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Lecture

第3回『深夜テレビの伝説』

Eテレ 2015年10月16日(金) 午後11時
 

かつて、深夜テレビは最先端の実験場であり、解放区だった!?
60年代、草分けとして一大革命を起こした、ニュースワイドショー「11PM」、80年代に様々な分野の新たな才能を発掘した「冗談画報」、「カノッサの屈辱」などフジテレビ深夜帯での実験、さらに今や伝説となった番組の数々を取り上げながら、各局がこの時間帯で繰り広げた表現競争を見ていく。今見ても、新鮮な企画目白押し、制作者や出演者の貴重な証言も紹介。
「深夜」が本当に深夜だった頃、それら過激で「何でもあり」の番組は、まるで生き物のように、時代と密接に呼吸しながら、ある文化潮流を生み出していた。その自由な精神は、何をもたらしたのか?

※NHKサイトを離れます。
◎講義資料
・サブカルチャー年表

第3回 講師/泉 麻人 いずみ あさと

1956年、東京生まれ。
慶応大学卒業後、東京ニュース通信社にて「週刊TVガイド」の編集などに携わる。
84年に独立、「週刊文春」他の雑誌や新聞に流行、風俗現象、東京などをテーマにしたコラムを執筆。
深夜番組「冗談画報」をはじめ、テレビ番組にも出演した。
主な著書に「東京23区物語」「ナウのしくみ」「B級ニュース図鑑」。
近刊に「大東京23区散歩」「80年代しりとりコラム」などがある。

◎参考文献
  • ・「さよなら、大衆―感性時代をどう読むか」
      藤岡和賀夫 著
  • ・「『分衆』の誕生 ニューピープルをつかむ
      市場戦略とは」 博報堂生活総合研究所 編
  • ・「楽しくなければテレビじゃない―
      80年代フジテレビの冒険」 フジテレビ出版
  • ・「昭和・平成 お色気番組グラフィティ」
      佐野亨 編
  • ・「80年代テレビバラエティ黄金伝説」
      洋泉社
  • ・「ワイドショー11PM 深夜の浮世史」
      日本テレビ放送網株式会社
  • ・「モーレツ!アナーキーテレビ伝説」
      洋泉社
  • ・「TV Bros」(平成元年・48号)
      東京ニュース通信社
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