すイエんサー

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今回は、日本科学未来館で開催されたNHKサイエンススタジアム2018の公開収録の模様をお伝えしました。

セカンドラウンド「アイストレジャーハント」

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アイテムを選んで氷をとかし、中のメダルを取り出す「アイストレジャーハント」。アイテムとして、水、炭酸水、塩、砂糖、銅板、プラスチック板、磁石を用意しましたが、制作チームが予備実験で最有力だと考えていたアイテムは、銅板でした。
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銅は熱伝導率が高い金属なので、銅板に手の熱を伝えながら、氷の中心に銅板を立てれば、氷を輪切りにするようにして、効率的にとかすことができるはずだったのです。
でもその方法は選択されませんでしたね。

勝利しただいすけチームが使ったのは、水。常温の水が持っている熱を氷に伝えて、とかしたことになります。勝利のポイントは、高いところから水をかけることでした。

液体から固体に熱が伝わるとき、液体の流れが速ければ速いほどよく伝わる、という性質があります。
だいすけさんは「でぇ~」作戦で、高い位置から水をかけていました。

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高い位置から水を落とすと、落ちた時の勢いが強くなり、水の流れは速くなります。
つまり、水の流れが速かったので、氷によく熱が伝わって、氷が早くとけることにつながったのです。

また、「ソフトクリームを20分でつくる方法」で紹介した通り、塩は氷の温度を下げます。だから塩は逆効果だと考えた人も多いかもしれませんが、実は塩は、氷をとかす方向に働きます。

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実際、塩は冬に道路の雪をとかすために、融雪剤としてまかれることもあるのです。
通常は水は0℃で凍りますが、塩水では、氷る温度(氷点)が0℃より下がります。水に塩を最大限とかすと、-20℃を下回るんです。
塩を入れても熱が奪われるわけではありません。とても冷たい塩水ができる分、氷はとけやすくなっているのです。

なんで?のカガク カガクで遊ぼう これまでのワザ すイエんサースタッフの言葉

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