No.157 2016年5月発行

有線伝送技術 特集号

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巻頭言

  • 世界市場を視野に入れたコンテンツサービス研究への期待
    東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授 浅見 徹
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解説

  • 有線伝送技術の研究開発動向
    遠藤 洋介 橋本 明記 山本 正男 倉掛 卓也
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    概要
    本稿では,有線による映像・音声信号の伝送技術について,当所で進めている研究開発の状況を紹介する。有線伝送技術のこれまでの研究開発の取り組みを振り返るとともに,インターネット配信やケーブルテレビといった家庭への映像伝送技術,および放送番組制作を支える映像素材伝送技術の研究開発動向について解説する。

報告

  • 放送通信連携サービスのための同時受信型プッシュ配信制御方式の提案
    田中 壮 西村 敏 山本 正男
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    概要
    放送通信連携サービスの高度化や多様化に向けて,放送番組と通信経由の番組関連データとを高精度に同期提示するための,インターネットを利用した通信コンテンツの配信技術の研究を進めている。一般的に,通信経由のデータは,放送経由の番組と比較して,視聴端末ごとに到着時刻のばらつきが大きい。このため,通信経由のデータと番組とを同期提示するためには,テレビ受信機のバッファーを利用することが不可欠であるが,バッファー容量が不十分な場合にはオーバーフローを生じるという課題があった。そこで本稿では,回線状況に応じて視聴者ごとの配信タイミングを調節することにより通信経由のデータの到着時刻を制御し,放送経由の番組と同時刻に到着させることを目指した同時受信型プッシュ配信制御方 式を提案し,その性能をシミュレーションにより評価した。さらに,複数のサーバーを用いる大規模配信において,本方式の有効性を高める配信サーバー選択手法についても検討を行った。
  • 8Kケーブルテレビ配信の実現に向けた複数搬送波伝送方式
    袴田 佳孝 倉掛 卓也 中村 直義
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    概要
    8Kスーパーハイビジョン放送のケーブルテレビ配信の実現に向けて,ケーブルテレビ伝送技術の研究開発を進めている。我々は,大容量の8K放送をケーブルテレビで配信するために,8K信号を分割して複数の搬送波で伝送する複数搬送波伝送方式を開発した。この方式を標準化機関に提案し,国内標準規格および国際勧告が発行された。本稿では,複数搬送波伝送方式の概要,および本方式を適用した8K伝送実験について述べる。
  • 8Kスーパーハイビジョン信号の100ギガビットイーサネット伝送装置の開発
    川本 潤一郎 中戸川 剛 倉掛卓也
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    概要
    放送局内において8Kスーパーハイビジョンの映像信号を共有するために,イーサネット技術を用いた伝送システムの開発を行っている。本稿では,映像信号を,狭いイーサネット伝送帯域で効率的に,低遅延かつ安定して伝送できる非圧縮8K信号の100ギガビットイーサネット伝送装置の構成と,受信側で再生映像クロックを制御する方法について述べる。試作装置による伝送実験の結果,伝送遅延時間が459μsで,再生映像クロックは周波数偏差が±1ppm以下かつジッター規格値を満足することを確認した。

研究所の動き

  • CGによるインテグラル立体映像の生成技術 PDF

  • 変換ブロックサイズの拡張による 符号化効率改善の検討 PDF

発明と考案

  • 2016年1月~2016年2月 PDF

論文紹介

  • 論文紹介 PDF

  • 学会発表論文一覧 PDF

  • 研究会・年次大会等発表一覧 PDF