| 現在の性能(輝度100cd/m2の条件) |
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発光波長
ピーク(nm) |
発光効率(%) |
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| 赤色(R) |
620 |
4.6 |
| 緑色(G) |
523 |
5.9 |
| 青色(B) |
476 |
2.7 |
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技研では、燐光性高分子材料を用いた新しい有機EL素子を開発し、高効率な3原色(RGB)発光に成功しました**。特にR(赤)とG(緑)については、世界最高の発光効率を実現しました。
折り曲げたり、丸めたりできるフレキシブルなディスプレイの実現をめざして高分子の有機ELの研究を進めています。高分子の有機EL材料は、広く開発が進められている低分子の有機EL材料に比べて柔軟性が高い反面、発光の効率が低く寿命が短いという問題点があります。今回開発した新しいEL素子は、従来の発光の仕組み(蛍光)ではなく特殊な高分子構造を用いた新しい仕組みによる高効率な発光(燐光)が起こるように工夫しました。蛍光では最大発光効率が5%であることに比べ、燐光ではその4倍、すなわち20%の最大発光効率が原理的には可能となります。
低分子の有機EL素子は真空蒸着で作成しますが、この発光素子は、印刷法やインクジェット法などの簡便な素子作成法が適用できるため、大画面かつ高精細なディスプレイが低コストで実現できます。また、添加物も含めてすべて高分子材料であるため、フレキシブルなディスプレイに好適です。
今後はいっそう鮮やかな青色発光のための改善を行うとともに、RGBそれぞれ20%の発光効率をめざしてさらなる効率改善を進めます。また、ディスプレイ技術を適用してフレキシブルな基板へのフルカラーパネルの試作を合わせて行う予定です。 |