究極のテレビへ、カウントダウン!技研公開2015 Science & Technology Research Laboratories 入場無料5/28(木)~5/31(日)午前10時~午後5時 会場 NHK放送技術研究所 〒157-8510 東京都世田谷区砧1-10-1

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展示項目

8K スーパーハイビジョン

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8Kの番組素材伝送

8K生中継の実現を目指して

展示概要

8Kスーパーハイビジョン(以下、8K)の生中継に必要な、番組素材の大容量伝送技術の研究を進めています。ここでは、ミリ波帯の電波を使った2方式のFPU※1と有線によるギガビット級の番組素材伝送技術を紹介します。

特徴

●8K非圧縮信号伝送用ミリ波帯FPU

120GHz帯の電波を使って、非圧縮8K信号を低遅延で伝送できるFPUです。水平偏波と垂直偏波の両偏波を使った大容量伝送が可能です。晴天時は1km程度、降雨時でも 250mの伝送が可能です。

●8K圧縮信号長距離伝送用ミリ波帯FPU

8K信号の長距離無線伝送を目指して、圧縮した8K信号を伝送可能なFPUを試作しました。42GHz帯の電波を使用し、周波数帯域幅が109MHzまたは54MHzのOFDM方式により、晴天時40km程度、降雨時5kmの伝送距離の実現を目指して開発しています。

●8K非圧縮信号の100 ギガビットイーサネットによる光ファイバー伝送

放送局内・局間において、イーサネット網を介した番組素材伝送を実現するために、8K非圧縮信号を100ギガビットイーサネット信号に多重して送受信する装置を開発しました。伝送時に発生するデータ誤りを受信側で復元する技術を用いることで、大容量の8K非圧縮信号をイーサネット網で安定して伝送できます。

今後の予定

実用化を目指して各種の実験検証を進めていきます。

※1 FPU: Field Pick-up Unit、番組素材伝送用の可搬型無線伝送装置。屋外の中継番組や取材映像の伝送などに使われます。
※2 このシステムはARIB STD-B65規格として標準化されています。
※3 8K光インターフェース信号:8K映像・音声信号をケーブル1本で伝送するARIB STD-B58規格に準拠した信号

8Kの番組素材伝送の概要
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