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Lecture

第3回 映像のリアルって何だ?

Eテレ 2016年6月12日(日) 午前0時
 
番組内容

90年代、映像は何を映し出してきたのか?宮沢が重要な作品として選んだのは、北野武監督の「ソナチネ」だった。その映像をもとに、人間の「立ち姿」の考察をしながら、彼は何を表現したのか、を探る。「TVゲームのような戦争」とも言われた湾岸戦争の映像や、オウム真理教に関する事件のニュース映像は、私たちの感覚の何かを変えたのでは?さらに、バーチャル格闘ゲームの登場、電子ペットブーム、「自撮り」カルチャーのはじまりなどを追いながら、私たちにとっての「リアル」が変容していった時代の変わり目をみつめる。

参考文献
  • ・「こんな時代に誰がした! 場外乱闘 2」
      ビートたけし
  • ・「湾岸戦争は起こらなかった」
      ジャン・ボードーリヤール
  • ・「『歴史の終わり』を超えて」
      浅田彰
  • ・「girls blue」
      HIROMIX
  • ・「公僕―The Japanese Civil Servant」
      三島正
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