2020年04月07日(火) 【体力テスト】記録アップのヒミツ(後編)
体力テストの記録がのびちゃうヒミツ
テストは残り4つ!!
後半はこの4つのテストの記録アップに挑戦!
⑤ソフトボール投げ
⑥長座体前屈(ちょうざたいぜんくつ)
⑦立ちはばとび
⑧20mシャトルラン
「50m走」「反復横とび」「上体おこし」「握力」は前回紹介!
こちらのページを見てね。
https://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/426077.html
※文部科学省が定める「新体力テスト実施要項」(6-11歳対象)に基づいて実施
⑤ソフトボール投げ
<やり方>
地面にかかれた円の中からボールを投げて、その記録を測る。
<記録アップのポイント>
ななめ45度ぐらいの方向を目指して投げる
ボールを水平に投げた場合・・・、高さがないため、すぐに地面に落ちてしまいます。
そこで中間の45度ぐらいを目指して投げると、前に進む力と地面に落ちるまでの時間が最もバランスよくとれて、遠くに飛ぶってワケなんです!
ななめ45度を目指して投げただけで、なんと距離が2倍ものびちゃったすイガールも!
さらに、昔ドッジボールを投げるワザで紹介した「ライオンのポーズ」「ボルトのポーズ」もとても効果的なのでためしてみてね!
ドッジボールのスゴワザはこちらのブログ
https://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/279179.html
長座体前屈(ちょうざたいぜんくつ)
<やり方>
あしをのばして座り、かべに背中・おしりをつけた状態で体を前にたおす。
<記録アップのポイント>
へそを前に出すようにして体をたおす
長座体前屈の記録をのばすポイントになるのが「骨盤(こつばん)」。下図で赤い色がついている骨です。
記録がのびない人は手だけをのばそうとしがち。そうすると「骨盤」は立ったままで、背中だけがまがってしまいます。
でも、おへそを前に出すように体をたおすと、「骨盤」が前にかたむきます。すると股関節(こかんせつ)から体がまがり、カンタンに記録がのびちゃうってワケなんです。
体がかたいだいすけさんも挑戦!
おへそを前に出してやってみると・・・
立ちはばとび
<記録アップのポイント>
①腕を大きく振って一番下に手がきたときにジャンプ
②着地のときにひざをまげる
着地でひざを曲げると・・・
ひざがのびたまま着地するよりも足が前に出ます。すると地面に足がつくまでの時間ものびるので、遠くにとべるというワケなんです!
走りはばとびの記録ののばし方も以前すイエんサーで紹介したよ。
くわしくはこちらのブログで!
https://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/koremade/412288.html
20mシャトルラン
<やり方>
「ドレミファソラシド」の音に合わせて20mを折り返す回数を計測。音はだんだん早くなる。あきらめたり、音についていけずに線を2回連続でこえられなかったら終了。
※平成10年度から実施が始まった持久力をみるテスト
ターンをするとき、“すばやく鋭角にターン”しがちだけど、これをくりかえすと足の筋肉に負担がかかってしまいます。
中には、早めに走って、“着いた先で足を止めて休む作戦”をとる人もいますが、実はこれもダメ。走るペースを急に変えると、肺や心臓に負担がかかり、やっぱり疲れやすくなるんです。
小さくUターンすれば同じようなペースでまがれるので、体への負担が減って疲れにくくなるんです。
やってみてね~!