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研究内容紹介

4.2 コンテンツ制作支援技術の研究

 放送局における番組制作を支援するため、ソーシャルメディアから番組制作に役立つ情報を取得する技術や、過去のニュース原稿をもとに原稿案を作成する技術の研究を進めている。


ソーシャルメディア分析

 Twitterへの投稿(ツイート)からニュース制作に役立つ情報を取得し、火事・火災、交通事故などの24種類のカテゴリーに分類する、ニューラルネットワークを用いた抽出手法を考案した(1)。さらに報道現場と協力して、提案手法を用いたソーシャルメディア分析システム(図4-2)を開発し、試験運用を開始した(2)
 ソーシャルメディア分析システムが取得する情報を整理するために、映画やゲームなどの仮想世界で起こった事件・事故を特定する手法(3)、既に他の報道機関が言及している投稿を判別する手法(4)を提案し、その効果を確認した。



図4-2 ソーシャルメディア分析システム

原稿作成支援

 放送局に蓄えられた大量のニュース原稿とセンサー情報を利用して、豪雨や台風の際に、河川状況を伝えるニュースの第一報となる原稿案を作成する支援システム(図4-3)を開発した(5)。降雨時期に報道現場でこのシステムの試験運用を実施した。



図4-3 原稿作成支援システム

 

〔参考文献〕
(1) 宮﨑,鳥海,武井,山田,後藤:“ニュースに役立つtweetの自動抽出・分類手法,” 情報処理学会研究報告,Vol. 2017-IFAT-127, No. 1(2017)
(2) J. Goto, T. Miyazaki, Y. Takei and K. Makino:“Automatic Tweet Detection based on Data Specified through News Production,” Proc. of IUI2018 Companion, No.1(2018)
(3) Y. Takei, T. Miyazaki, I. Yamada and J. Goto:“Tweet Extraction for News Production Considering Unreality,” Proc. of PACLIC 31(2017)
(4) 牧野,武井,宮﨑,後藤:“ニューラルネットワークを用いた既出Tweet分類,” 言処学大,pp.1143-1146(2018)
(5) 後藤,牧野,武井,宮﨑,住吉:“ニュース制作のための原稿作成支援システム,” 映メ冬大,13B-7(2017)