インテグラル立体テレビの研究 |
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将来の立体テレビ放送の実現に向けて、自然で臨場感豊かな立体像表示ができる映像技術の研究を進めています。超高精細な最先端の映像技術や特殊な光学素子を用いて、立体撮影や立体表示技術の開発を行い、自然な立体像が鑑賞できる究極の立体テレビの実現を目指しています。 |
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特殊な眼鏡が不要で、自然な立体像が得られる“空間像再生型立体テレビ”の研究を進めています。その一つとして、多くの微小レンズを並べた特殊なレンズ板を通して、撮影・表示を行うインテグラル立体テレビの研究に取り組んでいます。実物と同様に、見る位置を上下左右に変えても立体像を観察できることが特長です。現在、超高精細な映像システムを用いた試作機を開発し、立体像の観察範囲の拡大や解像度の向上などの画質改善を進めています。一方、ホログラフィも理想的な立体映像方式として期待できますが、これまで実写映像を表示することが困難でした。この課題に対し、インテグラル方式による撮影映像からホログラムを生成する技術を開発し、将来の立体テレビへの応用の可能性を向上させています。
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インテグラル立体テレビ |
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ハイビジョン映像の実質16倍の解像度を持つスーパーハイビジョン(SHV)映像システムを用いたインテグラル立体テレビを開発しています。撮影時には、独自に開発した屈折率分布レンズ板を通して被写体をSHVカメラで撮影します。その撮影映像をSHVプロジェクタによりスクリーン上へ投影し、凸レンズを多数配置した高精度レンズ板を介して、立体像を観察します(図1)。今回のSHVシステムの導入により、立体像の観察領域も従来の2倍に拡大できました。また、立体像の再生奥行き位置を、任意に制御できる画像処理技術も開発しました。再生像を上下左右から観察すると、見る位置に応じて像が異なり、自然な立体像が観察できます。この研究は、独立行政法人情報通信研究機構の委託研究「多並列・像再生型立体テレビシステムの研究開発(平成18年度〜平成22年度)」の一部で行っています。
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 図1 インテグラル立体テレビシステム(クリックすると大きく表示されます。) |

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