第8回 NHK アジア・フィルム・フェスティバル

監督紹介

モスタファ・R・キャリミ Mostafa R. Karimi

1961年、イランのタブリーズ生まれ。1974年よりアマチュア短編ドキュメンタリーの制作を始める。1979年、オーストリアに移り建築を学ぶ。1982?1991年はプロフェッショナルの監督として、様々な文化団体、テレビジョン・ネットワークのために仕事をしており、オーストリア、ドイツ、イタリア、オランダ、スロバキアで映画制作を行った。
1991年、イランのファラビ・シネマ・ファウンデーションの招聘により、ファジル国際映画祭に参加するためイランに戻る。1年後デガ・フィルム社を設立。これまでにイラン・イスラム共和国テレビ(IRIB)、Hozeh Honari (アートセンター)、民間の文化センターなどから依頼を受けて映画を制作している。
「予感」は劇映画デビュー作品となる。

モスタファ・R・キャリミ 監督

フィルモグラフィ

  • he Stranger (1982), 短編
  • The Vienna Market (1982)
  • Ausgesetzt (1984) オーストリアの作家Ide Christain Hinzteのドキュメンタリー。オーストリア文化省から特別感謝を受けた。
  • Une Saison en Enfer (1985), フランスの作家アルチュール・ランボオ(1854-1891)の生涯を描くドキュメンタリー。
  • Mach's Gut Hank (1985) 作家 Bruno Seiser についての短編。
  • Harlekin (1986) ベネチアについてのドキュメンタリー。オーストリア・チャンネル1放送。
  • Hello Austria, Hello Vienna (1986) ナレーションとセリフを一切使わないドキュメンタリー。ベネチア市から感謝状を受けた。
  • Peter hat Angst (1986) オーストリア教育省から依頼を受けて、オーストリアの高校用に制作した、AIDSについてのドキュメンタリー。
  • Ein Film (1987) SPC社の依頼で制作したドキュメンタリー。大企業におけるコンピュータの重要性を、ナレーションとセリフを使わずに描いた作品。
  • IKON (1987) 日本の神話的ダンス、Ikon を紹介したドキュメンタリー。
  • Green Ashes (1993) エグゼクティブ・プロデューサーとして参加。
  • A Freeway in the Soil (1995) テヘラン・メトロ(地下鉄)のドキュメンタリー。
  • Homa, from Myth to Reality (1996) イラン航空について。
  • The Sky of Iran (1998)  Farhad Varahram との共同監督。アサマン航空について。
  • Yado Yadegar (2001)  Farhad Varahram と共同監督したドキュメンタリー映画。イランの過去と現在を綴った作品。
  • A Bridge as Long as a Land (2001)  Fakhreddin Seyyedi との共同監督。イランの鉄道についてのドキュメンタリー。イラン鉄道会社の依頼によって制作した。
  • History of Iranian Customs System (2001) 3000年の昔から現在に至る、イランの税関システムを追ったドキュメンタリー。

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