No.592010/02


PBI京都 参加者が技研を訪問

 平成21年12月7日と8日の2日間、世界の公共放送の経営陣が、直面する課題を話し合うPBI(世界公共放送会議)が京都で開催され、世界的な経済不況下におけるこれからの公共放送のあり方について、メディアの多様性、放送通信連携サービスのありよう、デジタル化時代の技術の役割などをテーマに議論が行われました。
 これに先立ち、12月6日にPBI京都の参加者が技研を訪れ、スーパーハイビジョンやインテグラル立体テレビなどの次世代の放送技術や、南米五カ国で採用が決まった日本の地上デジタル放送技術など、技研の最新の成果を視察しました。特に、ハイビジョンの16倍の画素数を持つスーパーハイビジョンには、高臨場感を実現する次世代放送サービスとして、多くの関心が集まりました。
 PBI京都の“技術革新と公共放送”をテーマにしたセッションでは、日欧米の公共放送の技術経営者が、放送技術発展の歴史と今後の展望について議論を行いました。NHKから発表者として参加した永井技師長は、公共放送の役割として、世界の放送の発展のために将来を見据えた研究開発を続けることの重要性を訴え、欧米の参加者からも、よりグローバルな視点で連携を持ちながら放送技術の研究開発を続けることが、公共放送としての大きな役割であるとの意見で一致しました。会場から、スーパーハイビジョンや放送通信連携サービスなど、分野を広げた新しい放送技術の研究開発におけるNHKの先導的な役割へ、大きな期待が寄せられました。

技研視察の様子 “技術革新と公共放送”についてのセッションで
発表するNHKの永井技師長(左から2人目)

平成22年度 NHK放送技術研究所の一般公開について 
〜技研 開所 80周年〜
平成22年 5月27日(木)、28日(金)、29日(土)、30日(日)の4日間、放送技術研究所の一般公開を行います。
放送技術研究所は開所80周年を迎えます。現在、80年の節目にふさわしいテーマや展示項目について検討中ですが、進化したスーパーハイビジョンや、放送・通信連携サービス技術など、放送技術研究所の最新の成果を紹介する予定です。




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技研だより NHK放送技術研究所