(日本ではFOXlifeで放送)
前作AMREEKAはシャリーンの長編監督デビュー作品。息子の教育のためにパレスチナ西岸からアメリカへやってきたシングルマザーの奮闘を温かく描いた。2009年のサンダンス映画祭で上映され、ナショナルジオグラフィック社が配給権を獲得。その後劇場公開された。2009年のカンヌ映画祭監督週間で上映され、国際批評家連盟賞(FIPRESCI)を受けた。
「夏のメイ」は、2013年のサンダンス映画祭でワールドプレミア上映。USコンペティション部門のオープニング作品に選ばれた。